歴代Asia Director O氏による「附帯控訴」を検証する㉖
◆3◆〝動物虐待〟まがいのショーは虚偽?〝虐待〟になりようがない?⑭
昨日の続きになりますが、小さな小動物用キャリーを審査ケージとして転用したり、キャリーに入れたまま審査したりすることはTICAのショーを巡り重大な問題も惹起されることを忘れてはなりません。
【小さな小動物用キャリーの中で猫は立つこともできず】
この〝動物虐待〟まがいの行為があったショーで、2日間のショー開催時間中、小さな小動物用キャリーに押し込められていたベンガル成猫にとって、もしかしたら審査ケージに入った時、あるいは審査台に置かれて審査されている時が体を伸ばせる唯一の機会だったかもしれません。
ですが、小さな小動物用キャリーに押し込められたまま、このキャリーにナンバーを立てられて審査ケージに転用され、立つこともままならない状態を強いられ続けたことは、そのベンガル成猫にとっては苦痛以外の何ものでもなかったことでしょう。
Judgeやクラークがそのことに思い至らなかったとすれば、「動物愛護」の精神に欠けている!との批判を受けても仕方ないと言えます。
【キャリーから猫を出さずに公平・公正な審査ができるか?】
小さな小動物用キャリーから猫を出さず、立つこともままならない状態で、公平・公正な審査ができるかどうかも大問題でしょう。
この審査風景を見た人が、TICAのキャットショーでJudgeは猫の何を審査するのかしら???と疑問を持って当然です。
審査台に置いていろいろ触って猫を審査するのと、小さな小動物用キャリーから猫を出さずに審査するのが同じとは到底思えない…と感じるなら、そちらの方が常識的であることは間違いありません。
【キャリーに入れたままでStandardに基づき審査できる?】
もうひとつ重要なのはベンガルのStanadardに基づき、忠実に審査できるかどうかです。
ベンガルの場合、テクスチャー(被毛の手触り)への配点が重く、審査の際にこれを確認しないで結果を出すことなど普通は考えられません。
TICAのStandardを蔑ろにするような審査をしたJudge、それを容認(あるいは黙認)したクラークの責任は重いと言えるでしょう。
(続く)
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