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2022年5月

2022年5月31日 (火)

6月1日からマイクロチップ義務化④「登録証明書」のやり取りはオンラインで

6月1日からブリーダーは「マイクロチップ」を「装着」「登録」した上で猫を譲渡することになりますが、その際、マイクロチップ「登録証明書」はプリントアウトして紙で渡さなければならないでしょうか? それとも電子データとしてオンライン上でやりとりしても構わないでしょうか?

【マイクロチップ「登録証明書」の渡し方に規定はない】

現在の明文化された手続き規定には、渡し方に関する定めは書いてありません。

つまり、猫を譲渡する際に「登録証明書」はプリントアウトして紙で渡してもいいですし、電子データとしてオンライン上でやりとりしても構わないということになります。

そのことは環境省のHP「犬と猫のマイクロチップ情報登録に関するQ&A」にも次のように記載されていることからも分かります。
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【後から「登録証明書をもらっていない」と言われたら?】

ただ、ブリーダーとしては譲渡後、しばらくたってから「マイクロチップ『登録証明書』をもらっていない」とオーナーから言われた場合、どうするか?という問題が出かねないことに留意しておく必要があります。

勘違いや行き違い、受け取ったことをてっきり忘れてしまった場合など、悪意や害意が全くないケースであったとしても、全くあり得ないとは言い切れないわけです。

そうした場合、マイクロチップ「登録証明書」はプリントアウトして紙で渡してしまうと、マイクロチップ「登録証明書」を渡した証拠がない!といったことになりかねず、慌てることにもなりかねません。

【証拠として残しておくためにも電子データでやり取りを】

電子データとしてオンライン上でやりとりしても構わないわけですから、後々のトラブル回避という側面からはオーナーさんとメールでやり取りしておく方が得策と言えます。

なお、たとえ親切心からであっても、報酬を受け取って代わりに登録申請(改正動物愛護管理法第39条の5)や変更登録申請(同第39条の6)を行うと行政書士法違反に問われることになりかねませんので注意してください。

この点についても環境省のHP「犬と猫のマイクロチップ情報登録に関するQ&A」から該当部分を抜粋しておきます。
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※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で30日、新たに1万2207人の感染が確認されました。前週比34.0%減りました。

東京都で30日、新たに1344人の感染が確認されました。前週比33.6%減りました。

埼玉県で30日、新たに700人の感染が確認されました。前週比14.6%減りました。

神奈川県で30日、新たに903人の感染が確認されました。前週比34.5%減りました。

千葉県で30日新たに423人の感染が確認されました。前週比30.0%減りました。

大阪府で30日、新たに548人の感染が確認されました。前週比38.0%減りました。

愛知県で30日、新たに535人の感染が確認されました。前週比24.0%減りました。

福岡県で30日、新たに799人(うち福岡市人、北九州市人)の感染が確認されました。前週比44.5%減りました。

北海道で30日、新たに894(うち札幌市462人)の感染が確認されました。前週比39.1%減りました。1000人を下回るのは約2カ月ぶりです。

2022年5月30日 (月)

6月1日からマイクロチップ義務化③価格転嫁における「説明責任」の重要性

6月1日から第一種動物取扱業者(※このブログでは主に第一種動物取扱業者を対象に書いています)に対する「マイクロチップ」の「装着」と「登録」が義務化されますが、ブリーダーにとって注意したいのはマイクロチップの「装着」「登録」にかかわる費用負担に関してです。

【ブリーダーは譲渡価格に転嫁する?しない?】

「マイクロチップ」の「装着」と「登録」の費用を誰が負担するかについて、法令はもとより、要項や基準、通達・通知も含めて明記していません。

この件について山口壯環境大臣は24日、「費用が販売価格に転嫁された場合は一般の購入者が負担することもあり得る」と述べており、価格転嫁するブリーダーと価格転嫁をしないブリーダーに分かれ、譲渡の際に混乱が生じる懸念もあります。

TICA Asia East RegionのTICAメンバーのブリーダーにおいても対応は分かれそうですが、この件についてTICA Asia East Region Directorは6月1日から施行される簡単な制度の概要をRegion公式サイトで「お知らせ」として紹介するだけで、価格転嫁の問題については沈黙しており、そもそもDirctorとして問題意識を持っているのかどうかも全く不明です。

【ブリーダーは「説明責任」をしっかり果たすべき】

同じTICA Asia East RegionのTICAメンバーのブリーダーから猫を買ったのに、あるブリーダーは価格転嫁し、別のあるブリーダーは価格転嫁しない場合、「どうして対応が異なるのか?」という疑問の声が上がっても不思議ではありません。

TICA Asia East Regionとしての一定の方針も方向性も示されていない(あるいは敢えて示さない)のは、Directorはその判断について個々のブリーダーの問題であり、自己責任だと思っているのかもしれません。

しかし、そうであるなら、TICA Asia East RegionのTICAメンバーのブリーダーにおいて、価格転嫁するにしてもしないにしても「説明責任」を果たす義務があり、しっかり果たして欲しい旨のメッセージぐらいは出すべきでしょう。

【「便乗値上げ」批判を受ける恐れのあることにも留意】

価格転嫁するにしても、実費以上を価格転嫁するならば、「便乗値上げ」の批判を受けかねない点にブリーダーは留意する必要があります。

「なぜ価格転嫁をするのか」「便乗値上げ分の価格転嫁はないとどうして言えるのか」--等をしっかりと説明できなければなりません。

これまでのTICA Asia時代のブリーダーが長年にわたり「説明責任」を軽視してきたにしても、もう時代は大きく変わりつつあるのです。

次期TICA Asia East Region Directorも、新しい時代感覚を持ち、しっかり「説明責任」を果たし、促せるメンバーでなければならないことは指摘するまでもありません。

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で29日、新たに2万0828人の感染が確認されました。前週比33.8%減りました。

東京都で29日、新たに2194人の感染が確認されました。前週比33.9%減りました。

埼玉県で29日、新たに997人の感染が確認されました。前週比15.7%減りました。

神奈川県で29日、新たに1346人の感染が確認されました。前週比29.8%減りました。

千葉県で29日新たに691人の感染が確認されました。前週比31.1%減りました。

大阪府で29日、新たに1502人の感染が確認されました。前週比33.3%減りました。

愛知県で29日、新たに1181人の感染が確認されました。前週比36.1%減りました。

福岡県で29日、新たに1161人(うち福岡市人、北九州市人)の感染が確認されました。前週比35.5%減りました。

北海道で29日、新たに1241(うち札幌市634人)の感染が確認されました。前週比39.9%減りました。

2022年5月29日 (日)

6月1日からマイクロチップ義務化②義務違反の罰則はある?

6月1日から第一種動物取扱業者(※このブログでは主に第一種動物取扱業者を対象に書いています)に対する「マイクロチップ」の「装着」と「登録」が義務化されるわけですが、気になるのは違反するとどうなるか? 罰則はあるか? というところかと思います。

【マイクロチップ「装着」「登録」義務違反に罰則なく】

一般的に法令等の規定に違反した場合に何らかの罰則を科すには、法令等で罰則を具体的に定めておかねばなりません。

では、「動物の愛護及び管理に関する法律(昭和48年法律第105号)-令和元年6月改正反映版」(改正動物愛護法)で罰則規定はどうなっているかというと、第六章「罰則」第四十四~五十条で定めてあり、マイクロチップの「装着」「登録」に関する規定(第三十九条の二~六)に違反した場合について定めていません。

法令違反や義務違反に対する罰則は定めている場合と定めていない場合があり、マイクロチップに関しては後者ということになります。

【罰則がないなら違反しても構わない???】

「罰則がない」というと、「では違反しても構わないのでは?」と思ってしまうブリーダーが出て来ないとも限りませんが、行政指導の対象になることは踏まえておかねばなりません。

法令等で義務化されている以上、行政にとって指導できる権限があり、第一種動物取扱業者は指導に従う義務が生じます。

度重なる指導に従わなければどうなるかは自ずと理解していただけるところかと思います。

【TICAメンバーは法令等に従うことが求められる】

TICAメンバーであるなら、TICAのメンバーとして、そしてTICAのJudgeであればもっと重く、TICA Board Memberであればさらに重い、法令順守義務が課せられていることに鑑みれば、「罰則がないなら違反しても構わない…」ということにはなりません。

「罰則がないなら違反しても構わない…」という考えは、常識と倫理に反するものであり、TICAの理念と使命に反することは言うまでもありません。

昨年12月の報道になりますが、英国では生後20週以上の全ての猫にマイクロチップの装着を義務付け、違反した場合は最高500ポンド(約8万円)の罰金が科すことを決めたとのことでしたが、日本の場合はそこまで踏み込んだ規定にはしていないということになります。

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で28日、新たに2万5761人の感染が確認されました。前週比28.3%減りました。

東京都で28日、新たに2549人の感染が確認されました。前週比26.4%減りました。

埼玉県で28日、新たに993人の感染が確認されました。前週比14.2%減りました。

神奈川県で28日、新たに1468人の感染が確認されました。前週比19.2%減りました。

千葉県で28日新たに633人の感染が確認されました。前週比36.8%減りました。

大阪府で28日、新たに2243人の感染が確認されました。前週比26.0%減りました。

愛知県で28日、新たに1620人の感染が確認されました。前週比28.9%減りました。

福岡県で28日、新たに1484人(うち福岡市443人、北九州市233人)の感染が確認されました。前週比25.9%減りました。

北海道で28日、新たに1515(うち札幌市656人)の感染が確認されました。前週比32.4%減りました。

2022年5月28日 (土)

6月1日からマイクロチップ義務化①ブリーダーにとっての「義務」と「努力義務」

TICA Asia East Regionメンバーのみなさんにおかれては「釈迦に説法」かと思いますが、6月1日から第一種動物取扱業者(※このブログでは主に第一種動物取扱業者を対象に書いています)に対する「マイクロチップ」の「装着」と「登録」が義務化されます。

既に多くの報道がされていますが、TICA Asia East Regionメンバーにおいては怪しげなペットジャーナリストらによるネットニュースをそのまま鵜呑みにすることなく、自分自身でしっかり出所・出典・原典を当たって確認していただきたいと思います。

【ブリーダーにとっての2つのマイクロチップ義務化】

ブリーダーが猫を新たに購入する場合、ブリーダーが繁殖した猫をブリーダーやオーナーに譲渡する場合、「マイクロチップ」を「装着」「登録」した上で渡すことになりますから、「義務化」とひとくちに言っても2つの義務が課せられます。

法律においてどのように規定されているかは「動物の愛護及び管理に関する法律(昭和48年法律第105号)-令和元年6月改正反映版」(改正動物愛護法)の「第四章の三 犬及び猫の登録」の第三十九条の二~六を読んでいただければと思います。

なお、登録等の手数料に関しては「動物の愛護及び管理に関する法律施行令の一部を改正する政令(令和3年第276号)」で定めてありますので、こちらも確認しておきたいところです。

【施行規則及びその改正内容もしっかり確認を】

法律が単純にその法律だけで成り立つことはまれであり、通常はさらに細かい規定を定めた「施行規則」や「があります。

「改正動物愛護法」についても、「施行規則」や「省令」等があり、「マイクロチップ義務化」に当たってこれらが改正され、細かい規定が加えられていますので、下記を確認しておいてもらいたいと思います。

動物の愛護及び管理に関する法律施行規則及び第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令の一部を改正する省令(令和4年環境省令第16号)

上記に関する「概要」は環境省自然環境局が出した「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則及び第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令の一部を改正する省令について」が読みやすくまとめられています。
https://www.env.go.jp/press/files/jp/117862.pdf

【ブリーダーの現在保有猫のマイクロチップは「努力義務」】

さて、ここまで挙げた法令を丹念に読んでも、ブリーダーが現在保有している猫(繁殖に使っているいないにかかわらず)のマイクロチップをどうするかについては出てきません。

結論から言うと「努力義務」なのですが、どうして「義務」ではなく「努力義務」なのかの根拠は、4月5日に環境省自然環境局長が知事/指定都市・中核市長宛に出した通知「動物の愛護及び管理に関する法律等の一部を改正する法律の一部の施行について(環自総発第 2204053号)」に書かれています。

なお、この「通知」は7ページに及ぶ文書ですが、「努力義務」であることは7ページ目の後半のところに次のように記載されています。

「この省令の施行の際現に犬又は猫(繁殖の用に供することをやめた犬又は猫を除く。)を所有する販売業者については、当該犬又は猫の子の譲渡しの日までに、当該犬又は猫にマイクロチップを装着し、環境大臣の登録を受けるよう努めなければならないこととしており、義務の対象とはしていない(改正省令附則第4条)」

(注)「改正省令附則第4条」は「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則及び第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令の一部を改正する省令」で確認できます。

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で27日、新たに2万7551人の感染が確認されました。前週比26.4%減りました。

東京都で27日、新たに2630人の感染が確認されました。前週比26.4%減りました。

埼玉県で27日、新たに1054人の感染が確認されました。前週比22.4%減りました。

神奈川県で27日、新たに1574人の感染が確認されました。前週比15.3%減りました。

千葉県で27日新たに836人の感染が確認されました。前週比18.8%減りました。

大阪府で27日、新たに2210人の感染が確認されました。前週比26.1%減りました。

愛知県で27日、新たに1754人の感染が確認されました。前週比23.5%減りました。

福岡県で27日、新たに1648人(うち福岡市432人、北九州市257人)の感染が確認されました。前週比17.9%減りました。

北海道で27日、新たに1624(うち札幌市711人)の感染が確認されました。前週比%36.4減りました。

2022年5月27日 (金)

歴代Asia Director O氏による「附帯控訴」を検証する㊺

◆5◆Aisa Region封筒で自身のクラブのショー案内を送っても〝公私混同〟にならない?④

附帯控訴人で、TICAアジアディレクターを通算3期9年間務めたO氏側は、附帯控訴状において「アジアリジョンの費用によって当該案内が送付されたと軽信し、原資について一切の調査をしなかった」と、私に非があるかのように主張しました。

【原資について「調査」する費用があるか?】

アジアリジョンの封筒を使って、アワード証書とともに、O氏がオーナーのクラブのショーフライヤー(2015年10月17~18日)が同封されていたことに関し、O氏は、郵送費の出所について「一切の調査をしなかった」と言っているわけですが、果たしてこの主張はどこまで正当性を持つでしょうか。

多くのTICA Asia East Regionメンバーが「一体、何を調査しろと言うのかしら?」と首を傾げることでしょう。

アジアリジョンの封筒を使い、アワード証書が送られてきたわけですから、アジアリジョンがリジョン会計から郵送費を賄って送って来たと考えるのが当然であり、それ以外の可能性など及びも付かないというのが正直なところではないでしょうか。

【無理難題を強いて非を負わせるのはいじめ・嫌がらせ】

「一切の調査をしなかった」のが悪い!と、正当な理由も合理的根拠も示すことなく、一方的に責め立てるのは司法の場の書面を〝悪用〟したいじめ・嫌がらせに他なりません。

本当に慎重に調査すべきであり、調査するに値する疑問や疑いがあったというならまだしも、今回の件に関してはそうした面は全くないわけです。

それにもかかわらず、「一切の調査をしなかった」→私が「軽信した」と断定するのは、度が過ぎた〝口撃〟です。

【仮に「調査」をしてクラブ会計からの流用が判明したら】

仮に私が「調査」をしたとして、その結果、O氏が自身のオーナーのクラブの会計から勝手に流用した事実が明らかになったならどういうことになっていたでしょうか。

新たな〝公私混同〟疑惑が発覚したとしてアクトのブログを通じて糾弾することになったのではないでしょうか。

O氏側の代理人弁護士はそこまでほじくり返して徹底的に〝公私混同〟疑惑を追及すべきだ…と言いたかったのでしょうか。

(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で26日、新たに3万1010人の感染が確認されました。前週比21.8%減りました。

東京都で26日、新たに3391人の感染が確認されました。前週比18.7%減りました。

埼玉県で26日、新たに1175人の感染が確認されました。前週比23.5%減りました。

神奈川県で26日、新たに1357人の感染が確認されました。前週比18.9%減りました。

千葉県で26日新たに934人の感染が確認されました。前週比20.0%減りました。

大阪府で26日、新たに2524人の感染が確認されました。前週比20.0%減りました。

愛知県で26日、新たに2015人の感染が確認されました。前週比16.3%減りました。

福岡県で26日、新たに1738人(うち福岡市人、北九州市人)の感染が確認されました。前週比23.4%減りました。

北海道で26日、新たに1950(うち札幌市958人)の感染が確認されました。前週比30.6%減りました。

2022年5月26日 (木)

歴代Asia Director O氏による「附帯控訴」を検証する㊹

◆5◆Aisa Region封筒で自身のクラブのショー案内を送っても〝公私混同〟にならない?③

ものは考えよう…というか、物は言いよう…かもしれませんが、O氏がオーナーのクラブがクラブ主催のショーフライヤーを送る際に、アワード証書も一緒に同封した--という言い逃れも考えられます。

しかし、こんな稚拙な言い逃れが通用するほど世間も裁判所も甘くはないはずです。

【クラブの封筒ではなく、なぜリジョンの封筒で送ったか】

クラブ会計でリジョン郵送物の郵送費を賄ったという証言が事実なら、クラブの封筒を使うべきでしょう。

もちろん、クラブ会計で、アジアリジョンの封筒を買い取ったいうなら話は別ですが、O氏はそのような証言は一切していません。

そもそも、クラブ会計で賄ったと言いながら、その裏付け根拠となるクラブ会計の報告書も証拠として提出しておらず、苦し紛れの言い逃れとしか思えないというわけです。

【ショーフライヤーの郵送物にアワード証書を同封したとしても】

仮に、クラブがショーフライヤーを郵送する際に、アワード証書を同封したとしても、A4=1枚のショーフライヤーを送る郵送費と、それにアワード証書を入れた郵送費では異なり、クラブ会計への負担が違ってくるのは当然です。

その差は微々たるものであったとしても、アジアリジョンとクラブ会計の〝公私混同〟疑惑は避けられず、TICA Board Memberとし、TICAのJudgeとして、そしてTICA公認クラブのオーナーとして不適切な対応(会計処理)であったことは間違いありません。

「公私」の区別がしっかり付いていれば、封筒の選択、郵送物の選択、会計処理の方法--のどれひとつとして疑問を持たれるようなことはしなかったはずです。

【クラブ会計という〝ブラックボックス〟が問題】

小さな趣味の世界の団体・組織の会計ですから、目くじら立てることなどないのかもしれません。

パーティ券さながらに、ショーを開くたびに収益が生まれ、それを生活費に充てているとか、贅沢品の購入に流用しているとか噂が絶えない背景事情もあり、〝公私混同〟疑惑も真実味を帯びたと言えます。

次のDirectorはクラブ会計にしてもリジョン会計にしても、どんぶり勘定をやめ、〝公私混同〟に極めて鋭敏な感覚を持つメンバーがなるべきであって、杜撰でいい加減な会計のあり方を容認・黙認し、自浄作用を封殺するようなメンバーであってはなりません。

(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で25日、新たに3万5190人の感染が確認されました。前週比16.5%減りました。

東京都で25日、新たに3929人の感染が確認されました。前週比9.8%減りました。

埼玉県で25日、新たに1233人の感染が確認されました。前週比19.1%減りました。

神奈川県で25日、新たに1707人の感染が確認されました。前週比11.5%減りました。

千葉県で25日新たに965人の感染が確認されました。前週比7.7%減りました。

大阪府で25日、新たに2927人の感染が確認されました。前週比16.3%減りました。

愛知県で25日、新たに2392人の感染が確認されました。前週比12.0%減りました。

福岡県で25日、新たに1935人(うち福岡市678人、北九州市310人)の感染が確認されました。前週比12.2%減りました。

北海道で25日、新たに2094(うち札幌市878人)の感染が確認されました。前週比21.8%減りました。

2022年5月25日 (水)

歴代Asia Director O氏による「附帯控訴」を検証する㊸

◆5◆Aisa Region封筒で自身のクラブのショー案内を送っても〝公私混同〟にならない?②

附帯控訴人でTICAアジアディレクターを通算3期9年間務めたO氏は、アジアリジョンの封筒でアワード入賞証書を送り、その中にO氏がオーナーのクラブのショーフライヤー(2015年10月17~18日)を同封した問題について、私が「アジアリジョンの費用によって当該案内が送付されたと軽信し、原資について一切の調査をしなかったものであり、このことに相当な理由はない」と批判する主張を書き連ねました。

【リジョン費用でないなら何の費用で郵送費を賄ったか?】

これに対してO氏は、アジアリジョンの会計からではなく、自分がオーナーのクラブ会計から郵送費を賄った旨を証言したのです。

この証言には私も開いた口が塞がりませんでした。

新たな〝公私混同〟疑惑が突如として、O氏自身の口から語られたからです。

【クラブ会計はクラブ員全員にとっての会計であるはず】

というのも、仮にその証言通りだったとしたら、O氏は自身がオーナーであることをいいことに、クラブ会計から勝手にアジアリジョン会計で賄うはずのアワード証書郵送費を支払ったことになるからです。

クラブ会計はクラブ員全員のもの、つまりクラブにとって〝公〟のものであり、それを自分の勝手にアジアリジョンの郵送費に流用していいはずがありません。

つまり、ここではクラブ会計があたかも自分の判断で自由に流用できるという〝公私混同〟があるというわけです。

【二重の意味での〝公私混同〟疑惑に対する説明責任は?】

整理すると、アジアリジョンを「公」とした場合、自分がオーナーのクラブは「私」に当たり、クラブ員全員の会計を「公」とした場合、その会計をなかば〝恣に〟リジョン費用に充てるということは「私」に当たるということであり、ここには二重の意味で〝公私混同〟疑惑があるということになります。

ですが、O氏はそのいずれについても、合理的裏付け根拠を示しながら丁寧に説明責任を果たしたとは言えません。

次のTICA Asia East Region Directorには、何を主張するにしてもしっかりと理由と根拠を示しながら丁寧に説明を尽くすことができるメンバーでなければならないのです。

(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で24日、新たに3万2383人の感染が確認されました。前週比12.2%減りました。

東京都で24日、新たに3271人の感染が確認されました。前週比10.7%減りました。

埼玉県で24日、新たに918人の感染が確認されました。前週比16.8%減りました。

神奈川県で24日、新たに1919人の感染が確認されました。前週比1.7%増えています。

千葉県で24日新たに768人の感染が確認されました。前週比20.0%減りました。

大阪府で24日、新たに3561人の感染が確認されました。前週比9.4%減りました。

愛知県で24日、新たに2470人の感染が確認されました。前週比5.9%減りました。

福岡県で24日、新たに1485人(うち福岡市606人、北九州市278人)の感染が確認されました。前週比17.1%減りました。

北海道で24日、新たに1369(うち札幌市354人)の感染が確認されました。前週比28.1%減りました。

2022年5月24日 (火)

明日から4回目「ワクチン接種」がスタート!!

自治体によって異なりますが、新型コロナの4回目の「ワクチン接種」が明日から始まります。

3回目接種から5カ月以上経っていてショーに参加しようと計画している場合、4回目を接種してからの方がリスク管理的に望ましいことは言うまでもありません。
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※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で23日、新たに1万8510人の感染が確認されました。前週比15.0%減りました。

東京都で23日、新たに2025人の感染が確認されました。前週比14.8%減りました。

埼玉県で23日、新たに820人の感染が確認されました。前週比13.9%減りました。

神奈川県で23日、新たに1373人の感染が確認されました。前週比16.3%減りました。

千葉県で23日新たに605人の感染が確認されました。前週比0.5%増えています。

大阪府で23日、新たに884人の感染が確認されました。前週比6.4%減りました。

愛知県で23日、新たに704人の感染が確認されました。前週比30.0%減りました。

福岡県で23日、新たに1240人(うち福岡市人、北九州市人)の感染が確認されました。前週比2.6%増えています。

北海道で23日、新たに1468(うち札幌市643人)の感染が確認されました。前週比27.4%減りました。

2022年5月23日 (月)

【速報】TICA Spring Board Meetingの主な決議内容

TICA Spring Board Meetingにおけるルール改正案の主な決議内容をお伝えします。

×否決× Amend Show Rule 22.1.2(Show Dates)・・・ショー日程の入れ方について
▶改正案の内容は5月9日(月)のブログ参照

-撤回- Amend Standing Rule 2014.1.1(Judges’ Fees)・・・ジャッジ料の値上げ
(注)議論を経て撤回
▶改正案の内容は5月10日(火)のブログ参照

◎可決◎ Amend Standing Rule 106.4.1.2(Genetics Committee Role)・・・ Genetics Committeeの役割
▶改正案の内容は5月11日(水)のブログ参照

×否決× Add New Reg Rule 33.10, Amend Definitions, Amend 34.3 (New Color Process) ・・・新しいカラーに関する手続き
(注)Boardは文言修正を求め再提出を要望
▶改正案の内容は5月12日(木)のブログ参照

×否決× Amend Reg Rule 34.3 (Clarify status of new colors) ・・・New Colorのステイタスの明確化
(注)Boardは文言修正を求め再提出を要望
▶改正案の内容は5月13日(金)のブログ参照

×否決× Add Board Governance Policy, Article 10 (Actions on Behalf of the Board) ・・・Boardにおけるガバナンス・ポリシーの追加
▶改正案の内容は5月14日(土)のブログ参照

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で22日、新たに3万1457人の感染が確認されました。前週比10.1%減りました。

東京都で22日、新たに3317人の感染が確認されました。前週比0.9%減りました。

埼玉県で22日、新たに1182人の感染が確認されました。前週比27.6%減りました。

神奈川県で22日、新たに1918人の感染が確認されました。前週比0.7%増えています。 

千葉県で22日新たに1007人の感染が確認されました。前週比1.7%減りました。

大阪府で22日、新たに2253人の感染が確認されました。前週比12.5%減りました。

愛知県で22日、新たに1847人の感染が確認されました。前週比1.7%減りました。

福岡県で22日、新たに1801人(うち福岡市475人、北九州市309人)の感染が確認されました。前週比3.2%減りました。

北海道で22日、新たに2065(うち札幌市958人)の感染が確認されました。前週比17.0%減りました。

2022年5月22日 (日)

新型コロナ、「オミクロン株」の後遺症は長期化する?

新型コロナウイルスの「後遺症」は変異株の種類によって異なります。

現在、主流になっている「オミクロン株」について最近、「後遺症」が長期化する懸念があるとの報道がありましたので、それと併せて改めて「後遺症」を巡る最近の情報を紹介します。

【オミクロン株の患者では「免疫細胞が極端に少ない」】

京大教授の最新研究によると、「およそ2500人の後遺症患者の血液を解析し、体に侵入したウイルスを排除したり免疫の暴走を抑えたりする免疫細胞の働きを調べ」たところ、「オミクロン株の後遺症患者はデルタ株など従来株の患者に比べてウイルスを排除する免疫細胞が極端に少ない」ことが分かったとのことです。
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この教授によれば、「オミクロン株の後遺症では、症状に関係なくウイルスを排除する免疫細胞があまり作られない」としているそうです。

デルタ株に比べて重症化リスクが相対的に低く、軽症で済みやすいとされるオミクロン株ですが、「後遺症」が長期化する懸念があるなら、やはり最大の警戒感を持って感染防止対策を徹底したいところです。

【「ワクチン接種により後遺症を防止できるとは言えない」】

静岡県の調査によると(同県では「感染後に症状が4週間以上続き、他の疾患で説明がつかないもの」を「後遺症」と定義)、オミクロン株の感染者が最もつらいと感じた症状は「咳(28%)」「頭痛(17%)」「倦怠感(15%)」だったのに対し、デルタ株以前は「嗅覚障害(19%)」「味覚障害(13%)」「脱毛(12%)」だったそうです。
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どちらの「後遺症」ならまだまし…と言えるものではありませんが、症状の違いよりも注目すべきは調査結果を見る限り、「ワクチン接種により後遺症を防止できるとは言えない」という同県健康福祉部参事の発言です。

ワクチン接種と「後遺症」の関係についてもしっかりした知識を持っていたいものです。

【コロナ禍のストレスで「帯状疱疹」も増加中】

免疫力の低下と言えば、最近、若年層にも「帯状疱疹」が広がっているとの報道がありました。

新型コロナウイルスの罹患と直接的な関係があるわけではありませんが、長期化する新型コロナ禍を背景にストレスが増し、免疫力低下を招いていることが原因のようです。

ちなみに、帯状疱疹は「水ぼうそう(水痘)の経験がある人なら、罹患リスク」があり、「原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスは水ぼうそうが治った後も脊髄の神経節に潜伏。普段は免疫で活動を押さえ込んでいるが、再活性化を許すと帯状疱疹を発症する」そうです。

加齢による免疫力低下で、50代から発症率が上昇し、80歳までに3人に1人が発症するといわれていますから、油断大敵です。

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で21日、新たに3万5922人の感染が確認されました。前週比8.9%減りました。

東京都で21日、新たに3464人の感染が確認されました。前週比8.8%減りました。

埼玉県で21日、新たに1157人の感染が確認されました。前週比19.6%減りました。

神奈川県で21日、新たに1816人の感染が確認されました。前週比12.6%減りました。

千葉県で21日新たに1001人の感染が確認されました。前週比5.4%減りました。

大阪府で21日、新たに3030人の感染が確認されました。前週比11.9%減りました。

愛知県で21日、新たに2277人の感染が確認されました。前週比7.9%減りました。

福岡県で21日、新たに2003人(うち福岡市666人、北九州市315人)の感染が確認されました。前週比5.3%減りました。

北海道で21日、新たに2240(うち札幌市900人)の感染が確認されました。前週比19.2%減りました。

2022年5月21日 (土)

コロナ重症者の後遺症は「20歳老化」に相当?

日本政府は「感染拡大防止」より「経済を回す」方に熱心であり、それと歩調を合わせているかどうか分かりませんが、小さな趣味の世界も「感染拡大防止」より「ショー再開」に傾いているようです。

【TICAにおいて「ショー再開」の大義はどこに?】

ただ「経済を回す」は「日本経済を回す」という意味であり、日本経済をこれまでのように停滞させたままではいけない…という〝大義〟を読み取ることは可能です。

しかし、一方の小さな趣味の世界に目を移すと、「ショー再開」を急ぎ、これまのように活発化させる〝大義〟はどこにあるのか?と疑問に感じてしまうのは私だけでしょうか。

TICA Asia East Regionがペット産業・企業の団体であるなら理解できないこともありませんが、TICAは第一義的にはあくまで猫の血統登録団体であるわけです。

そこを弁えず、勝手な解釈でショーの開催団体だと勘違いして欲望の赴くまま後先考えずに〝暴走〟してしまうと、その先には思いもよらぬ災いが待っているかもしれません。

【コロナ重症の後遺症は「20歳老化」に相当】

このブログで何度も警鐘を鳴らしていますが、「後遺症」を避ける意味でも「感染防止」の意識に緩みがあってはならないでしょう。

最近、英国における「後遺症」研究のリポートが報道され、「重症患者が回復した後に発症する場合がある認知障害は、50歳から70歳に老化するレベルに相当し、IQ(知能指数)を10ポイント失うことにも相当する」と書いてありました。

60歳の人が感染し、重症化した後回復した場合、80歳の老化に相当する認知障害が出るのかどうか分かりませんが、こんな事態になっては猫の世話もままならないことは目に見えています。

【〝コロナ欝(うつ)〟にも要注意】

新型コロナの「後遺症」には脳細胞へのダメージや精神面への影響もあるとされるほか、コロナ禍の長期化に伴う社会不安などによる〝コロナ欝(うつ)〟という心身不調も良く聞くようになりました。

〝コロナ欝(うつ)〟で自殺するような事態はレアケースなのかもしれませんが、同じメンバーがそうならないためにもお互いに慮りたいところです。

次のTICA Asia East Region Directorには、単にこれまでの組織運営を維持するにとどまるのではなく、Regionメンバー全員と猫の「安全・安心」にも思いを至らせることのできるメンバーがならなければならないでしょう。

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で20日、新たに3万7438人の感染が確認されました。前週比5.6%減りました。

東京都で20日、新たに3573人の感染が確認されました。前週比13.0%減りました。

埼玉県で20日、新たに1358人の感染が確認されました。前週比13.3%減りました。

神奈川県で20日、新たに1858人の感染が確認されました。前週比7.7%減りました。

千葉県で20日新たに1020人の感染が確認されました。前週比8.0%減りました。

大阪府で20日、新たに2991人の感染が確認されました。前週比6.8%減りました。

愛知県で20日、新たに2292人の感染が確認されました。前週比6.6%減りました。

福岡県で20日、新たに2289人(うち福岡市684人、北九州市347人)の感染が確認されました。前週比4.1%増えています。

北海道で20日、新たに2553(うち札幌市995人)の感染が確認されました。前週比15.9%減りました。

2022年5月20日 (金)

歴代Asia Director O氏による「附帯控訴」を検証する㊷

◆5◆Aisa Region封筒で自身のクラブのショー案内を送っても〝公私混同〟にならない?①

附帯控訴人で、TICAアジアディレクターを通算3期9年間務めたO氏がアジアディレクターだった2015年9月のこと--。

アジアリジョンの封筒でアワード入賞証書が送られてきた際に、O氏がオーナーのクラブのショーフライヤー(2015年10月17~18日)が同封されていた問題。

【誰がどう見ても〝公私混同〟以外にあり得ない】

本来であれば、アジアリジョンの配布物という〝公〟のものと、自分がオーナーのクラブの配布物という〝私〟のものは区別されるべきでしたが、〝公私混同〟であったと疑問が生じ、アクトのブログでもそのことを指摘しました。

これに対しO氏側は附帯控訴状で、次のように主張したのです。

「原判決は、「被告(附帯被控訴人)において、アジアリジョンの費用によって上記各配布物が送付されたと信ずるについて相当の理由があるというべきである」 と判断する。しかしながら、附帯被控訴人はアジアリジョンの封筒に他のキャットクラブの案内が同封されていたことを主たる根拠として、アジアリジョンの費用によって当該案内が送付されたと軽信し、原資について一切の調査をしなかったものであり、このことに相当な理由はない」--。(注)「被告(附帯被控訴人)」は私のことです。

【私が「軽信」したとする主張は根拠に欠ける】

私が、①アジアリジョンの封筒に他のキャットクラブの案内が同封されていたことを主たる根拠として、②アジアリジョンの費用によって当該案内が送付されたと軽信し、③原資について一切の調査をしなかった--

よって、私が「アジアリジョンの費用によって上記各配布物が送付されたと信ずるについて相当の理由がある」とは言えない(=相当な理由はない」と、主張しているのです。

しかし、①についてはこの封筒を受け取った多くのメンバーが(〝公私混同〟を容認/黙認しない限り)、疑問視したであろうことは論をまたないでしょう。

何より、私は自分がこの封筒に気付く前に、TICA Asia Regionメンバーから指摘を受けていたのです。

【リジョンの封筒にアワード証書が入っていた事実】

アジアリジョンの封筒を使い、その中にアワード入賞証書が入っていたわけですから、誰がどう見てもアジアリジョンの費用で送られてきたと見るのが相当です。

そうであるにもかかわらず、それを早合点の「軽信」だと言って、あたかも指摘した方に非があるかのように責めるのは、根拠なき誹謗中傷に他なりません。

良識と常識によって考えれば、「アジアリジョンの費用によって当該案内が送付された」以外に考えられず、もしその他の費用負担方法があったとするなら、そちらの方こそ非常識で常軌を逸したやり方と言えることは間違いないでしょう。

(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

大阪府における新型コロナによる死者が19日、全国の都道府県で初めて5000人を超えました。

日本全国で19日、新たに3万9642人の感染が確認されました。前週比5.0%減りました。

東京都で19日、新たに4172人の感染が確認されました。前週比1.0%減りました。

埼玉県で19日、新たに1536人の感染が確認されました。前週比13.4%減りました。

神奈川県で19日、新たに1673人の感染が確認されました。前週比9.1%減りました。

千葉県で19日新たに1167人の感染が確認されました。前週比5.4%減りました。

大阪府で19日、新たに3156人の感染が確認されました。前週比4.1%減りました。

愛知県で19日、新たに2406人の感染が確認されました。前週比3.4%増えています。

福岡県で19日、新たに2271人(うち福岡市695人、北九州市382人)の感染が確認されました。前週比%減りました。

北海道で19日、新たに2811(うち札幌市1154人)の感染が確認されました。前週比11.5%減りました。

2022年5月19日 (木)

歴代Asia Director O氏による「附帯控訴」を検証する㊶

◆4◆謝罪したにもかかわらず「『出陳拒否』は正当」と言い張る?⑧

きのうの続きになりますが、附帯控訴人でTICAアジアディレクターを通算3期9年間務めたO氏側は附帯控訴状において、アクトのブログの論評が「人身攻撃に当たるものである」と主張しました。

しかし、どのブログのどの表現・記載が「人身攻撃に当たるものである」と言えるのか説明を尽くすことなく、一方的に主張しており、私としては司法の場を〝悪用〟して私の信用と評判を貶める主張であると強い憤りを禁じ得ません。

【「人身攻撃」した事実も「人身攻撃」に当たる事実もない】

「精選版日本国語大辞典」によると、「人身攻撃」とは「個人の身の上や私行などをとりあげて、その人を非難攻撃すること」、小学館「デジタル大辞泉」によると「個人の身の上や私行などを取り上げて、その人を非難すること」であり、Wikipediaには「ある論証や事実の主張に対して、その主張自体に具体的に反論するのではなく、主張した人の個性や信念を攻撃すること、またそのような論法」と書いてあります。

しかし、私がアクトのブログで書いているのは、

・TICA Board Memberとして
・TICA Asia Region(現TICA Asia East Region)Directorとして
・TICAのJudgeとして
・TICA公認キャットクラブのオーナー(あるいは代表)として
・TICAメンバーとして

適切な主張であるか、相応しい言動であるかであって、O氏個人の身の上や、TICAの活動を離れた私行について論評しているわけではありません。

【「人身攻撃」しているというレッテル貼りでしかない】

そうであるにもかかわらず、私がアクトのブログにおいて書いていることが「人身攻撃に当たる」と〝攻撃〟することは司法の場(あるいは司法に提出する書面)を〝悪用〟した嫌がらせであって、私としては断じて許すことはできません。

O氏自身が意図してのことか分かりませんが、新たな〝攻撃〟(あるいは〝口撃〟)を仕掛けてきているとしか思えないのです。

これはまさにレッテル貼りであり、いじめ・嫌がらせ・ハラスメントの常套手段ともいえるでしょう。

【代理人弁護士が勝手に書いたのなら「懲戒請求」に値する】

O氏自身が、アクトのブログの記載内容は自分自身に対する「人身攻撃に当たる」と言っているのかもしれません。

しかし、そうではなくO氏が与り知らないところで代理人弁護士が正当な理由も合理的根拠も裏付け証拠も示すことなく、勝手に「人身攻撃に当たる」と書いたのなら弁護士として問題であり、日弁連に懲戒請求を申し立てられても仕方ないのではないでしょうか。

「人身攻撃に当たる」と主張するのであれば、何を以て「人身攻撃」と言うのか、いつのブログのどの記載が「人身攻撃に当たる」と言えるのか、しっかり示すべきでしょう。

(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で18日、新たに4万2161人の感染が確認されました。前週比8.2%減りました。

東京都で18日、新たに4355人の感染が確認されました。前週比8.6%減りました。

埼玉県で18日、新たに1525人の感染が確認されました。前週比20.2%減りました。

神奈川県で18日、新たに1537人の感染が確認されました。前週比16.5%減りました。

千葉県で18日新たに1047人の感染が確認されました。前週比23.7%減りました。

大阪府で18日、新たに3497人の感染が確認されました。前週比4.9%減りました。

愛知県で18日、新たに2718人の感染が確認されました。前週比0.4%減りました。

福岡県で18日、新たに2206人(うち福岡市836人、北九州市447人)の感染が確認されました。前週比8.1%減りました。

北海道で18日、新たに2677(うち札幌市1090人)の感染が確認されました。前週比17.9%減りました。

2022年5月18日 (水)

歴代Asia Director O氏による「附帯控訴」を検証する㊵

◆4◆謝罪したもかかわらず「『出陳拒否』は正当」と言い張る?⑦

附帯控訴人でTICAアジアディレクターを通算3期9年間務めたO氏側は、不当な「出陳拒否」を巡るアクトのブログでの論評について、「明らかに論評としての域を逸脱し、人身攻撃に当たるものである」と主張しました。

【「不当な出陳拒否」があったことは認めた?】

O氏側の主張をもう少し詳しく紹介すると以下のようになります。

「不当な出陳拒否からこれらの論評を行うにはあまりに論理の飛躍がある。そうだとすれば、不当な出陳拒否があったという事実だけではこれらの論評の前提をなす重要な事実とまでは言えないし、仮に重要な事実であるとしても、かかる論評は明らかに論評としての域を逸脱し、人身攻撃に当たるものである」--。

ここで注目したいのは「不当な出陳拒否があったという事実だけでは…」というくだりです。

O氏側は「不当な出陳拒否」をしたことを認めていると読めます。

【「論評の前提をなす重要な事実とまでは言えない」??】

もうひとつ注目したいのは、「不当な出陳拒否があったという事実だけではこれらの論評の前提をなす重要な事実とまでは言えない」という部分です。

O氏が与り知らないところで代理人弁護士が勝手に主張しているだけかもしれませんが、附帯控訴状を読む限り、「不当な出陳拒否があったという事実」がアクトのブログにおける「論評の前提をなす重要な事実と言えない」のか、具体的な説明はありません。

「不当な出陳拒否」は「不当」であって、この「不当」性こそ、アクトのブログの「論評の前提をなす重要な事実」以外のなにものでもないのは多くのTICA Asia East Regionメンバーも納得するところではないでしょうか。

【「人身攻撃に当たる」とも主張するが根拠は不明】

O氏側は「明らかに論評としての域を逸脱し、人身攻撃に当たるものである」とも主張していますが、どのブログのどの「論評」部分が「論評としての域を逸脱し」ているのか、どの記載・表現が「人身攻撃に当たる」というのか、附帯控訴状では全く明らかにされず不明です。

まるで〝言った者勝ち〟(=〝主張した者勝ち〟)のような、論理的な組み立てを無視した稚拙な主張ですが、TICAという国際的な愛猫団体のDirectorを通算3期9年務め、TICAのAllbreed Judgeである人物の主張として適切で相応しい主張のあり方とは到底思えません。

主張するのは自由であったとしても、アクトのどのブログのどの表現・記載が「明らかに論評としての域を逸脱し」ていると言えるのか、また「人身攻撃に当たるものである」と言えるのか、しっかり説明責任を果たすべきであり、次期Directorはそうしたことを社会常識として当然にできるメンバーでなければならないのは言うまでもないでしょう。

(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で17日、新たに3万6903人の感染が確認されました。前週比12.5%減りました。

東京都で17日、新たに3663人の感染が確認されました。前週比19.5%減りました。

埼玉県で17日、新たに1103人の感染が確認されました。前週比25.2%減りました。

神奈川県で17日、新たに1887人の感染が確認されました。前週比14.3%減りました。

千葉県で17日新たに960人の感染が確認されました。前週比8.8りました。

大阪府で17日、新たに3932人の感染が確認されました。前週比7.3%減りました。

愛知県で17日、新たに2624人の感染が確認されました。前週比12.5%減りました。

福岡県で17日、新たに1793人(うち福岡市745人、北九州市405人)の感染が確認されました。前週比20.3%減りました。

北海道で17日、新たに1904(うち札幌市463人)の感染が確認されました。前週比20.7%減りました。

2022年5月17日 (火)

歴代Asia Director O氏による「附帯控訴」を検証する㊴

◆4◆謝罪したにもかかわらず「『出陳拒否』は正当」と言い張る?⑥

附帯控訴人でTICAアジアディレクターを通算3期9年間務めたO氏側は附帯控訴状で、「出陳拒否が正当なものである」と主張したわけですが、何を以て「正当」と言っているのか、附帯控訴状に沿って改めて検証してみたいと思います。

【O氏側が主張する「正当」性の根拠は?】

少し長くなりますが、根拠らしき事情が書いてある部分を紹介します。

「猫の出陳拒否を理由とした損害賠償請求で判決が出された事件は附帯控訴人が把握しているだけで3件存在する。その中で出陳拒否を違法と判断したものは乙第1号証のみである。そして、乙第1号証にしても、請求自体は棄却されている。残りの2件はいずれも附帯控訴人等の裁量の逸脱濫用はなく、不法行為法上違法ではないと判断されている。これら2件は控訴審でも同様の判断がなされているため、四つの裁判所において、不法行為法上違法ではないと判断されたものである(甲第45号証、甲第47号証、甲第53号証及び甲第54号証) 。更に言えば、甲第47号証の判決に対して附帯被控訴人は上告及び上告受理申立てを行ったものであるが、上告は棄却され、受理申立ては受理しないとの判断もなされている(甲第55号証) 。そうだとすれば、高等裁判所の受命裁判官の勧告に従って謝罪する内容の和解をしたこと及びただ一つのみ違法と判断した判決が存在することをもって、附帯控訴人が附帯被控訴人又は訴外前山の猫の出陳を「不当」に拒絶したとの事実は到底真実とまでは言えないものである」--

【「残りの2件」「四つの裁判所」「上告は棄却」と並べ立てるが…】

ここで改めて確認しておきたいのは、O氏がオーナーのクラブにおける3回のショーの「出陳拒否」は全て「違法と判断」され(請求自体は棄却されてはいても…)、高裁の「和解」においてO氏らは「深謝する」と謝罪し、解決金を支払ったわけです。

「残りの2件」の1つはAsia Region Showであり、もう1つは別のクラブの「出陳拒否」であり、事情も背景も異なり、十把一絡げに扱えるものでないことは普通の社会常識を持っていれば当然の認識でしょう。

「四つの裁判所」なるものも、O氏がオーナーのクラブにおける3回のショーの「出陳拒否」を審理した裁判所ではないわけですから、何らかの関係性はあったとしても、O氏がオーナーのクラブにおける「出陳拒否」を完全に正当化できるものではありません。

【あたかも「正当」であるかのように装う主張?】

裁判戦術として「正当」であるかのように装う主張を駆使して判決を有利に導こうとするのは〝常套手段〟なのかもしれませんが、TICAという国際的な愛猫団体のDirectorを通算3期9年務め、TICAのAllbreed Judgeである人物の主張として適切で相応しいものと言えるでしょうか。

もちろんO氏の思惑とは別に、代理人弁護士が勝手に理屈を捏ねて主張を書き連ねたのかもしれませんが、私には「出陳拒否が正当なものである」とする主張の根拠としては不十分であり、TICAのBoard Member経験者として恥ずかしい主張のあり方だと思わざるを得ません。

TICA Asia East Regionメンバーが後から振り返って読んでも、「確かにその主張は正しいわね」「その通りよね」と理解と納得を得られる主張をすべきだと思っていますし、次期Directorにはぜひともそういうメンバーに就いてほしいと思います。

(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で16日、新たに2万1784人の感染が確認されました。前週比23.6%減りました。

東京都で16日、新たに2377人の感染が確認されました。前週比21.1%減りました。

埼玉県で16日、新たに952人の感染が確認されました。前週比41.9%減りました。

神奈川県で16日、新たに1640人の感染が確認されました。前週比1.3%減りました。

千葉県で16日新たに602人の感染が確認されました。前週比38.7%減りました。

大阪府で16日、新たに944人の感染が確認されました。前週比36.5%減りました。

愛知県で16日、新たに1005人の感染が確認されました。前週比16.9%減りました。

福岡県で16日、新たに1209人(うち福岡市312人、北九州市144人)の感染が確認されました。前週比37.0%減りました。

北海道で16日、新たに2021(うち札幌市873人)の感染が確認されました。前週比20.9%減りました。

2022年5月16日 (月)

歴代Asia Director O氏による「附帯控訴」を検証する㊳

◆4◆謝罪したにもかかわらず「『出陳拒否』は正当」と言い張る?⑤

【「出陳拒否」がいじめでなかったなら一体何なのか】

O氏の主張は、①「組織的」ではないこと、②「いじめ」ではないことの2つの点で構成されていると言えます。

他者が行ったある言動について「いじめ」か「いじめでないか」というどちらかでしかないとすれば、「いじめでないと仮定すると…」という背理法による論証も可能でしょう。

つまり「出陳拒否」が「いじめではない仮定すると」、では「出陳拒否」は何に当たるのか?という疑問が生じ、「出陳拒否」に正当な理由と合理的根拠があるならオーナーであるO氏と当時のクラブ代表においては「深謝する」と謝罪することも解決金の支払いも必要なく、O氏の主張には矛盾が出てくる…よって「出陳拒否」は「いじめ」になり得る--という論理の組み立てになります。

【「いじめ」でないなら「嫌がらせ」ではないか】

O氏は「そのような出陳拒否は到底組織的ないじめにはなりえない」と主張しているわけですが、では「組織的な嫌がらせ」にはなり得るかという新たな疑問が生じます。

もちろん、「いじめ」とは何か、「嫌がらせ」とは何か、「いじめ」と「嫌がらせ」はどういう関係にあるか--などしっかり定義付けて考えなければなりませんが、O氏が「嫌がらせにはなりえない」とは主張していないことも厳然たる事実としてあるわけです。

私の考えでは「いじめ」の手段として「嫌がらせ」があり、様々な「嫌がらせ」を積み重ねることで「いじめ」と言えるのではないかと思っています。

【「出陳拒否」が嫌がらせに当たるかどうか】

O氏にしてみれば、「出陳拒否」が「嫌がらせ」になりえることもない、と主張すると思いますが、ここでもやはりポイントになるのはO氏側が3回のショーにおいて「深謝する」と謝罪し、解決金を支払ったことになります。

「嫌がらせ」で「出陳拒否」したのではないのに、どうして謝罪し解決金を支払ったのでしょうか。

「出陳拒否」に正当な理由と合理的根拠があったなら、東京高等裁判所の判事が「和解」の場で謝罪を促すこともないと考えるのが社会通念上の常識というものでしょう。

(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で15日、新たに3万5008人の感染が確認されました。前週比17.7%減りました。

東京都で15日、新たに3348人の感染が確認されました。前週比28.9%減りました

埼玉県で15日、新たに1633人の感染が確認されました。前週比14.9%減りました。

神奈川県で15日、新たに1905人の感染が確認されました。前週比4.1%減りました。

千葉県で15日新たに1025人の感染が確認されました。前週比16.8%減りました。

大阪府で15日、新たに2576人の感染が確認されました。前週比22.5%減りました。

愛知県で15日、新たに1878人の感染が確認されました。前週比18.6%減りました。

福岡県で15日、新たに1855人(うち福岡市408人、北九州市319人)の感染が確認されました。前週比21.9%減りました。

北海道で15日、新たに2488(うち札幌市1113人)の感染が確認されました。前週比20.1%減りました。

2022年5月15日 (日)

4月21日開催 Special Board Meetingの議事録から

きのう配信された「TICA Newsletter」にも書いてありましたが、4月21日開催のSpecial Board Meetingの議事録が公表されており、今シーズン(2022/23ショー年度)のAward/Titleポイントの算定方法などに関するルール改正の決議結果が記載されています。

4月23日のブログでも紹介済みですが、「TICA Newsletter」の内容と合わせて議事録の主な内容を紹介します。(※和訳は全て改正後の英文を訳しています)

【TICA Special Board Meeting Minutesから】

◆2. Motion by Faccioli/Vlach to accept the proposal to amend Standing Rule 207.1.1 (Extension of limited application of isolated status rules). Motion carried with Vlach abstaining.
207.1.1 Requirements for Titles. All points earned are cumulative. After earning the points required for one title, any remaining points apply to the next title. For purposes of scoring for individual cat titles, cats shown in the 2019/2020 show season will have titles recomputed under Standing Rule. 207.1.1.2 Isolated Areas and be notified that those titles may be claimed. Those cats, along with additional cats shown in the 2020/2021, and 2021/2022 and 2022/2023 show seasons will continue to earn titles computed under Standing Rule 207.1.1.2 Isolated Areas through April 30, 20222023. At the conclusion of the 2021/2022 2022/2023 show season and prior to reverting to non-isolated scoring, the Executive Office will notify owners of any unclaimed titles earned under these rules and allow a reasonable period of time to claim titles.

◆動議2 Standing Rule 207.1.1(Isolatedステータスの期間限定適用の延長)の改正案を受け入れるとする動議が提出され動議が可決(Asia East Region Directorは賛成/1人が棄権)。

207.1.1 Titleの要件 全ての獲得ポイントは累積され、あるTitleに必要なポイントを獲得した後、残りのポイントは次のTitleに適用される。猫の個別のTitleのスコアリングのため、2019/2020ショーシーズンに出陳された猫は、Standing Ruleに基づいてタイトルが再計算され、207.1.1.2 Isolated Areasに基づきタイトルを再計算し、それらのタイトルを請求できることを通知される。これらの猫、および2020/2021、2021/2022、2022/2023年のショーシーズンに追加で出陳された猫は、2023年4月30日までStading Rule207.1.1.2のIsolated Areasの規定に基づいて計算されたTitleを獲得し続ける。2022/2023年ショーシーズンの終了後、Isolated Areasから外れた計算方法に戻る前に、米TICA本部は本規則に基づいて獲得した未請求のTitleをオーナーに通知し、Title請求にあたっての必要な期間を設ける。

3. Motion by Faccioli/Schiff to accept the proposal to amend Standing Rule Amend 202.2.2 (Automatic approval of Alternative Format Shows). Motion carried unanimously.
202.2.2 For the 2020/2021, and 2021/2022 and 2022/2023 show seasons only, all Regional Directors have given advance permission for clubs to sponsor Alternative Format shows.

◆動議3 Standing Rule202.2.2(Alternativeフォーマットのショーの自動承認)の改正案を受け入れるとする動議が提出され、全会一致で可決。

202.2.2 2020/2021、2021/2022、2022/2023年のショーシーズンに限り、すべてのRegion Directorは、各クラブにおいてAlternativeフォーマットのショーを主催することを事前許可するものとする。

4. Motion by Faccioli/van Mullem to accept the proposal to amend the Judging Program 410.1.6.1 (Extension of flexibility of Guest Judges). Motion carried with Brown, Hawksworth-Weitz, Russo and Schiff opposed.
410.1.5 A judge may serve as a Guest Judge no more than five weekends per TICA show season except as stated in 410.1.6.1.
410.1.6 There shall be no more than two Guest Judges per show weekend or 50 percent of the rings whichever is less except as stated in 410.1.6.1.
410.1.6.1 The number of Guest Judges allowed to judge shows in Isolated Areas (see Standing Rules 1012.3.1) shall be considered on a case by case basis. For the show seasons 2021/2022 and 2022/2023 only, this provision shall also apply for any show held in any Region.

◆動議4 Judging Program 410.1.6.1 (ゲストジャッジの柔軟性の延長)の改正案を受け入れるとする動議が提案され可決(Asia East Region Directorは賛成/4人が反対)。
410.1.5 ジャッジは410.1.6.1に定める場合を除き、TICAショーシーズンごとに5回の週末を超えてゲストジャッジとしてジャッジを務めることはできない。
410.1.6 ゲストジャッジは410.1.6.1に定める場合を除き、11回のショーの週末に付き2名を超えて、またはリングの50%を超えてはならない。
410.1.6.1 Isolated Areas(Standing Rule 1012.3.1参照)でショーを審査するために許可されるゲストジャッジの数はケースバイケースで検討されるものとする。2021/2022及び2022/2023年のショーシーズンに限り、この規定はいかなるRegioのショーにおいても適用される。

5. Motion by Faccioli/Vlach to accept the proposal to amend Standing Rules 901.4.3.2 (eligibility for Regional Awards). Motion carried with Armel, Cherau, Russo, and van Mullem opposed.
901.4.3.2 In order for a cat/kitten to be eligible for a regional award, it must be shown at least once in that region. An exception will be made in the case of kittens and household pet kittens in that a show as an adult will fill the requirement that they be shown one time in the region. This rule is suspended for the 2020/2021, and 2021/2022 and 2022/2023 show seasons.

◆動議5 Standing Rule 901.4.3.2 (Regional Awardsの受賞資格)の改正案を受け入れる動議が提出され可決(Asia East Region Directorは賛成/4人が反対)

901.4.3.2 成猫/子猫がRegional Awardsの受賞対象となるためには、そのRegionで少なくとも1度は出陳されねばならない。ただし、子猫及びHPPの子猫の場合、成猫としてショーに出れば、Regionで1回ショーに出たという条件を満たすという例外規定がある。このルールは2020/2021、2021/2022、2022/2023年のショーシーズンは停止される。

Note – The minimum points for Regional Awards for the 2021/2022 show season is 500 (300 for International area) per Standing Rule 901.4.3.4.
(注記)2021/2022年ショーシーズンのRegional Awardsの最低ポイントはStanding Rule 901.4.3.4 により 500点(International Areaは300点)

6. Motion by Schiff/Barton to accept the proposal to amend Standing Rule 203.1.1.2 (Eligibility for Entry). Motion carried unanimously.
203.1.1.2 ALL Preliminary New Breeds (PNB), Advanced New Breeds (ANB) and New Traits (NT) must have a TICA registration number prior to entry in any TICA show. No Preliminary New Breed, Advanced New Breed or New Trait may enter a show with a “registration pending”. This rule is suspended for the show season 2022/2023 only.

◆動議6◎ Standing Rule 203.1.1.2(エントリー資格)の改正案を受け入れるとする動議が提出され全会一致で可決。

203.1.1.2 全てのPreliminary New Breeds (PNB)、Advanced New Breeds (ANB)、New Traits (NT) は、TICAのショーに参加する前にTICA登録番号を取得しなければならない。PNB、ANB、NTは「registration pending」の状態でショーに参加することはできない。このルールは2022/2023年のショーシーズンのみ停止される。

7. Motion by Schiff/Cherau to accept the proposal to amend Standing Rule 601.2.19 (Scoring). Motion carried unanimously.
601.2.19 Titles used for Regional and/or International awards will be the highest title which has been claimed and verified at the end of the show season for which the award is applicable. If the cat has earned a higher title, but that confirmation application has not been received in the Executive Office by May 7th, it will not be used for awards presentation. For the 2021/2022 awards the deadline to claim titles that will be reflected on the awards for the season is extended to seven days after the final scoring of shows is completed and the title confirmation letters have been sent.

◆動議7 Standing Rule 601.2.19(ポイント計算)の改正案を受け入れる動議が提出され全会一致で可決。

601.2.19 Regional Award/International Awardの受賞の際に使われるTitleはその賞が適用されるショーシーズン終了時に請求され確認された最高位のTitleとする。もし猫がより高いタイトルを獲得していても、その確認申請が5月7日までに米TICA本部に届いていない場合は使用されない。2021/2022年のアワードではそのシーズンのアワードに反映されるタイトルの申請期限はショーの最終採点が終了し、タイトル確認レターが送付されてから7日後まで延長される。

【TICA Newsletterから】
◆Guest judges: the question was if the Board could give the Judging Committee a guideline what to do with applications for shows with only guest judges. The TICA Board decided to consider such requests on a case-by-case basis. There might always be very exceptional situations where travel is impossible which could ask for such a solution and if so, the Board will take the final decision to approve such shows.
ゲストジャッジ:ゲストジャッジだけのショーの申請をどうするかについて、BoardがJudging Committeeに「ガイドライン」を示せるかという疑問に対し、TICA Boardはそのような場合にケース・バイ・ケースで検討することを決めました。移動が不可能な場合など非常に例外的な状況が常に存在する可能性があり、その場合はBoardがそのようなショーを承認するかどうか最終的に決めます。

◆Scoring update: Currently (as of April 21, 2022) shows until mid-November are being scored and additional manpower and volunteers are helping out to get the scoring done. Don’t forget to claim any titles if you want those titles to be added to the 2021/2022 awards! The deadline for claiming those titles will be extended to 7 days after final scoring is done. But please, please don’t wait till the last minute. Every year I have some disappointed exhibitors who miss the latest title on the certificate because they didn't claim it. Please let that not be you this year!
ポイント計算の最新状況:現在(2022年4月21日時点)、11月中旬までのショーのポイント計算を終えており、追加の人員とボランティアが採点作業を手伝ってくれています。2021/2022年のアワードにタイトルを追加したい場合は、タイトル申請を忘れないでください。タイトルの申請期限は、最終的なポイント計算終了後7日間までです。とは言え、どうかギリギリまで待たないでください。毎年、賞状に記載される最新のタイトルを申請しなかったために逃してしまう残念な出陳者がいます。今年はそのようなことがないようにお願いします。

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で14日、新たに3万9416人の感染が確認されました。前週比0.2%増えています。

東京都で14日、新たに3799人の感染が確認されました。前週比0.3%減りました。

埼玉県で14日、新たに1439人の感染が確認されました。前週比2.9%増えています。

神奈川県で14日、新たに2077人の感染が確認されました。前週比25.0%増えています。

千葉県で14日新たに1059人の感染が確認されました。前週比1.0%増えています。

大阪府で14日、新たに3440人の感染が確認されました。前週比17.9%減りました。

愛知県で14日、新たに2472人の感染が確認されました。前週比7.0%減りました。

福岡県で14日、新たに2114人(うち福岡市642人、北九州市348人)の感染が確認されました。前週比4.3%減りました。

北海道で14日、新たに2771(うち札幌市1008人)の感染が確認されました。前週比31.2%増えています。

2022年5月14日 (土)

TICA Spring Board Meeting Agenda⑤Board Governance Policyの追加

Add Board Governance Policy, Article 10 (Actions on Behalf of the Board) ・・・Boardにおけるガバナンス・ポリシーの追加

一般のTICAメンバーやクラブには直接の影響はARIMASENNGA,TICAでは最近になってようやくBoardにおける「ガバナンス・ポリシー」が策定されており、今回はそれに関しての追加案となります。

Rationale:
There have been rules changes submitted to the Rules committee originally designated as ‘Board Directive’ which carries with it the inference that the Board as a whole approves of the proposal. It is not always the case that the board members have even heard of the suggested proposal. I propose the following article be added to the Board Governance.
理由:
Rules committeeに提出されたルール変更は、そもそも「Board Directive」として示され、Board全体としてその提案を承認しているという推定に立っていますが、Board Memberがその変更案を聞いたことがあるとは限りません。そこで私は以下を「Board Governance」に追加することを提案します。

Add Article Ten:
Article Ten – Actions on Behalf of the Board

Article Twenty-Four of the TICA By-Laws provides that any member may submit a proposal to amend or modify the By-Laws of the Association. Corresponding provisions within Show and Registration Rules provide similarly. Standing Rules extend to members the ability to submit proposals to add or amend any Rule or Policy.

Long standing practice has been to include, for the information of the membership, reference to the maker of the proposer. At times, during consideration of a specific proposal, the Board will return a proposal to the Rules Committee for amendments or clarification of language. The Board may also formally request the Rules Committee to develop a specific proposal on their behalf.

Policy: When, during consideration of a specific proposal, the Board returns a proposal to the Rules Committee for amendments or clarification of language or when the Board formally takes action to request the Rules Committee to develop a specific proposal on their behalf, the resulting proposal may be attributed to the Board through the designation “Board Directive.” Requests made by individual Board Members are not considered a “Board Directive” and will be attributed to the individual Board member(s).

第10条として以下を追加する:
第10条 - Boardに代わってのAction

TICA By-Law 第24条は、いかなる会員も本協会のBy-Lawsを改正又は修正するための提案を提出できると定めている。Show Rules及びRegistration Rulesに対応するルールも同様に定めており、Standing Rulesでは、会員がルールや方針の追加や修正の提案を提出できる。

長年の慣行においては、会員に情報提供するために提案作成者に関する情報も含めることとしている。場合によっては特定の提案の検討中にBoardは文言の修正や明確化のために、提案をRules Committeeに戻すことがある。Boardはまた、自分たちに代わって特定の提案を作成するようRules Committeeに正式に要請することもできる。

ポリシー:特定の提案の検討中に、Boardが修正あるいは文言の明確化のために提案をRules Committeeに戻した場合、あるいはBoardに代わって特定の提案を作成するようRules Committeeに要請する行動を正式に取った場合、その提案の結果は「Board Directive」という名称を通じてBoardに帰属させることができ、個々のBorad memberによって行われた要請は「Board Directive」とはみなされず、個々のBoard Memberに帰属する。

Rules Committee Comments:
1. On "other rules affected by the proposed change and to ensure that the proper terms are used to convey the meaning intended and to ensure uniformity of terminology throughout"
None
2. Opinions on the merits (or otherwise) of the proposal (i.e. "to review proposals" as per Standing Rule 106.4.1.1)
ルール委員会のコメント
1. "変更案の影響を受ける他の規則と、意図した意味を伝えるために適切な用語が使用され、全体として用語の統一が図られるように "について
なし
2. 提案のメリット(またはその他)についての意見(すなわち、常設規則 106.4.1.1 に従った「提案の審査」)。常任理事会規則 106.4.1.1 による「提案の審査」)

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆米ホワイトハウスは12日、米国内の新型コロナによる死者が100万人を超たと発表しました。国別で世界最多です。

日本の新型コロナによる死者が累計3万人(13日時点)を超えました。1万人を超えるまでに438日、その後、2万人を超えるまでに291日かかりましたが、3万人を超えるまでは91日でした。

日本全国で13日、新たに3万9647人の感染が確認されました。前週比83.4%増えています。 

東京都で13日、新たに4109人の感染が確認されました。前週比53.3%増えています。

埼玉県で13日、新たに1566人の感染が確認されました。前週比53.5%増えています。 

神奈川県で13日、新たに2012人の感染が確認されました。前週比70.4%増えています。 

千葉県で13日新たに1109人の感染が確認されました。前週比2.24倍になっています。 

大阪府で13日、新たに3210人の感染が確認されました。前週比2.19倍増になっています。 

愛知県で13日、新たに2453人の感染が確認されました。前週比2.47倍になっています。 

福岡県で13日、新たに2198人(うち福岡市733人、北九州市336人)の感染が確認されました。前週比86.3%増えています。 

北海道で13日、新たに3034(うち札幌市1226人)の感染が確認されました。前週比81.9%増えています。

2022年5月13日 (金)

TICA Spring Board Meeting Agenda⑤New Colorのステイタスの明確化

◆Amend Reg Rule 34.3 (Clarify status of new colors) ・・・New Colorのステイタスの明確化

こちらの提案についてもまずは提案理由から見ていきます。

The current Limitations section is unclear:
• The wording addresses the addition of an existing color to a breed that does not currently accept it (eg can register a Russian Blue as White but cannot show it in championship)
• The wording does not address the addition of a new color that may be developed across multiple breeds (eg CORIN which is limited to Siberian, Kurilian Bobtail & Toybob based on genetic testing; or Karpati which originated in the domestic population)
• The current rules do not address the situation of a new color being added to the UCD. This can result in confusion since breeds that accept all colors can perceive that the acceptance of the new color for championship automatically accepts it for championship competition; while others may interpret it differently and think that each breed needs to add the New Color separately via New Traits. No existing rule states this is the case, no existing rule states this is not the case.

現在のLimitations sectionの記述は不明瞭である。
• そのワーディング(表現や言葉の使い方)は、既存のカラーを認めていない猫種に追加することを扱っています(例:ロシアンブルーをホワイトとして登録できるが、チャンピオンシップに出陳することはできない)。
• そのワーディング(表現や言葉の使い方)は、複数の猫種にまたがって創出される可能性のある新しいカラーの追加には対応していません(例:SBに限定されるCORIN、遺伝子検査でKB/KBL、TB/TBLに限定されるCORIN、国内個体群に由来するKarpatiなど)。
• 現在のルールでは、新しいカラーがUCDに追加された場合に対応できていません。これは全てのカラーを受け入れている猫種が、新しいカラーをチャンピオンシップのために受け入れることは自動的にチャンピオンシップのために受け入れると認識することができ、一方、他の猫種においては別の解釈をし、New Traitsによって各猫種が別々に新しいカラーを追加する必要があると考えられ、混乱を招くおそれがあります。既存のルールでそうなっているものはなく、既存のルールでそうなっていないものもないのです。

[Rules Chair Note: The current Reg Rule 34.3 explicitly excludes new colors from being eligible for Championship competition. It is implicit (but not explicit) that the New Traits process should be used in current Championship breeds to progress that color. Also, it is not clear that the term “color” in the present rules should also apply to an Agouti Shift Modifier or a Pattern Effect.]

Not all breeds that accept all colors may want to include the new color being added to the UCD.

Prior existence of the new color in the breed(s) as established through genetic testing may indicate it is appropriate to limit the new color to the specific breed(s) where the mutation originated.

New colors can also come in via the domestic gene pool and for those new colors, the color should be permitted for breeds allowing outcrosses to domestics.

The following table shows which breeds (accepting all colors) and with permitted outcrosses to domestics would automatically accept a new color:

[Rules Committee委員長の付記:現行のRegistration Rule 34.3は、新しいカラーを「チャンピオンシップ」クラスの対象から明確に除外しています。そのカラーを進歩させるために、現在の「チャンピオンシップ」の猫種でNew Traitsの手続きを援用することが暗黙の了解となっています(明確ではありませんが)。また、現行のStanding Rulesにおける「カラー」という用語が、Agouti Shift ModifierやPattern Effectにも適用されるべきかは明らかではありません]

全てのカラーを受け入れている猫種が、UCDに追加される新しいカラーを含むことを望むとは限りません。

遺伝子検査によって確立された、その猫種における新しいカラーの存在は、その突然変異が発生した特定の猫種に新しいカラーを限定することが適切であることを示すかもしれません。

新しいカラーは家畜の遺伝子を介して入ってくることもあり、そのような新しいカラーについては家畜とのアウトクロスを認めている猫種にそのカラーを許可する必要があります。

次の表はどの猫種(全てのカラーを受け入れる)及び国内種との交配が認められている猫種が自動的に新しいカラーを受け入れるかを示しています。
2_20220510100801

Amend Rule 34.3:
34.2.3 The color of the cat in question is not one which is recognized for registration by the association. In such instance the color shall be accepted as a new mutation following approval of the Genetics Committee and the TICA Board of Directors. Emendation of the Registration Rules (See 34.2, above) shall be made and a color name and code assigned, with notice of such emendation to be printed in the next available issue of the official newsletter.
34.2.3 問題となっちる猫のColorが、TICAが登録を認めたColorでない場合。Genetics Committee及びTICA Boardの承認を経て、そのColorは新たな突然変異として認められるものとする。Registration Rule(上記34.2 参照)の改正が行われ、Colorの名称とコードが割り当てられるものとし、その改正は公式なニュースレターの次号に掲載される。

34.3 Limitations.
34.3 制限

34.3.1 Acceptance of a cat of a color and breed for registration purposes does not imply eligibility for championship competition. Colors which are recognized for registration are not necessarily recognized for championship exhibition by the breed in question. (For a list of colors recognized for championship one is referred to the appropriate sections of the TICA Show Rules, Registration Rules, Standards and the Uniform Color Descriptions.)
34.3.1 あるColorとある猫種の猫を登録のために受け入れても「チャンピオンシップ」への参加資格を意味するものではない。登録のために認められたColorは必ずしも当該猫種の「チャンピオンシップ」のために認められたものではない。(「チャンピオンシップ」のために認められたカラー・リストはTICAのShow Rules、Registration Rules、Standards、UCDを参照)。

34.3.2 When a new color is added to the UCD, it is automatically accepted for all breeds that specify they accept All Colors AND that also specify Domestic LH/SH as a permissible outcross provided that additional limitations resulting from genetic testing have not been applied.
34.3.2 UCDにNew Colorが追加された場合、遺伝学的検査による追加的制限が適用されていないことを条件に、全てのColorを受け入れることとし、許容される異種交配として国内LH/SH全ての猫種に自動的に受け入れられる。

34.3.2.1 Breeds that accept All Colors but DO NOT permit Domestic LH/SH as an outcross but want to include the new color will need to follow the New Traits process UNLESS the mutation for the New Color originates in that breed or breeds. These standards will be amended to exclude the new color until the New Traits process has been followed and the Breed Section has voted to include it.
34.3.2.1 全てのColorを認めているが、国内LH/SHの交配を認めていない猫種においてNew Colorを含めたい場合、New Colorの突然変異がその猫種に由来していない限り、New Traitsの手続きに従う必要がある。これらのStandardsはNew Traitsの手続きに従い、Breed SectionがNew Colorを含めることを決めるまでNew Colorを除外するよう修正される。

34.3.2.2 Breeds that do not accept All Colors today will continue to follow the New Traits process to add a new color to those accepted by the breed if they want to include the new color added to the UCD for their breed.
34.3.2.2 現時点において全てのColorを受け入れていない猫種において、その猫種のUCDに追加されたNew Colorを含めたい場合、引き続きNew Traitsの手続きに従って、その猫種が受け入れたものにNew Colorを追加することになる。

Rules Committee Comments:
1. On "other rules affected by the proposed change and to ensure that the proper terms are used to convey the meaning intended and to ensure uniformity of terminology throughout"
2. Opinions on the merits (or otherwise) of the proposal (i.e. "to review proposals" as per Standing Rule 106.4.1.1)
[Rules Committeeによる付記:
1. 〝変更案の影響を受ける他のルールと、意図した意味を伝えるために適切な用語が使われ、全体として文言の統一が図られるようにするため〟について
2. 提案のメリット(またはその他)についての意見(すなわち、Standing Rule106.4.1.1に則った「提案の審査」)。

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で12日、新たに4万1743人の感染が確認されました。前週比2.01倍になっています。 

東京都で12日、新たに4216人の感染が確認されました。前週比81.7%増えています。

埼玉県で12日、新たに1774人の感染が確認されました。前週比88.5%増えています。 

神奈川県で12日、新たに1841人の感染が確認されました。前週比44.2%増えています。 

千葉県で12日新たに1233人の感染が確認されました。前週比67.8%増えています。 

大阪府で12日、新たに3290人の感染が確認されました。前週比2.65倍になっています。 

愛知県で12日、新たに2373人の感染が確認されました。前週比2.74倍になっています。 

福岡県で12日、新たに2424人(うち福岡市761人、北九州市354人)の感染が確認されました。前週比76.7%増えています。 

北海道で12日、新たに3177(うち札幌市1280人)の感染が確認されました。前週比71.4%増えています。

2022年5月12日 (木)

TICA Spring Board Meeting Agenda④New Colorの定義と手続き

◆Add New Reg Rule 33.10, Amend Definitions, Amend 34.3 (New Color Process) ・・・新しいカラーに関する手続き

New Colorに関する定義や手続き、ステイタスの明確化に関する改正案が同じ提案者から2つに分けて提出されています。

そのうちの1つについてまずは提案理由から見ていきます。

Rationale:
• TICA has well-defined processes for adding New Breeds and for adding New Traits to existing breeds, including the addition of existing colors to breeds that don’t currently accept those colors. TICA does not have a comparable process defined for adding New Colors to the UCD.

• The potential for New Colors is growing all the time. Recently we have added Charcoal to the Bengal, CORIN to the Siberian/Kurilian/Toybob, and Karpati to the UCD. There are more to come and we need an easy to understand and follow process for breeders that is not restricted by our computer systems.

• Rule 34 is very clear that there are Limitations and that just because a New Color is added to the UCD, it does not necessarily mean it is accepted for championship competition. For example, Mocha is in the UCD but is not accepted for championship competition however there is nothing to indicate that.

• The process needs to add Provisional to those colors in the UCD that are not eligible for Championship competition. Breeders of Provisional Colors will then need to complete the 2nd part of the New Color process in order to advance the color to Championship competition.

There are different ways to add New Breeds and the same should be true for New Colors:
1. Well characterized genes with published, sequenced variants
2. Transfer color from another WCC organization with standards equivalent to TICA’s
3. Other where the color is newly identified in the feline population arising from a mutation in specific breed(s) or a naturally occurring mutation in the domestic population. 

The first two would follow a fast track and the third would follow the full process.

Multiple breeds exhibiting the New Color would be able to exhibit in the New Trait class with the total across breeds counting towards satisfying requirements. Today the rules do not specify whether multiple breeds can be used or whether each breed working with the color has to complete the New Traits requirements.

Registries that are at the forefront of New Color development gain registration dollars from the work developing colors. TICA needs to document a clear, flexible and proactive process for adding New Colors that will drive registration revenue and strengthen the reputation of TICA as a leader in the cat fancy.

In order to enable this rule change, both TFMS and entry clerking systems will need to allow the addition of a new “Other” free text field to identify the new color (i.e. new trait) during the registration process so that cats can be shown in New Traits before being formally added to the UCD.

(和訳)
理由
• TICA には、新たな猫種(New Breed)を追加するためのプロセスや既存の猫種にNew Traits(新たな特性や特徴)を追加するためのプロセスが明確に定義されており、これには現在そのColorを受け入れていない猫種に既存のColorを追加することも含まれます。しかし、TICAにはUCDにNew Colorを追加するための手続き的プロセスがありません。

• New Colorに対する潜在需要はいつでも高いものがあります。最近、私たちはBGにCharcoalを、SBやKB/KBL、TB/TBLにCORIN(CORINについては1月25日のブログを参照)、そしてUCDにKarpati(Karpatiについては1月24日のブログを参照)を追加しました。今後さらに増えると見られ、私たちはブリーダーのためにコンピューターシステムの制約を受けず、理解しやすく、扱いやすいプロセスを必要としています。

• Registration RulesのArticle Four - Names of Colors and Color Codes(34.1~34.3)において、Limitations(制限)を設けていること、そしてNew ColorがUCDに追加されたからといって必ずしも「チャンピオンシップ」クラスとして受け入れられるとは限らないことを明確にしています。例えば、MochaはUCDに登録されたものの、「チャンピオンシップ」クラスとして採用されていませんが、そのことを示すことは何も書かれていません。

• このプロセスでは、UCDにある「チャンピオンシップ」クラスに参加資格のないColorにProvisional(暫定資格)を追加する必要があります。Provisional(暫定資格)のColorのブリーダーはそのColorを「チャンピオンシップ」クラスに昇格させるためにNew Colorの手続きの次の段階を完了する必要があります。

新たな猫種(New Breed)を追加する方法は異なる様々な方法がありますが、New Colorを追加する場合も同じです。
1.配列変異体(sequenced variants)が公表され、よく特徴付けられた遺伝子
2.TICAと同等のStandardを持つ他のWCC組織からのColor Transfer
3.その他、特定の猫種における突然変異、または国内個体群における自然発生的な突然変異により、猫の個体群において新たに確認されたColor

最初の2つはFast Trackで、3つ目は全プロセスを通じて行われます。New Colorを持つ複数の猫種は、New Traitクラスに出陳することができ、猫種間の合計が要件を満たすようにカウントされます。現在では複数の猫種の使用や、New Colorを使用する各猫種がNew Traitの要件を満たさなければならないかどうかは規定されていません。

New Color創出の最初の段階である登録手続きにおいては、Colorの創出段階から登録料を得ることができます。TICAは登録料収入を促し、愛猫界におけるリーダーとしてのTICAの評判を強化するため、New Colorを追加するための明確で柔軟かつ積極的な手続きを文書として明確化する必要があります。

このルール変更を可能にするため、TFMSとEntry Clerking Systemの両方において、登録時にNew Color(つまりNew Traits)を識別するための新たに〝その他〟のfree text fieldを追加できるようにする必要があり、正式にUCDに追加される前にNew Traitsとして表示できるようにします。

具体的な改正案は以下のようになっています。(※ナンバリングが一部重複していますが、Agendaの記載にある原文ママとしています)

Amend Registration Rule 31.7:
31.7 For the purposes of breed and New Colors advancements, “actively breeding”is defined as breeding at least one litter within the 2 years prior to the date of the application. If a litter or cattery is co-owned then only one person will count as “actively breeding” in the count of breeders required.
31.7 BreedとNew Colorsのadvancements(昇格)において「活動的(活発な)繁殖」とは、申請日より前の2年以内に少なくとも1回の出産(ひと腹)を繁殖させたこととし、共同所有の場合、1人だけがブリーダーとしてカウントされる。

Add Registration Rule 31.8:
31.8 New Color - The result of a new mutation affecting the coloration of the cat. The mutation may occur in a specific breed, multiple breeds, or in the domestic population. For example, it may be, but is not limited to, a unique Color, an Agouti Shift Modifier, or a Pattern Effect.
31.8 New Color - 猫の配色に影響を与える新たな突然変異の結果であり、突然変異は特定の猫種、複数の猫種あるいは群として発生する可能性がある。例えば「Unique Color」「Agouti Shift Modifier」「Pattern Effect」などが挙げられるが、これらに限定されない。

Add associated Standing Rule 301.8:
301.8 Examples of a new color include:
• Mocha: a color resulting from an allele in the albino series
• Brown Marble Charcoal Bengal: Breed specific mutation resulting in Pattern Effect
• Blue Tortie Karpati: Pattern Effect mutation originating in the domestic population
• Black Gold CORIN Tabby: 3 Breed Specific - Agouti Shift Modifier

Amend Reg Rule 34.3:
34.3 Limitations. Acceptance of a cat of a color and in a breed for registration purposes does not imply eligibility for championship competition. New Colors which are recognized for registration are not necessarily recognized for championship exhibition until they have completed the New Color process by the breed in question. (For a list of colors recognized for championship one is referred to the appropriate sections of the TICA Show Rules, Registration Rules, Standards and the Uniform Color Descriptions.)
34.3 制限。ある猫種において、あるカラーを登録のために認めることは「チャンピオンシップ」クラスへの参加資格を意味するものではない。登録のために認められたNew ColorはNew Colorの手続きを完了するまでは必ずしも「チャンピオンシップ」クラスへの参加が認められるとは限らない。(「チャンピオンシップ」のために認められたカラー・リストはTICAのShow Rules、Registration Rules、Standards、UCDを参照)。

Add New 33.10 and re-number existing 33.10 section (and any crossreferences) to be 33.11:
新たに33.10を加え、現在の33.10(及び相互参照)のナンバリングを33.11に変更

33.10 Adding New Color Mutations to the UCD
33.10 New Colorの突然変異のUCDへの追加

33.10.1 When the breeder notifies the Genetics Committee that they are working with a new color:
33.10.1.1 The Genetics Committee works with the breeder on the name for the new color. If breeders are already working with the color, the breeder will be advised of the current name in use.
33.10.1.2 The Genetics Committee notifies the Executive Office of the new color name to add to TICA’s systems.
33.10.1.3 The Executive Office adds the new color name. Cats can now be registered with the color and shown in the New Traits class as Other or the new color name.
33.10.1.4 The Genetics Committee notifies the Judging Administrator so judges can be alerted about the new color.
33.10.1 ブリーダーがGenetics CommitteeにNew Colorを扱うことを通知後:
33.10.1.1 Genetics Committeeはブリーダーと協力してNew Colorの名称を決める。ブリーダーが既にそのColorに取り組んでいる場合、ブリーダーに現在使われている名称を通知する。
33.10.1.2 Genetics CommitteeはTICAのシステムに追加するNew Colorの名称をTICA本部に通知する。
33.10.1.3 TICA本部はNew Colorの名称を追加する。これにより猫はそのColorで登録され、New Traitsクラスにその他又はNew Colorの名称で出陳することができる。
33.10.1.4 Genetics CommitteeはJudging Administratorに通知し、ジャッジにNew Colorを通知できる。

33.10.2 Choice of New Color Process
33.10.2.1 Regular Process: New Colors that do not meet the requirements in 33.10.2.2.for the Fast Track process.
33.10.2.2 Fast Track Process: A New Color that meets one of the requirements below:
33.10.2.2.1 A scientific paper has been published with the characterization and sequence of the gene variant. A copy of the paper in English should be given to the Genetics Committee as supporting information for the fast track request.
33.10.2.2.2 The new color is accepted for championship competition in another WCC member with standards at least equal to TICA's.
33.10.2.3 New Colors meeting the Fast Track process are added to the UCD as Provisional and go directly to Stage 2 of the Regular Process ensuring that judges see the New Color.
33.10.2 New Colorの手続きの選択
33.10.2.1 通常プロセス:33.10.2.2のFast Track processの要件を満たさないNew Color
33.10.2.2 Fast Track process:以下の要件のいずれかを満たすNew Color
33.10.2.2.1 遺伝子変異体の特性及び配列に関する科学論文が発表されていること。Fast Track processの申請の裏付け資料として英語による論文コピーをGenetics Committeeに提出すること。
33.10.2.2 New Colorは少なくともTICAと同程度のStandardsを持つ他のWCC加盟国の「チャンピオンシップ」クラスで受け入れられていること。
33.10.2.3 Fast Track processを満たしたNew Colorは暫定的にUCDに追加され、ジャッジがNew Colorを見られるよう、通常プロセスのStage 2へ直接進むことができる。

33.10.3 New Color Regular Process Stages
33.10.3.1 Stage 1: Apply to have the New Color added to the UCD as a Provisional New Color
33.10.3.2 Stage 2: Apply to advance the Provisional New Color to Championship Status
33.10.3 New Colorの通常手続きのStage
33.10.3.1 Stage 1:New Colorを暫定New CoplorとしてUCDに追加することを申請する。
33.10.3.2 Stage 2:暫定New Colorを「チャンピオンシップ」Statusに昇格させるために申請する。

33.10.4 Regular Process Stage 1: Requirements to Add New Color to the UCD as Provisional Status:
33.10.4.1 At least 5 individual examples of the new color have been shown in the New Traits class as Other or with the assigned color name.
33.10.4.2 At least 5 TICA members in good standing actively breeding or showing the new color.
33.10.4.3 A minimum number of cats with the new color have been registered in the three years prior to the application to advance to Provisional:
33.10.4.3.1 Five (5) cats in breeds registering fewer than 100 cats OR
33.10.4.3.2 Five per cent (5%) of the cats registered, not to exceed 25, for those breeds registering 100 or more cats.
33.10.4.3.3 For those new colors where multiple breeds are working together on acceptance, 10 cats total are required.
33.10.4.4 An electronic submission requesting Advancement to Provisional shall be sent to the Genetics Committee and the Rules Committee at least 120 days prior to the Board meeting. The submission must be signed by 5 TICA members in good standing breeding or showing the new color.
33.10.4.4.1 A proposed color description for the UCD must be included in the application.
33.10.4.4.2 A processing fee as specified in the Standing Rules.
33.10.4.5 The Board of Directors may approve, disapprove or impose additional requirements for the New Color at their discretion.
33.10.4 通常手続きのStage 1:New Colorを暫定的なステータスとしてUCDに追加するための条件
33.10.4.1 New Colorの少なくとも5頭の個体事例がNew Traitsクラスで「その他」として、又は割り当てられたColorの名称で示されていること。
33.10.4.2 少なくとも5人の優良なTICA会員が、そのNew Colorを活動的(活発に)繁殖又は出陳展示していること。
33.10.4.3 暫定Colorへの昇格申請前の3年間にNew Colorを有する猫が最低数登録されていること。
33.10.4.3.1 登録頭数が100頭未満の猫種においては5頭の猫が登録されていること又は
33.10.4.3.2 登録猫数が100頭以上の猫種の場合は登録猫数の5%(25頭を超えない)であること。
33.10.4.3.3 複数の猫種が協力するNew Colorについては合計10頭の猫を必要とする。
33.10.4.4 暫定Colorへの移行を求める電子申請書はBorad Meetingの120日前までにGenetics Committee及びRules Committeeに送付する。この申請書にはNew Colorを繁殖又は出陳している優良なTICA会員5人の署名を必要とする。
33.10.4.4.1 UCDのためのColorの説明は申請書に含まれるものとする。
33.10.4.4.2 Stading Rulesで定める手数料を支払う。
33.10.4.5 Boardはその裁量によりNew Colorを承認/不承認/又は追加要件を課すことができる。

33.10.5 Regular Process Stage 2 (and Fast Track applications) to advance a Provisional New Color to Championship.
The requirements to apply for Championship status for the New Color are:

33.10.5.1 At least 5 individual examples of the new color shown in the New Traits class as Other or with the assigned color name.
33.10.5.2 At least 5 TICA members in good standing actively breeding or showing the new color.
33.10.5.3 A minimum number of cats with the new color have been registered in the three years prior to the application to advance to Championship
33.10.5.3.1 Five (5) cats in breeds registering fewer than 100 cats OR
33.10.5.3.2 Five per cent (5%) of the cats registered, not to exceed 25, for those breeds registering 100 or more cats.
33.10.5.3.3 For those new colors where multiple breeds are working together on acceptance, 10 cats total are required.

33.10.5.1 Submission of an electronic Application for Advancement to Championship should be sent to each member of the Breed Committee(s) and if part of a Breed Group, to each member of each Breed Committee in the Breed Group), the Genetics Committee, and the Rules Committee, at least 120 days before the applicable Board meeting. The application must be signed by at least ten TICA members in good standing (applications available from the TICA Executive Office or at tica.org).

33.10.5.1.1 Any required standard changes must be included in the application.
33.10.5.1.2 A processing fee as specified in the Standing Rules.

33.10.5.2 When the Genetics and Rules Committees approve the application for Advancement to Championship for the New Color, and at least 90 days prior to the applicable Board meeting, the Breed Committee(s) Chair(s) shall submit the approved application to the Executive Office for polling of the breed section(s). The application shall include the comments of the Genetics Committee on the genetic validity and viability of the New Color and any comments of the Rules Committee.

33.10.5.2.1 Breeds that accept all colors AND specify that a domestic outcross is permissible do not need to conduct a breed poll as the New Color is automatically accepted.
33.10.5.2.2 Breeds that accept all colors BUT DO NOT specify that domestic outcross is permissible will need to conduct a Breed Poll to add the New Color to the standard.

33.10.5.3 Upon receipt of the application marked as approved, the Executive Office shall issue a poll to all members of the related Breed Section(s). Polls must be returned to the TICA Ballot Judge no later than 30 days from the date of issue. In cases of a Breed Group, a majority of the Breed Section Members voting in EACH of the Breed Groups, must vote to approve the new trait or traits in order to advance to Championship status. The results of the poll shall be included in the meeting agenda with the application.

33.10.5.4 The expense of any poll shall be the financial responsibility of the individuals requesting the poll.
33.10.5.5 A Notice of Intent to Apply for Advancement to Championship Status must be published in the TICA TREND at least 120 days prior to the meeting at which the application for advancement will be heard, and which invites comments about the New Color to be forwarded to the Executive Office.
33.10.5.6 Submission of an application does not imply acceptance to advance the New Color from Provisional to Championship status. The Board of Directors may approve, disapprove or impose additional requirements for the New Color at their discretion.

33.10.6 Reporting after Advancement to Championship: Not all colors are benign in their effects; some may have a malignant effect that only becomes apparent over time. Consequently when New Colors are advanced to Championship they will be monitored for a period of 5 years from the date of advancement. Breed Committees working with the New Color will provide a formal report to the Genetics Committee and the Rules Committee at least 60 days prior to the date of the Annual Board Meeting. The report should include photographs, illustrations, statistics, health and breeding reports along with any other relevant materials.


Add associated Standing Rules:

303.10.4.4.2 For New Colors following the Regular process, a processing fee of $25 for the Stage 1 application.
303.10.5.1.2 For New Colors following the Regular Process, a processing fee of $25. For applications using the Fast Track process, a processing fee of $50. Each fee is required at the time of the application.

33.10.5 暫定New Colorを「チャンピオンシップ」クラスに進めるための正規の手続きStage 2(及びFast Track Process申請)。New Colorの「チャンピオンシップ」クラスの資格申請の要件は以下の通り:

33.10.5.1 その他又は割り当てられたColorの名称でNew Traitsクラスに示されたNew Colorの少なくとも5頭の個体例。
33.10.5.2 New Colorを活動的(活発に)繁殖または出陳している優良なTICA会員が少なくとも5人いること。

33.10.5.3 「チャンピオンシップ」クラスに申請する前の3年間にNew Colorを持つ猫が最低数登録されていること。
33.10.5.3.1 登録頭数が100頭未満の猫種においては5頭の猫が登録されていること又は、
33.10.5.3.2 登録猫数が100頭以上の猫種の場合、登録猫数の5%(25頭を超えない)であること。
33.10.5.3.3 複数の猫種が協力するNew Colorについては合計10頭の猫を要とする。
33.10.5.1 「チャンピオンシップ」クラスへの昇格の電子申請書はBoard Meetingの少なくとも120日前までにぞれぞれのBreed Committee委員及び猫種グループに属する場合はその猫種の各委員、Genetics Committee並びにRules Committeeに送付するものとする。申請書は少なくとも10人の優良なTICA会員によって署名されなければならない(申請書はTICA本部又はtica.orgで入手可能)。
33.10.5.1.1 必要なStandardsの変更は申請書に記載されなければならない。
33.10.5.1.2 Standing Rulesに定める手続料。
33.10.5.2 New Colorに関する「チャンピオンシップ」への昇格申請書がGenetics CommitteeとRules Committeeによって承認された場合、Board Meetingの少なくとも90日前までに、Breed Committeeの委員長は承認された申請書をTICA本部に提出し、Breed Sectionの投票に付さなければならない。申請書にはNew Colorの遺伝的な妥当性及び実行可能性に関するGenetics CommitteeとRules Committeeのコメントが含まれるものとする。
33.10.5.2.1 全てのColorを受け入れ、domestic outcrossが許容されると明記している猫種はNew Colorを自動的に受け入れるため、Breedメンバーの投票を行う必要はない。
33.10.5.2.2 全てのColorを認めているが、domestic outcrossが認められていない猫種はNew ColorをStandardsに追加するためにBreedメンバー投票を実施する必要がある。

33.10.5.3 承認された申請書を受領した場合、TICA本部は関連するBreed Section全メンバーに投票用紙を発行する。投票用紙は発行日から30日以内にTICA Ballot Judgeに返送されなければならない。Breed Groupの場合、「チャンピオンシップ」クラスに昇格するためにはBreed Groupの各Breed Sectionメンバーの過半数の投票により、New Traitsが承認されなければならない。投票結果は申請書とともにBoard MeetingのAgenda(議案)に含まれるものとする。


33.10.5.4 投票費用は投票を依頼した個人が負担する。


33.10.5.5 「チャンピオンシップ」クラスへの昇格申請の意向通知(Notice of Intent)は昇格申請が審理されるMeetigの少なくとも120日前に「TICA TRENDに」に掲載され、New Colorに関するコメントをTICA本部に転送するよう呼びかけなければならない。

33.10.5.6 申請書の提出は、New Colorを暫定Colorから「チャンピオンシップ」のColorへの昇格を承認することを意味するものではない。Boardはその裁量でNew Colorを承認/不承認/又は追加要件を課すことができる。

33.10.6 「チャンピオンシップ」への昇格後の報告:全てのカラーが良い面の効果を持つわけではなく、なかには時間の経過とともに明らかになる悪性の効果を持つ場合もある。したがってNew Colorが「チャンピオンシップ」に昇格した場合、昇格の日から5年間はモニタリングされる。New Colorを扱うBreed CommitteeはAnnual Board Meeting開催日の少なくとも60日前までにGenetics CommitteeとRules Committeeに正式な報告書を提出する。報告書には写真、図、統計、健康状態、繁殖報告、その他の関連資料を含めるものとする。

Add associated Standing Rules:
303.10.4.4.2 For New Colors following the Regular process, a processing fee of $25 for the Stage 1 application.
303.10.5.1.2 For New Colors following the Regular Process, a processing fee of $25. For applications using the Fast Track process, a processing fee of $50. Each fee is required at the time of the application.
関連するStanding Rulesを追加する。
303.10.4.4.2 通常手続きに従うNew Colorの場合、Stage 1の申請手数料は25ドルとする。
303.10.5.1.2 通常手続きに従ったNew Colorsの場合、処理手数料は25ドルとする。Fast Track processを利用した申請の場合,処理手数料は50ドルとする。各手数料は申請時に必要となる。
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※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で11日、新たに4万5955人の感染が確認されました。前週比73.6%増えています。 

東京都で11日、新たに4764人の感染が確認されました。前週比58.9%増えています。

埼玉県で11日、新たに1910人の感染が確認されました。前週比50.7%増えています。 

神奈川県で11日、新たに2340人の感染が確認されました。前週比31.5%増えています。 

千葉県で11日新たに1373人の感染が確認されました。前週比45.8%増えています。 

大阪府で11日、新たに3679人の感染が確認されました。前週比2.38倍になっています。 

愛知県で11日、新たに2729人の感染が確認されました。前週比2.42倍になっています。 

福岡県で11日、新たに2401人(うち福岡市938人、北九州市464人)の感染が確認されました。前週比54.2%増えています。 

北海道で11日、新たに3259(うち札幌市1338人)の感染が確認されました。前週比55.9%増えています。

2022年5月11日 (水)

TICA Spring Board Meeting Agenda③Genetics Committeeの役割

Amend Standing Rule 106.4.1.2(Genetics Committee Role)・・・ Genetics Committeeの役割

Genetics Committeeの役割について、さらに細かく規定し明確化するルール追加案が提出されています。

(注)公表されているAgendaにおいて106.1.2.3が2つ並んで記載されていますので、原文ママとしておきます。

Amend Standing Rule 106.4.1.2:
106.4.1.2 Genetics Committee.
The duties of the Genetics Committee shall include, but not be limited to:
106.4.1.2.1 To advise the Board of Directors in any matter relating to breeds, breeding, colors, deformities, changes in Registration Rules, or any other matter in the field of genetics.
106.4.1.2.2 To advise the Board on the addition of New Traits and New Colors based on the most current information available.
106.4.1.2.3 To work with and provide guidance to breeders developing New Traits and New Colors from the start of their development program to the approval decision.106.4.1.2.3 To advise the Executive Office of the New Traits and New Colors so the appropriate systems can be prepared.
106.4.1.2.4 To notify the Judging Administrator about New Traits and New Colors so the judges are aware of them.
106.4.1.2.5 To provide a written annual report about updates in genetic research to the Board on an annual basis at the Winter Board meeting.
(和訳)
Standing Rule 106.4.1.2改正案:
106.4.1.2 Genetics Committee.
Genetics Committeeの責務は次の通りだが、とおりとするが、これらに限られるものではない:
106.4.1.2.1 猫種、繁殖、カラー、奇形、Registration Rulesの変更又は遺伝学分野のその他の事項に関してBoardに助言すること。
106.4.1.2.2 New Traits及びNew Colorの追加について、入手可能な最新情報に基づきBoardに助言すること
106.4.1.2.3 New Traits及びNew Colorを創出するブリーダーに対し、創出プログラムのスタートから承認決定まで協力し、指導すること
106.4.1.2.3 New Traits及びNew Colorについて、TICA本部において適切なシステムを準備できるように助言すること
106.4.1.2.4 ジャッジがNew Traits及びNew Colorについて認識できるように、Judging Administratorに審査管理者に通知すること
106.4.1.2.5 毎年のWinter Board Meetingにおいて遺伝学的研究の最新情報について書面による年次報告をBoardに提出すること

提案者は改正の必要性について以下のように述べています。

Rationale:
Genetics is core to TICA’s foundation as a registry. This genetic foundation is a key differentiator for TICA as an organization. Today genetic research and knowledge is growing in leaps and bounds. TICA needs to grow with it and use it as a strategic advantage for growth. Currently information from all the research flows into the organization but is used primarily to inform the advice that the Genetics Committee provides to the Board. We are proposing a more active role for the Genetics Committee that would see more involvement with breeders in the actual development of New Traits and New Colors.
Benefits of this change include:
For the Board:
 ー Strategic differentiator: why do I want a kitten from a TICA breeder
 ー Strategic differentiator: why do I want to register with TICA
For Breeders:
 ー Access to genetic guidance from the start of their efforts
 ー Faster decisions regarding acceptance
 ー Improved access to genetic information
For the EO:
 ー Improved communication allowing for earlier information about potential changes
 ー Reduce confusion and the number of surprises
 ー Allow for faster response times to add/modify systems
For Judges:
 ー Improved communication about changes
 ー Improved availability of information earlier in the NT/NC development process
(和訳)理由
遺伝学は、TICAの登録機関としての基盤の中核となるものです。この遺伝学の基盤は組織としてのTICAにおいて重要なカギとなる差異化要因です。今日、遺伝子の研究と知識は飛躍的な成長を遂げています。TICAもそれに合わせて成長し、成長に向けた戦略的アドバンテージとして活用していく必要があります。現在、あらゆる研究からの情報はTICAにもたらされていますが、主にGenetics CommitteeがBoardに提供する助言のために使われています。私たちはGenetics Committeeがより積極的な役割を果たし、新たな形質やカラーの創出においてブリーダーがより多く関与することを提案します。

この変更には以下のような利点があります。

Boardにとって
 - 戦略的差異化要因:なぜ私はTICAブリーダーからの子猫を望むのか?
 - 戦略的差異化要因:なぜ私はTICAに登録したいのか?
ブリーダーにとって
 - 初期段階から遺伝学面のガイダンスを受けることができます。
 - 導入に関するより迅速な決定
 - 遺伝情報へのアクセス向上
米TICA本部にとって
 - コミュニケーションの改善により、潜在的な変化に関する情報をより早く知ることができる
 - 混乱と驚きの頻度を減らす
 - システムの追加・変更に迅速に対応できるようになる
ジャッジにとって
 - 変更に関するコミュニケーションの改善
 - New Trait/New Colorの創出プロセスにおける早い段階での情報入手の改善

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で10日、新たに4万2164人の感染が確認されました。前週比38.3%増えています。 

東京都で10日、新たに4451人の感染が確認されました。前週比32.6%増えています。

埼玉県で10日、新たに1474人の感染が確認されました。前週比44.4%増えています。 

神奈川県で10日、新たに2203人の感染が確認されました。前週比2.14倍になっています。 

千葉県で10日新たに1154人の感染が確認されました。前週比11.5%増えています。 

大阪府で10日、新たに4240人の感染が確認されました。前週比27.8%増えています。 

愛知県で10日、新たに3000人の感染が確認されました。前週比55.4%増えています。 

福岡県で10日、新たに2251人(うち福岡市459人、北九州市192人)の感染が確認されました。前週比21.3%増えています。 

北海道で10日、新たに2400(うち札幌市630人)の感染が確認されました。前週比39.7%増えています。

2022年5月10日 (火)

TICA Spring Board Meeting Agenda②ジャッジ料値上げ(45~47%アップ)

◆Amend Standing Rule 2014.1.1(Judges’ Fees)・・・ジャッジ料の値上げ

ジャッジ料(審査報酬)の値上げ(45~47%アップ)が提案されています。

実施時期は「2023年5月1日」としていますから、可決すれば2023-24年度からということになります。

また、ジャッジ料の算定ベースはこれまでの単純なエントリー数ではなく、実際の審査猫数に改める内容になっています。

2014.1.1 Judges Fees. (※カッコ内の値上げ率は私が記載しました)

Based on number of entries in the catalog eligible for competition based on status of judge, not type of show judged.Based on the status of the judge, not the type of show judged, fees are payable in accordance with the following schedule:

2014.1.1.1 Approved Allbreed Judge and Licensed Guest Judge - $1.10 per entry $1.60 per entry judged.(45%アップ)

2014.1.1.2 Provisional Allbreed Judge and Guest Judge -$.85 per entry $1.25 per entry judged.(47%アップ)

2014.1.1.3 Approved Specialty Judge - $.65 per entry $0.95 per entry judged.(46%アップ)

2014.1.1.4 Probationary Specialty Judge - $.55 per entry $0.80 per entry judged.(45%アップ)

2014.1.1.5 Household Pet Allbreed - $.85 per entry $1.25 per entry judged.(47%アップ)

2014.1.1.6 Household Pet Specialty - $.55 per entry $0.80 per entry judged. (45%アップ)

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で9日、新たに2万8510人の感染が確認されました。前週比47.3%増えています。

東京都で9日、新たに3011人の感染が確認されました。前週比25.3%増えています。

埼玉県で9日、新たに1638人の感染が確認されました。前週比56.7%増えています。 

神奈川県で9日、新たに1662人の感染が確認されました。前週比4.5%増えています。 

千葉県で9日新たに983人の感染が確認されました。前週比68.0%増えています。 

大阪府で9日、新たに1487人の感染が確認されました。前週比60.6%増えています。 

愛知県で9日、新たに1209人の感染が確認されました。前週比48.5%増えています。 

福岡県で9日、新たに1919人(うち福岡市456人、北九州市265人)の感染が確認されました。前週比67.6%増えています。 

北海道で9日、新たに2556(うち札幌市1194人)の感染が確認されました。前週比41.6%増えています。

2022年5月 9日 (月)

TICA Spring Board Meeting Agenda①ショー日程の入れ方

5月20~22日に開催されるTICA Spring Board MeetingのAgenda(議案)が公表されましたので、主なルール改正案をご紹介します。

◆Amend Show Rule 22.1.2(Show Dates)・・・ショー日程の入れ方について

ショー日程の入れ方についてはShow Ruleで以下のように規定されていますが、新たに「10日間の期間内において同一Region内でのショーの競合を避ける」ための規定を加えるという追加改正案になります。

※日本においては事情もこれまでの経緯も全く異なるため、賛成しかねるとの意見が多数を占めるかと思いますが、「日本はショーの数が多い」と思っているメンバーにとってはショーの回数を減らす効果が見込めると言えます。

(現状)
22.1.2 Show Dates. When a club desires a show date from the Regional Director, they may request that date in writing. After 30 days, there being no response from the Regional Director, the club may proceed with the show date, scheduling it through the Executive Office by providing the Executive Office with a copy of the written request.
 22.1.2.1 The Regional Director may only deny a club a specific show date if there is a previously scheduled TICA show within 500 miles (805 kilometers) or in the same region on the requested weekend.
 22.1.2.2 If there are multiple show requests for the same show weekend, shows may be held within 500 miles (805 kilometers) of each other only with both A and B below:
  A. Written permission from the show managers, and
  B. Written permission of the regional director or regional directors if the show requests are from multiple regions. The first club that requests a show date is authorized to have the show.

【追加案】(※黄色のマーカーと下線は改正内容を理解しやすいよう私が付けました)
22.1.2.3 The Regional Director may deny a club a specific show date if there is a previously scheduled TICA show within 200 miles (321 kilometers) and within 10 days of the requested show.

22.1.2.4 If there are multiple show requests for shows within 10 days of each other, such shows may be held within 200 miles (321 kilometers) of each other only with both A and B below:
 A. Written permission from the show managers, and
 B. Written permission of the regional director or regional directors if the show requests are from multiple regions. The first club that requests a
show date is authorized to have the show.

※上記追加案が成立した場合は現状の22.1.2.3を22.1.2.5に変更するとともに、その中のルールのナンバリングも追加案に従って修正

提案者は追加案の必要性について、以下のように述べています。

In general, everyone is happy with more shows as more shows means more opportunities for exhibitors to go to shows at different times during the year. However, putting up a show is a large financial risk for most clubs especially when two shows are scheduled too close each other. Currently our rules only cover the situation when shows are scheduled on the same weekend. The proposal is to add a rule which covers the situation when two shows are scheduled within one week of each other. It will help prevent two shows targeting the same local exhibitor population. Clubs with large financial funds can carry a loss but smaller clubs cannot (and may have to close down in the end).
(和訳)一般的にショーが増えることは出陳者にとってショーに行く機会が増えることになり、みんなが喜びます。しかし、ショーを開催することは、ほとんどのクラブにとってクラブ会計面で大きなリスクとなります。特に2つのショーがあまりに近い間隔で予定されている場合はなおさらです。現状、私たちのルールはショーが同じ週末に予定されている場合にのみ適用されます。今回の提案は2つのショーが1週間以内に予定されている状況をカバーするルールを追加することです。これは、同じRegionの出陳者人口を対象にした2つのショーが相次ぎ開催されるのを防ぐのに役立ちます。会計に余裕のあるクラブは損失を賄えますが、小さいクラブはそういうわけにもいきません(最終的には閉会せざるを得ないおそれもあります)。

これに対して、Rules Committeeの委員長コメントも出ています。

Rules Chair Note: From discussion it was clear that the financial impact of visitors varies among regions. However, although gate is one of many factors, it was not the primary driving force behind the proposal. It was also clear that while campaigners will travel long distances to attend shows, non-campaigners may not. Shows (and clubs) need a balance of both types of exhibitors to survive.
(和訳)議論から、エントリーの財務面への影響がRegionによって異なることが明らかになりました。しかし、エントリー数は多くの要因の1つではあるものの、この提案の重要な役割を担うとまでは言えない。また、キャンペーンをしている(ショーで走っている)出陳者はショー参加のため長距離を移動するが、そうでない出陳者はそうではないかもしれません。ショー(とクラブ)が存続していくためには両タイプの出陳者のバランスが必要となります。

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で8日、新たに3万9328人の感染が確認されました。前週比56.2%増えています。

東京都で8日、新たに4711人の感染が確認されました。前週比49.0%増えています。

埼玉県で8日、新たに1920人の感染が確認されました。前週比59.7%増えています。

神奈川県で8日、新たに1987人の感染が確認されました。前週比3.0%増えています。

千葉県で8日新たに1233人の感染が確認されました。前週比20.5%増えています。

大阪府で8日、新たに3324人の感染が確認されました。前週比47.6%増えています。

愛知県で8日、新たに2307人の感染が確認されました。前週比61.6%増えています。

福岡県で8日、新たに2375人(うち福岡市736人、北九州市548人)の感染が確認されました。前週比50.8%増えています。

北海道で8日、新たに3115(うち札幌市1394人)の感染が確認されました。前週比68.0%増え、3000人を超えるのは10日ぶりです。

2022年5月 8日 (日)

プーチンの「打倒ネオナチ」を支持するロシア国民

ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領が「打倒ネオナチ」(あるいは「ナチ化を防ぐ」)を旗頭にウクライナに侵攻し、多くのロシア国民が「打倒ネオナチ」を支持していることに、TICA Asia East Regionメンバーの多くが常識外れな異常状態であると思っていることかと思います。(※もしかするとプーチン大統領を熱烈に支持するメンバーもいるかもしれませんが…)

【非常識で異常な「打倒○○」が支持されるおぞましさ】

TICA Asia East Regionにおいては「所詮他人事…」とばかりにロシアを眺めるメンバーが大半かもしれませんが、Asia Regionの時代に「打倒アクト」「打倒屋和田」の〝旗頭〟に踊らされるがまま、多くのメンバーがアクトバッシングに加担し、血道をあげたことを忘れてはなりません。

TICA Asia Regionという小さな趣味の世界でさえ、非常識であり得ないプロパガンダに踊らされたメンバーが居て、〝魔女狩り〟さながらに〝攻撃〟や〝口撃〟に加わったことは、集団の大小や国・地域を問わず、いつでもでもどこにでも起こり得ることであるとの認識を持つことが重要と言えるでしょう。

メンバー全員がこの自覚を持たない限り、小さな趣味の世界においてもプーチン大統領のような人物やロシアのようなクラブは出現するのであり、〝魔女狩り〟さながらのいじめ・嫌がらせがいつまた形を変えて起きるかもしれません。

【国民性や精神風土はそう簡単に変わらない】

今回のロシアによるウクライナ侵攻を機に、ロシア(あるいはロシア国民)の歴史的な精神構造を読み解く報道も相次いでいますが、それらを読んで感じるのは、長年にわたり築き上げられた精神構造や風土といったものはそう簡単に変わらないということです。

小さな趣味の世界も同じであり、旗振り役が力を失ったとしても、自分の頭で善悪や是非をしっかり考えることをせず、思考停止に陥ったままに誰かの旗振りに唯々諾々と従うメンバーが依然として大多数を占める限り、「打倒アクト」や「打倒屋和田」の残滓を追い続けている現実があるとも言えるのではないでしょうか。

TICAにおけるRegionの〝メンバー性〟のようなものがあるとしたら(必ずあると私は思っていますが…)、確実にTICA Asia Region(現TICA Asia East Region)固有の〝メンバー性〟があることは確かであり、自分たちとその仲間さえEnjoyできればいいという〝身内ノリ〟〝内輪ノリ〟の論理が最優先される精神構造・風土が岩盤のように形成されていることが分かります。

【TICA Asia East Regionの〝ロシア化〟を憂慮】

一方で、〝傍観者〟として同調しておきながら、 自らが加担した事を白々しく棚に上げ(あるいは見て見ぬふりをして)、いまさら「そんなことがあったなんて知らなかった」などと知らぬ存ぜぬを貫き、自分だけ〝良い子〟ぶろうとするメンバーがいるのもTICA Asia Regionの〝メンバー性〟と言え、組織風土の改善を阻む高い壁になっています。

完全な中立を貫くならいざ知らず、自己弁護と言い逃れの果てに「虚偽証言」をして陰に陽に加担するメンバーがいることは、思考停止に陥って同調圧力に屈するメンバーよりタチが悪いと言わざるを得ません。

Directorがこうした精神・組織風土の改革や改善に無頓着であったり、あるいは加害者側及び加害者側に加担するグループに属したメンバーであれば、改善されるどころかますますその岩盤性を強固なものとなり、奥深いところでTICA Asia East Regionの〝ロシア化〟が温存されることは間違いないでしょう。

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で7日、新たに3万9328人の感染が確認されました。前週比56.2%増えています。

東京都で7日、新たに3809人の感染が確認されました。前週比27.9%増えています。

埼玉県で7日、新たに1398人の感染が確認されました。前週比4.4%増えています。

神奈川県で7日、新たに1661人の感染が確認されました。前週比35.5%減りました。

千葉県で7日新たに1049人の感染が確認されました。前週比4.2%減りました。

大阪府で7日、新たに4192人の感染が確認されました。前週比3.77倍になっています。

愛知県で7日、新たに2659人の感染が確認されました。前週比約2.80倍になっています。

福岡県で7日、新たに2209人(うち福岡市1107人、北九州市454人)の感染が確認されました。前週比36.1%増えています。

北海道で7日、新たに2112(うち札幌市791人)の感染が確認されました。前週比15.6%減りました。

2022年5月 7日 (土)

かつての最強〝キングメーカー〟も・・・

それほど強く政治に関心があるわけではありませんが、小さな趣味の世界でも大なり小なり〝政治力学〟的なものが働いており、それなりに興味を持って見てはいます。

最近、「かつて最強のキングメーカーだった『二階氏』が大ピンチ! 派閥から退会者続出」という記事が東洋経済オンラインに載り、興味深く読みました。

【小さな趣味の世界でも〝キングメーカー〟が君臨】

記事では、「『最強のキングメーカー』として権勢を誇示し、党内ににらみをきかせてきた」二階氏でしたが、「派閥から退会者続出」し、「ここにきて政治生命の危機をささやかれている」というものでした。

小さな趣味の世界でも、自称他称を別にして、それなりに〝キングメーカー〟的な人物が居て権勢を誇示し、Region内の他クラブやメンバーに睨をきかせてきた時代もありました。

二階氏の場合、「くしの歯が抜けるような退会者続出が、二階氏の威信を急速に低下させていることも否定しようがない」こともあり、二階派も「解体寸前」とのことですが、似たような光景は小さな趣味の世界でも見ることができるでしょう。

【「無条件で従う」メンバーはどれだけ残っている?】

「政界の絶滅危惧種」と畏怖されてきた二階氏でしたが、昨年10月の岸田政権発足で自民党幹事長の座を追われ、今夏の参院選でその命脈が尽きるとの指摘も出始めているようですが、小さな趣味の世界はどうでしょうか。

前回のDirector選挙では担いだ候補が敗れ、求心力は一気に低下しましたが、今年のDirecor選挙で求心力を回復し、〝復権〟するのかどうか…。

記事では「『無条件で二階氏の判断に従う』という二階派の“鉄則”は崩れた」と書いてありましたが、TICA Asia East Regionのメンバーの動向も似たり寄ったりのような気がします。

【TICA Asia East Regionでも転機は訪れるか?】

「泥船から逃げる」「沈みかけた船を見捨てる」「腐ったロープから手を離す」--というのは世の常ですが、政治の世界では冷徹なまでにこの鉄則が貫かれます。

小さな趣味の世界も同じなのか、それとも違った展開を見せるのか--。

そのリトマス試験紙となるであろうDirector選挙がTICA Asia East Regionで今年行われるのですから、その動向をじっくりと注視したいと思います。

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で6日、新たに2万1628人の感染が確認されました。前週比41.0%減りました。

東京都で6日、新たに2681人の感染が確認されました。前週比31.1%減りました。

埼玉県で6日、新たに1020人の感染が確認されました。前週比52.7%減りました。

神奈川県で6日、新たに1183人の感染が確認されました。前週比46.7%減りました。

千葉県で6日新たに492人の感染が確認されました。前週比63.0%減りました。500人を下回るのは約4カ月ぶりです。

大阪府で6日、新たに1465人の感染が確認されました。前週比44.1%減りました。

愛知県で6日、新たに995人の感染が確認されました。前週比46.5%減りました。

福岡県で6日、新たに1181人(うち福岡市346人、北九州市223人)の感染が確認されました。前週比48.6%減りました。

北海道で6日、新たに1668(うち札幌市621人)の感染が確認されました。前週比43.0%減りました。

2022年5月 6日 (金)

歴代Asia Director O氏による「附帯控訴」を検証する㊲

◆4◆謝罪したにもかかわらず「『出陳拒否』は正当」と言い張る?④

附帯控訴人でTICAアジアディレクターを通算3期9年間務めたO氏側は附帯控訴状で、「仮に附帯控訴人が附帯被控訴人又は訴外△△(アクトクラブ員)の猫の出陳を「不当」に拒絶したとの事実が真実であるとしても、附帯控訴人による出陳拒絶は不法行為が成立すると判断した判決は存在しないだけでなく、違法性がないと判断した判決も数多く存在しているものである以上、そのような出陳拒否は到底組織的ないじめにはなりえない」と主張しました。

【「組織的ないじめになりえない」とどうして言い切れるか】

O氏は「出陳拒否」が「到底組織的ないじめにはなりえない」と主張し、その理由らしき事情として①「附帯控訴人による出陳拒絶は不法行為が成立すると判断した判決は存在しない」、②「違法性がないと判断した判決も数多く存在している」--を挙げました。

これは、「「不当」に拒絶したとの事実が真実であるとしても…」という前提に立ってのことですが、不当な「出陳拒否」がクラブとして、そしてショーコミッティーとして組織的に行われたことは論をまちません。

オーナーであるO氏だけでなく、当時のクラブ代表も3回に及ぶ「出陳拒否」について「深謝する」と謝罪し、解決金を支払ったことが「組織的」であったことの証左と言えるでしょう。

【組織的でない場合のケースを考えてみると・・・】

では、「組織的」でないと言える場合を考えてみましょう。

それは、オーナーもクラブ代表も反対したにもかかわらず、エントリークラークが勝手に(あるいは独断で)「出陳拒否」してしまったケース

エントリークラークもクラブ代表も反対したにもかかわらず、オーナーが勝手に(あるいは独断で)「出陳拒否」してしまったケース

オーナーもエントリークラークも反対したにもかかわらず、クラブ代表は勝手に(あるいは独断で)「出陳拒否」してしまったケース

上記いずれかのケースだったなら「組織的」とまでは言えないかもしれません。

【重要な役割と権限担う3者が〝三位一体〟で拒否】

しかし、O氏がオーナーのクラブにおいては、ショー開催で重要な役割と権限を持つ、オーナー/クラブ代表/エントリークラークの3者が〝三位一体〟となって「出陳拒否」したわけです。

さらにクラブ内における組織の指示・命令系統に沿って行われたものであるなら、それも「組織的」と言える証拠のひとつとなるでしょう。

誰がどう見ても「組織的」であり、「組織的」でないと主張するには正当な理由と合理的根拠に欠けると言わざるを得ません。

(続く)

※「TICA Spring Board Meeting Agenda」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で5日、新たに2万0779人の感染が確認されました。前週比50.2%減りました。

東京都で5日、新たに2320人の感染が確認されました。前週比57.0%減りました。

埼玉県で5日、新たに人の感染が確認されました。前週比44.8%減りました。

神奈川県で5日、新たに1277人の感染が確認されました。前週比%減りました。

千葉県で5日新たに735人の感染が確認されました。前週比59.7%減りました。

大阪府で5日、新たに1243人の感染が確認されました。前週比59.2%減りました。

愛知県で5日、新たに886人の感染が確認されました。前週比61.7%減りました。

福岡県で5日、新たに1372人(うち福岡市315人、北九州市223人)の感染が確認されました。前週比42.3%減りました。

北海道で5日、新たに1854(うち札幌市766人)の感染が確認されました。前週比35.2%減りました。

2022年5月 5日 (木)

いじめを解決、キーパーソンは〝傍観者〟㊦

TICA Asia Region(現TICA Asia East Region)時代を通じて行われてきた、小さな趣味の世界のいじめ・嫌がらせ・ハラスメントは、Directorやセクレタリー、特定のクラブオーナー/代表が主導(あるいは首謀)してきたことは、みなさんもよくお分かりのことと思います。

【大人が集う「趣味の世界」でいじめを根絶するには…】
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きのうご紹介した和久田さんは報道の中で次のように話していました。

「『いじめの加害者には〝モデルがいる〟」と言われています。子どもはいじめ加害行動をどこかで学ぶんです。子どもの周りにいる大人たちは『子どもに見られている』っていうことです。やっぱり僕はいろいろ研究をしていくと、いじめ問題って結局『大人の問題』ではないかと思うんです。大人たちの世界で、ハラスメントやDVがなくなっていけば、子どもたちも、こうやって解決すればいいんだって、こんな風に人を大事にしなきゃいけないんだって学ぶことができる。大人たち自身が変わることが一つ、大事なことだと思います」--

しかし、小さな趣味の世界は子どもや孫のいる高齢者も集うだけに、「子ども」と「大人」という構図は通用しません。

【運営に携わる人が学び変わらねば組織は変わらない】

では、どうすればいいでしょうか。

「子ども」を一般クラブ員や一般メンバー、「大人」をDirectorやセクレタリー、クラブオーナー/代表と読み換える必要があります。

Directorやセクレタリー、クラブオーナー/代表がいじめ・嫌がらせ・ハラスメントに関する基礎知識を習得し、解決のスキルを学び、組織運営に携わる人たち自身が変わることしかありません。

そのためには研修や再教育を通じた必要なわけで、このブログにはその一端も担わせているというわけです。

【いじめ加害者にも傍観者にもならないDirectorを選ぶ】

小さな趣味の世界、例えばTICA Asia East Regionで言えば、いじめ問題解決の第1歩は、いじめ加害者や加担者にならず、決して見て見ぬふりをする〝傍観者〟にもならないメンバーを新たなDirectorとして選ぶことしかありません。

Directorが変わり(単に代わるのではなく…)、クラブオーナー/代表が変わり(同)、自らが〝傍観者〟にもならない姿勢を示すことで、クラブ員/メンバーの姿勢も自然と変わるはずです。

その第1歩を踏み出さな限り、次の3年、6年、9年…といじめ・嫌がらせ・ハラスメントが様々に形を変えて執拗に続いていくであろうことは間違いありません。

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で4日、新たに2万6469人の感染が確認されました。前週比42.8%減りました。

東京都で4日、新たに2999人の感染が確認されました。前週比50.4%減りました。

埼玉県で4日、新たに1267人の感染が確認されました。前週比43.5%減りました。

神奈川県で4日、新たに1780人の感染が確認されました。前週比37.5%減りました。

千葉県で4日新たに942人の感染が確認されました。前週比41.3%減りました。

大阪府で4日、新たに1545人の感染が確認されました。前週比58.2%減りました。

愛知県で4日、新たに1127人の感染が確認されました。前週比57.3%減りました。

福岡県で4日、新たに1557人(うち福岡市469人、北九州市290人)の感染が確認されました。前週比39.2%減りました。

北海道で4日、新たに2090(うち札幌市788人)の感染が確認されました。前週比33.8%減りました。

2022年5月 4日 (水)

いじめを解決、キーパーソンは〝傍観者〟㊤

報道の見出しをそのままこのブログのタイトルに使わせてもらいましたが、「科学的根拠を用いていじめを予防することを目指し」た研究の中で、このような特徴が得られたとのことです。
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【どうすれば「10秒以内に約6割のいじめが止まる?」】

報道を引用すると・・・

「和久田さんは、2001年に発表されたD・リン・ホーキンス氏らの論文を紹介してくれた。この論文は、カナダ・トロントの2つの小学校にカメラを設置し、『いじめにおける傍観者の介入』について長期間自然観察した研究である。

そこに書いてあったのは・・・『傍観者』がいじめを止める行動を起こすと約6割のいじめが10秒以内に止まる。

いじめと聞くと『被害者』『加害者』にスポットがあてられがちだが、いじめを防ぐうえで重要な役割を果たすのは『傍観者』だと和久田さんは話す」--

(注)和久田さんとは、静岡県浜松市に拠点を置く「公益社団法人子どもの発達科学研究所」の主席研究員で、「20年以上特別支援の教師として学校現場に携わった後、現在はいじめや不登校など、子どもたちの脳の機能や発達、環境などに着目した研究を行っている」と紹介されていました。

【小さな趣味の世界も大多数が見て見ぬふりの〝傍観者〟】

いまさら指摘するまでもなく、小さな趣味の世界でもいじめ・嫌がらせ・ハラスメントは行われ、大多数が見て見ぬふりする〝傍観者〟であることは、このブログでもたびたび強調してきたところです。

和久田さんは「科学的根拠を用いていじめを予防することを目指している」そうで、「いじめと聞くと『被害者』『加害者』にスポットがあてられがちだが、いじめを防ぐうえで重要な役割を果たすのは『傍観者』だ」との指摘が書いてありました。

学校の教育現場だけでなく、大人の趣味の世界の集まりでも非常に大切な視点を与えてくれるだろうことは論を待ちません。

【大人であっても知識やスキルを提供する教育は必要】

和久田さんは次のように話していました。

「悪いことだと分かっていても、例えば『みんなもやっていたから』『遊びだと思っていた』など、自分の行動がいじめだと理解していないケースがある。これらすべてを『シンキングエラー』といって、「考え方の間違い」が起きている。さらに、喧嘩やもめ事が起きた時、解決するスキルがない子どももいる。だからこそ傍観者を含めた全ての子供たちに知識やスキルを提供する必要があると思っている」--

小さな趣味の世界が子どもや孫のいる世代を含む大人の集まりであったとしても、「自分の行動がいじめだと理解していない」まま大人になってしまった人もいるし、「喧嘩やもめ事が起きた時、解決するスキルがない」大人もいるわけです。

それをどうにかしていかないと、小さな趣味の世界における大人のいじめ問題も解決には向かいません。

(続く)

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で3日、新たに3万0481人の感染が確認されました。前週比24.7%減りました。

東京都で3日、新たに3357人の感染が確認されました。前週比33.5%減りました。

埼玉県で3日、新たに1021人の感染が確認されました。前週比41.7%減りました。

神奈川県で3日、新たに1028人の感染が確認されました。前週比58.0%減りました。

千葉県で3日新たに1035人の感染が確認されました。前週比30.5%減りました。

大阪府で3日、新たに3318人の感染が確認されました。前週比16.3%減りました。

愛知県で3日、新たに1930人の感染が確認されました。前週比30.4%減りました。

福岡県で3日、新たに1856人(うち福岡市758人、北九州市412人)の感染が確認されました。前週比16.2%減りました。

北海道で3日、新たに1718(うち札幌市408人)の感染が確認されました。前週比19.4%減りました。

2022年5月 3日 (火)

〝素人社長〟が引き起こす怖さまざまざと…

連日報道される北海道・知床半島沖で発生した観光船「KAZU I(カズ・ワン)」の沈没事故を巡っては、多くのTICAメンバーが国民のひとりとして心を痛めていることかと思います。
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しかし、ほとんどメンバーがどこか他人事であって、猫界やTICA Asia East Regionの出来事と無縁だと思っているのではないでしょうか。

【〝素人社長〟だから起きるべくして起きた?】

ある報道で、元従業員の男性が次のように話しており、強く印象に残りました。

「同業他社は社長も船の免許持っていたり、元船乗りだったりするが、桂田社長は船の知識もなく、素人だった」--。

猫界においても、ルールの知識に疎い〝素人〟がTICA公認クラブのオーナーや代表、Directorに就くと組織はどのように衰退していくか…TICA Asia East Regionメンバーならよく分かっているはずです。

【ルールに疎いからメンバーだから起きた「出陳拒否」】

小さな趣味の世界ですから、人の命に関わる大事故は起きようがありませんが、それでも後から振り返れば〝黒歴史〟〝ブラック団体〟と呼ばれかねない出来事が起きたことは記憶に新しいところです。

「出陳拒否」然り、〝動物虐待〟まがいのショーを開催し1000ドルの罰金と1カ月のショー禁止処分を受けたクラブが出たこと然り--。

ルールを正しく理解(解釈)し、ルールに則って行えば起きないはずの出来事が堂々と行われてしまう背景に、ルールに疎い〝素人〟がRegionにしろクラブにしろ組織のトップに就くとどうなるかが分かるというものです。

【Region DIrector選挙で同じ〝愚〟犯す?】

今年はTICA Asia East Region DIrector選挙の年ですが、Standardsやルールに疎く、ショー運営のノウハウに欠け、遺伝学の知識にも乏しいメンバーを再び戴くつもりでしょうか。

TICA Boardの議論の推移を見ても分かりますが、ITやガバナンスに強くなければ、Boardの議論に全く付いて行けないことも明らかです。

「TFMS」ひとつ取っても「実に使い勝手が良く、本当に便利になったわね…」と諸手を挙げて大満足のメンバーが大半だというなら何も言いませんが・・・

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で2日、新たに1万9353人の感染が確認されました。前週比22.1%減りました。

東京都で2日、新たに2403人の感染が確認されました。前週比23.5%減りました。

埼玉県で2日、新たに1045人の感染が確認されました。前週比34.4%減りました。

神奈川県で2日、新たに1590人の感染が確認されました。前週比43.4%減りました。

千葉県で2日新たに585人の感染が確認されました。前週比53.7%減りました。1000人を下回るのは105日ぶりです。

大阪府で2日、新たに926人の感染が確認されました。前週比3.8%減りました。

愛知県で2日、新たに814人の感染が確認されました。前週比17.4%減りました。

福岡県で2日、新たに1145人(うち福岡市374人、北九州市196人)の感染が確認されました。前週比25.7%減りました。

北海道で2日、新たに1805(うち札幌市573人)の感染が確認されました。前週比3.3%減りました。

2022年5月 2日 (月)

歴代Asia Director O氏による「附帯控訴」を検証する㊱

◆4◆謝罪したにもかかわらず「『出陳拒否』は正当」と言い張る?③

附帯控訴人でTICAアジアディレクターを通算3期9年間務めたO氏側は附帯控訴状で、「高等裁判所の受命裁判官の勧告に従って謝罪する内容の和解をしたこと及びただ一つのみ違法と判断した判決が存在することをもって、附帯控訴人が附帯被控訴人又は訴外△△(アクトクラブ員)の猫の出陳を『不当』に拒絶したとの事実は到底真実とまでは言えないものである」と主張しました。

【「謝罪する内容の和解」ひとつで十分過ぎるほど】

O氏の心根を反映したものなのか、代理人弁護士が裁判戦術として敢えて主張したものか--。

「高等裁判所の受命裁判官の勧告に従って謝罪する内容の和解をしたこと」、これひとつだけを以てもO氏側が「猫の出陳を『不当』に拒絶したとの事実は到底真実」と言えるはずですが、O氏側は全く違うようです。

どうして「到底真実とまでは言えないものである」などと言えるのか、私の常識では全く理解できません。

【「違法と判断した判決」が1つだけでも存在すれば十分】

「ただ一つのみ違法と判断した判決が存在することをもって…」という主張も全く理解できません。

「出陳拒否」を違法と判断した判決が皆無だというなら話は別ですが、たった1つでもあったなら不当な「出陳拒否」が行われたとの事実は真実であり、真実であると信ずるに足る相当の理由があったと言えるのが、まともな良識と常識に基づいた判断というものではないでしょうか。

単なる一般人であれば許されても、TICAアジアディレクターを通算3期9年間務めたメンバーとして、そしてTICAのAllbreed Judgeとして極めて不適切であり、TICAの評判と信用を毀損しかねない主張であると、私は思っています。

【O氏はなぜ「高等裁判所の受命裁判官の勧告に従って謝罪」した?】

ここで大きな疑問として湧いてくるのが、O氏はなぜ、「高等裁判所の受命裁判官の勧告に従って謝罪する内容の和解をした」のでしょうか。

高裁裁判官が脅したとでも言いたいのでしょうか、それとも言葉巧みに騙したとでも言いたいのでしょうか。

「謝罪する内容の和解」をすると決めたのはO氏自身であり、そうであるにもかかわらず自らの判断と決断の責任を棚上げするような主張は、TICAアジアディレクターを通算3期9年間務めたメンバーとして、そしてTICAのAllbreed Judgeとして相応しくない、極めて不適切な主張と言わざるを得ません。

(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で1日、新たに2万6960人の感染が確認されました。前週比30.1%減りました。

東京都で1日、新たに3161人の感染が確認されました。前週比36.0%減りました。

埼玉県で1日、新たに1202人の感染が確認されました。前週比47.7%減りました。

神奈川県で1日、新たに1930人の感染が確認されました。前週比24.8%減りました。

千葉県で1日新たに1023人の感染が確認されました。前週比41.5%減りました。

大阪府で1日、新たに2253人の感染が確認されました。前週比17.5%減りました。

愛知県で1日、新たに1428人の感染が確認されました。前週比28.2%減りました。

福岡県で1日、新たに1575人(うち福岡市533人、北九州市352人)の感染が確認されました。前週比25.0%減りました。

北海道で1日、新たに1854(うち札幌市639人)の感染が確認されました。前週比29.6%減りました。

2022年5月 1日 (日)

後遺症、「テレビで見聞きするよりずっと過酷」…

きのうの続きで言えば、「後遺症」についてはまだまだ警戒が必要であり、個人的にはとても気がかりで感染対策を緩める気持ちにはなれません。

【「第6波」でも後遺症に苦しむ人は後を絶たず】

「第6波」は収束しつつありますが、「後遺症」に関しては目立った〝朗報〟を聞くことは依然としてありません。

「後遺症」のメカニズムが解明され、仮に感染してもどうすれば「後遺症」が出ないようにできるか、また「後遺症」の症状が出たとしてもどうすれば早期に治るか分からなければ安心して気軽に外出したりイベントに参加したりできないと言えます。

インフルエンザ並みと考えられるようになるためには、「後遺症」問題の解決が避けて通れないでしょう。

【「頭を半分に割られるような痛み」がずっと続く…】

最近も、「第6波」で感染した30代女性が後遺症に苦しむ報道を読み、胸が痛むとともに警戒感を新たにしました。

個人差が大きいとはいえ、この女性の場合、2カ月以上経っても倦怠感、頭痛、吐き気など様々な症状が続く後遺症に苦しんでいるそうで、次のように話していました。

「今は頻脈・動悸・倦怠感が続いていて、立ったり、買い物にいくのも1日分の気力を使うぐらいの状態です。すごい分かりやすく言ったら、頭の中はひどい車酔いの状態、そして、頭を半分に割られるような痛みがずっと続いていて、出かけるときは、体調整えるか、命がけという感じです」--

【4人に1人が半年後も後遺症に苦しんでいる】

「後遺症」に関しては断片的な調査や分析をつぎはぎしていくしかないようですが、日本の調査(対象は新型コロナに感染し回復した457人)では、発症時もしくは診断時から6カ月経過時点で26.3%、1年経過時点で8.8%の人で少なくとも1つ以上の「後遺症」の症状が残っていたとされています。

また、「後遺症」とひとくちに言っても症状はかなり広く、以下の症状が複合的に現れることにも注意が必要でしょう。

▶呼吸器症状(咳、痰、息苦しさ、胸の痛み)
▶全身症状(倦怠感、関節痛、筋肉痛、しびれ)
▶精神・神経症状(記憶障害、集中力低下、不眠、頭痛、抑うつ)
▶消化器症状(下痢、腹痛)
▶脱毛
▶動悸
▶味覚障害・嗅覚障害

先の30代の女性は次のようにも話していました。

「後遺症になったら、生活が一変するし、後遺症もテレビでこういう感じなんだよって聞くよりもずっと過酷です」ーー

※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で30日、新たに2万5182人の感染が確認されました。前週比42.7%減りました。

東京都で30日、新たに2979人の感染が確認されました。前週比44.7%減りました。

埼玉県で30日、新たに1339人の感染が確認されました。前週比46.1%減りました。

神奈川県で30日、新たに2575人の感染が確認されました。前週比23.4%減りました。

千葉県で30日新たに1075人の感染が確認されました。前週比43.0%減りました。

大阪府で30日、新たに1114人の感染が確認されました。前週比64.2%減りました。

愛知県で30日、新たに951人の感染が確認されました。前週比61.5%減りました。

福岡県で30日、新たに1623人(うち福岡市463人、北九州市180人)の感染が確認されました。前週比36.4%減りました。

北海道で30日、新たに2502(うち札幌市1115人)の感染が確認されました。前週比10.2%減りました。

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