歴代Asia Director O氏による「附帯控訴」を検証する⑪
◆2015年7月16日のブログは「虚偽」か?①
附帯控訴人でTICA歴代アジアディレクターのO氏は、附帯控訴状において「記事4は虚偽であり、附帯被控訴人において真実と信ずるについて相当の理由がない」と主張しました。
※「記事4」とは2015年7月16日(木)のブログ「此の期に及んでなお(2)」であり、「附帯被控訴人」は私のことです。
【O氏は〝虚偽〟報告した事実自体は認めた?】
附帯控訴人のO氏は、「記事4において附帯被控訴人は『私には現アジアディレクターが自分の都合のいいように事実を捻じ曲げて虚偽報告を次々とボードに上げたのだろうと思わざるを得ない』と記載しているものである。『次々と』との記載からすれば、附帯被控訴人は附帯控訴人が数多くの虚偽報告をボードに上げたとの事実を記載したものである」と断じました。
ここで私が不思議に思うのは、O氏側がなぜ「次々と」という表現にこだわって主張したかという点です。
私はこのブログで、「やはり『一事が万事』。私には現アジアディレクターが自分の都合のいいように事実を捻じ曲げて虚偽報告を次々とボードに上げたのだろうと思わざるを得ないのです」と書きましたが、O氏としては「次々と」という言葉を入れず、「私には現アジアディレクターが自分の都合のいいように事実を捻じ曲げて虚偽報告をボードに上げたのだろうと思わざるを得ないのです」と書けば良かったというこのなのでしょうか。
【〝虚偽〟報告は「ぽつりぽつり」「途切れ途切れ」?】
「次々」という日本語は「物事が次から次へと続くさま」(小学館「デジタル大辞泉」)ですから、附帯控訴人でTICA歴代アジアディレクターのO氏は、〝虚偽〟報告はしたが、それは「次から次へ」でも「続けて」でもなく、「ぽつりぽつりと」あるいは「途切れ途切れに」〝虚偽〟報告をした…と書くべきだったと言いたいのでしょうか。
しかし、TICA Boardメンバー経験者として、TICAのJudgeとして、〝虚偽〟報告をするなどたった1回であっても絶対に許されるものではないことは、一般のTICAメンバーであれば全員が同意するはずです。
あたかも〝虚偽〟報告が「次々と」でなければ問題ないかのような主張は、TICA Boardメンバー経験者として、TICAのJudgeとしての良識と常識を疑わせ、〝恥〟をさらすようなものであろうと私は思います。
【控訴における裁判戦術としても得策とは思えない】
この主張を巡り、TICA歴代アジアディレクターのO氏が強くこだわった結果なのか、代理人弁護士が〝苦肉の策〟で考え出したものなのか、私は知る由もありません。
はっきり言えるのは、私がO氏の立場であれば、このような主張を絶対にしなかったということであり、私の代理人弁護士もしなかっただろうということです。
仮に私の代理人がこのような主張を控訴状に書こうとしたなら、私は応じなかったと思います。
(続く)
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