無関心と傍観、使命感のない組織の中で㊥
一般のTICAメンバーから見ても、現在のTICA Boardはガバナンス(統治のあり方)の面で様々な〝改革〟に取り組み、ガイドラインやルールを整えようとしているように見えます。
そのことは、ここ何年かのTICA Board Agenda(議案)やMinutes(議事録)を丹念に追っているTICAメンバーであれば共通の認識を持ってもらえることでしょう。
【使命感を持って自浄作用を働かせていかなければ…】
しかし、どれだけ立派なガイドラインやルールを整え、体制や組織を確立しても、それを運用する人間が良識と常識、使命感を持って自浄作用を働かせていかなければ、「仏作って魂入れず」となってしまうばかりか、偏った判断や依怙贔屓が横行し「百害あって一利なし」状態に陥ることは明らかです。
「百害あって一利なし」状態とは、根拠なき誹謗中傷がまことしやかに流布/喧伝され、いじめや嫌がらせ、ハラスメントが行われても「自浄作用」を働かせることができずに偏った判断に基づいて〝魔女狩り〟のようなことが平然と行われることを意味します。
「自浄作用」と口先だけで使命感もなく無関心を装い傍観する人によって、実際には何ひとつ是正も改善もされなければ、間違った判断があたかも正当な判断であるかのように堂々と下され、組織は腐敗していくというわけです。
【無関心を装い自己保身のため「事なかれ主義」に徹する人】
どんな社会・団体・組織でも、信念も使命感も持たず、その場の状況に合わせてコロコロと考えや判断を変え、自己保身のために「事なかれ主義」に徹する人がいるものですが、そうした人が「ガバナンス」にかかわる部門や何らかの決定・判断にかかわる組織に入り込んでいくことは、組織が腐敗する兆候と言えます。
使命感も信念も持たず、自らは声を上げようともせず、無関心を装い傍観することは、「自己弁護」と「自己保身」「自己正当化」の最たる態度であり、組織全体の健全化を考えたり、いじめや嫌がらせ、ハラスメントを一掃する発想を持ったりすることは皆無だからです。
TICA全体、TICA Asia East Regionを見ても、そうした兆しを見て取ることは容易であり、TICA Asia(現TICA Asia East Region)に関しては暗黒の10年、20年を経てなお、今後、何年、年十年も腐敗への道をさらに突き進み続けるかのように映ります。
【〝自分の穴の中で〟醜い闘争を繰り返す】
石川達三の作品に「自分の穴の中で」(1955年)という小説があり、映画化もされましたが、映画は次のように紹介されていました。
「それぞれのエゴイズムから自分の穴の中に閉じこもりながら、人間の醜い闘争を繰り返してゆく人生の縮図を描いた文芸大作」--
小さな趣味の世界でも口では「自浄作用」と言いながら実際には何もせず、〝自分の穴の中〟に閉じ籠もるメンバーばかりになり、そうしたメンバーが傍観するだけでなく、中枢に入り込み実権を握っていくことは背筋が凍り付くほど恐ろしいことと思わざるを得ません。
※「歴代Asia Director O氏による『附帯控訴』を検証する」は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
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◆東京都で19日、新たに7444人の感染が確認されました。前週比12.1%減りました。
◆埼玉県で19日、新たに3401人の感染が確認されました。前週比12.9%減りました。
◆神奈川県で19日、新たに4271人の感染が確認されました。前週比10.5%減りました。
◆千葉県で19日、新たに2684人の感染が確認されました。前週比19.1%減りました。
◆大阪府で19日、新たに3639人の感染が確認されました。前週比34.7%減りました。
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◆福岡県で19日、新たに1970人(うち福岡市595人、北九州市383人)の感染が確認されました。前週比21.9%減りました。
◆北海道で19日、新たに1586人(うち札幌市773人)の感染が確認されました。前週比6.8%減りました。