新型コロナはもはや季節性インフルエンザと同じ??
変異株が急速にオミロン株に置き換わる中、「新型コロナはもはや季節性インフルエンザと同じ」との話が広がっているとのことです。
季節性インフルエンザに近づいているとしても、足元の現状でそう考えるのは早計であって、まさかそんな話を信じ込んでいるメンバーが猫界にいるとは思いませんが、万が一にでも居ると困るのでいくつか指摘しておくことにします。
【ワクチンの有効性と飲み薬の有無】
まず、ワクチンの有効性と飲み薬の有無を合わせて比較すべきでしょう。
新型コロナの飲み薬もようやく出て来ましたが、広く普及しているわけではありません。
ワクチンの有効性も飲み薬の有無とその有効性も季節性インフルエンザの方が比べものにならないぐらい高いわけですから、「新型コロナはもはや季節性インフルエンザと同じ」と言えないことが分かります。
【季節性インフルエンザの〝後遺症〟とは?】
このブログで何度も取り上げていますが、新型コロナの恐ろしいところのひとつに「後遺症」があります。
季節性インフルエンザでも後遺症はあるのかもしれませんが、新型コロナに比べれば極めて少なく症状も軽いのではないでしょうか。
新型コロナは後遺症の症状の範囲が広いのと期間が長いのが特徴であり、後遺症に対する有効な治療法も確立していません。
それでもなお、「新型コロナはもはや季節性インフルエンザと同じ」と主張するのでしょうか。
【家族や友人・知人に移してしまったら…】
季節性インフルエンザも感染力という意味では強い部類に入るでしょう。
しかし、ワクチンの有効性と飲み薬の有無、そして後遺症のことも考え合わせれば、家族や友人・知人に移してしまった時の後悔と悔恨は季節性インフルエンザの比ではありません。
「新型コロナはもはや季節性インフルエンザと同じ」という情報が目に飛び込んで来たとしても、その理由と根拠をしっかり自分の頭で考えなければならないというわけです。
※「歴代Asia Directorによる名誉毀損&嫌がらせ裁判:控訴理由書」は休みました。
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