歴代Asia Directorによる名誉毀損&嫌がらせ裁判:控訴理由書㉜
ヴィッキー・フィッシャーTICA会長(当時)はメーリングリストへの投稿「乙9の5と6」の中で、次のように書いていました。
「TICA has a precedent of not disallowing licenses for shows and/or punishing exhibitors」--。
【「前例/先例」を「慣例」として吹聴した〝罪〟】
「乙9の6」の和訳は、「TICAには、ショーライセンスを却下しなかったり、出陳者を罰しなかった前例がある」となっていましたが、ほぼ原文通りに訳してありました。
より正確に訳せば、「TICAはショーライセンスを許可しない、及び/又は出陳者を罰することはしないという前例があります」となるでしょう。
ここで重要なのは「precedent」ですが、これは「前例/先例」(※法律用語で「判例」)を意味する英語であるという点です。
【あくまで「前例/先例」があるだけで「慣例」ではない】
確かに辞書を引くと「precedent」には「慣例」という意味が載っている場合もありますが、それは語感としての意味合いを含むということであって、「慣例」や「慣例的」といった場合にはそれを示す英単語が別にあります。
したがって、この文意が示していることは、あくまで「前例/先例」があるということを述べているだけであって、TICAが常に慣例として(あるいは慣例的に)そうしているということを言っているわけではありません。
しかし、歴代アジアディレクターのO氏とT氏は裁判において、あたかもTICAが「慣例として」(あるいは「慣例的に」)、「出陳者を罰することはしていない」と主張し続けました。
【日本語で考えても明らかに意味を摺り替えている】
A:TICAには「出陳者を罰しなかった前例がある」(あるいは「出陳者を罰することはしないという前例がある」)--
B:TICAには「出陳者を罰しない慣例がある」--
普通の日本語能力があれば、AとBの意味の違いは誰の目にも明らかなはずです。
Aの場合、前例/先例があったと言っているだけであり、もしかするとその前例/先例は1つか2つかもしれませんが、Bの場合なら「ほぼ常に…」といった意味合いが強くなります。
ヴィッキー・フィッシャーTICA会長(当時)は「出陳者を罰しなかった前例がある」(あるいは「出陳者を罰することはしないという前例がある」)ということで理解を求めましたが、O氏とT氏はこの発言を歪め捻じ曲げたといえるのではないでしょうか。
正確な情報を的確に伝えるというTICA Board Memeber、Region Directorの使命と責任に無自覚と言われても仕方ないでしょう。
(続く)
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