歴代Asia Director O氏による「附帯控訴」を検証する㊲
◆4◆謝罪したにもかかわらず「『出陳拒否』は正当」と言い張る?④
附帯控訴人でTICAアジアディレクターを通算3期9年間務めたO氏側は附帯控訴状で、「仮に附帯控訴人が附帯被控訴人又は訴外△△(アクトクラブ員)の猫の出陳を「不当」に拒絶したとの事実が真実であるとしても、附帯控訴人による出陳拒絶は不法行為が成立すると判断した判決は存在しないだけでなく、違法性がないと判断した判決も数多く存在しているものである以上、そのような出陳拒否は到底組織的ないじめにはなりえない」と主張しました。
【「組織的ないじめになりえない」とどうして言い切れるか】
O氏は「出陳拒否」が「到底組織的ないじめにはなりえない」と主張し、その理由らしき事情として①「附帯控訴人による出陳拒絶は不法行為が成立すると判断した判決は存在しない」、②「違法性がないと判断した判決も数多く存在している」--を挙げました。
これは、「「不当」に拒絶したとの事実が真実であるとしても…」という前提に立ってのことですが、不当な「出陳拒否」がクラブとして、そしてショーコミッティーとして組織的に行われたことは論をまちません。
オーナーであるO氏だけでなく、当時のクラブ代表も3回に及ぶ「出陳拒否」について「深謝する」と謝罪し、解決金を支払ったことが「組織的」であったことの証左と言えるでしょう。
【組織的でない場合のケースを考えてみると・・・】
では、「組織的」でないと言える場合を考えてみましょう。
それは、オーナーもクラブ代表も反対したにもかかわらず、エントリークラークが勝手に(あるいは独断で)「出陳拒否」してしまったケース
エントリークラークもクラブ代表も反対したにもかかわらず、オーナーが勝手に(あるいは独断で)「出陳拒否」してしまったケース
オーナーもエントリークラークも反対したにもかかわらず、クラブ代表は勝手に(あるいは独断で)「出陳拒否」してしまったケース
上記いずれかのケースだったなら「組織的」とまでは言えないかもしれません。
【重要な役割と権限担う3者が〝三位一体〟で拒否】
しかし、O氏がオーナーのクラブにおいては、ショー開催で重要な役割と権限を持つ、オーナー/クラブ代表/エントリークラークの3者が〝三位一体〟となって「出陳拒否」したわけです。
さらにクラブ内における組織の指示・命令系統に沿って行われたものであるなら、それも「組織的」と言える証拠のひとつとなるでしょう。
誰がどう見ても「組織的」であり、「組織的」でないと主張するには正当な理由と合理的根拠に欠けると言わざるを得ません。
(続く)
※「TICA Spring Board Meeting Agenda」は休みました。
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