歴代TICA Asia Directorによる名誉毀損/ハラスメント訴訟:最高裁上告の理由⑯
◆高順位となる見込みが低い猫が多数出陳された事実ない③
私が考えるまともでまっとうな司法であるなら(あるいは私が裁判官であったなら)、しっかり審理しましたし、審理もせず杜撰でいい加減な判示をすることもなかったでしょう。
【「高順位となる見込みが低い」のはどの猫のことか?】
一番重要なのは、TICAのAllbreed Judgeで、TICA Asia Region(現TICA Asia East Region) Directorを通算3期9年間務めたO氏が、一体どの猫を指して「高順位となる見込みが低い猫」と言っているのか?という点です。
次に重要なのは「高順位」とは具体的に何位を指し、どうして「高順位となる見込みが低い猫」と言えるのか?という点です。
そして3つ目に重要となるのが、本当に「多数出陳され」たと言えるのか、何頭を想定して「多数」と言ったのという問題です。
【一括りに「高順位となる見込みが低い」と決め付ける愚】
TICA Asia East Regionメンバーであれば余りに分かりきったことですが、Standardsはあるものの、その解釈などによってJudgeの評価は微妙に異なり、あるJudgeのリングでファイナルにも残らなかった猫が、別のJudgeのリングではベストをとることもあるわけです。
同じようにファイナルインしても、あるリングでは10位だった猫が別のリングではベストという光景も珍しいことではありません。
十把一絡げに「高順位となる見込みが低い猫」などという主張がどれだけ〝眉唾〟でいい加減なものであるか--。
そのことはショーの世界やルールに疎い裁判官に分かるはずがなく、容易に〝欺ける〟と思ったのかもしれません。
【「高順位となる見込みが低い」と決め付ける恐ろしさ】
TICAのJudge全員がこのような認識の持ち主ではないのですが、TICAのAllbreed Judgeで、TICA Asia Region(現TICA Asia East Region) Directorを通算3期9年間務めたO氏が主張したということになれば、「TICAのショーとはそういうものなのね…」と思う一般人が出てきても仕方ないでしょう。
しかし、「高順位となる見込みが低い」なんて、そもそも猫に対して失礼ですし、そうした猫の出陳者に対しても非礼/無礼であり、TICAのBoard Member経験者として許されざる〝暴言〟と言えます。
実際にショーに参加する醍醐味があるとするなら、そのひとつに「高順位となる見込みが低い」とか「高い」とか予め決め付けられも予想もできないところにあると思うのですが、O氏だけは違うようです。
(続く)
====================================
【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で21日、新たに2日連続で過去最多を更新する18万6246人の感染が確認されました。前週比90.5%増え、35都府県で過去最多となりました。
◆東京都で21日、新たに過去最多となる3万1878人の感染が確認されました。前週比91.3%増えています。これまでの最多は2月2日の2万1562人でした。自宅療養者も初めて10万人を超え、過去最多の10万1548人に上っています。
◆埼玉県で21日、新たに過去最多となる1万0823人の感染が確認されました。前週比88.2%増えています。
◆神奈川県で21日、新たに過去3番目に多い9230人の感染が確認されました。前週比50.0%増えています。
◆千葉県で21日、新たに過去最多となる7555人の感染が確認されました。前週比84.4%増えています。
◆大阪府で21日、新たに過去最多を更新する2万2047人の感染が確認されました。前週比2.21倍に増えています。2万人を超えるのは2日連続です。
◆愛知県で21日、新たに過去2番目に多い1万3326人の感染が確認されました。前週比2.17倍に増えています。
◆福岡県で21日、新たに過去最多となる1万0752人(うち福岡市5122人、北九州市1480人)の感染が確認されました。前週比88.0%増えています。1万人を超えるのは初めてです。
◆北海道で21日、新たに3965人(うち札幌市1594人)の感染が確認されました。前週比2.31倍に増えています。3000人を超えるのは5月18日以来です。
« 歴代TICA Asia Directorによる名誉毀損/ハラスメント訴訟:最高裁上告の理由⑮ | トップページ | 新型コロナ「第7波」、文字通りの「感染爆発」 »
« 歴代TICA Asia Directorによる名誉毀損/ハラスメント訴訟:最高裁上告の理由⑮ | トップページ | 新型コロナ「第7波」、文字通りの「感染爆発」 »
コメント