「メンバーシップ・バロット日本語版」の杜撰な翻訳は見過ごせない①
ルール改正に関するTICAのメンバー投票は締め切られましたが、TICA Asia East Region公式サイトでアップされていた「メンバーシップ・バロット日本語版」の杜撰でいい加減、お粗末な翻訳は見過ごせません。
【「財団登録」って一体、どんな「財団」?】
翻訳では「財団登録」なる和訳が10カ所出てきますが、一体全体、何のことなのか、翻訳を読むだけでは分からないどころか、逆に混乱しかねません。
「Foundation Registry」のことだと思いますが、化粧品のファンデーションと誤解しないだけマシだったのかもしれません。
Asia East Region Directorは本当に「Foundation Registry」の「Foundation」を財団と訳すべきだと思い込んでいるのでしょうか。
これがTICA Board Memberのひとりであると思うと悲しくなります。
【「罰則を課す」という日本語表現に強い違和感】
翻訳では「罰則を課す」という表現が出てきますが、日本人として強い違和感を禁じ得ません。
Asia East Region Directorは日常的に、この「課す」を使っているのかもしれませんが、「罰則を」という目的語に対しては「科す」を使うのが社会通念上の一般常識です。
一般のTICAメンバーが勘違いして使ってしまうなら仕方がないとしても、TICAのBoard Memberであり、Region Directorという地位に就くのであれば、正しい日本語を使ってほしいところです。
【突然飛び出す「臨界質量」なる物理学用語に唖然…】
Proposal 2の翻訳のところで「新品種プログラムの目的の1つは、TICA 全体のブリーダーの臨界質量を実証することであるため・・・」と書いてあり、突然「臨界質量」なる物理学用語が出てきますが、これを理解するRegionメンバーは皆無でしょう。
英文の「critical mass」を直訳したのだと思いますが、「critical mass」には比喩的に「最小必要量(あるいは人数)」という意味があり、Proposal 2の文脈においては後者の比喩的な意味合いで使っていることは明らかです。
機械翻訳だけして、一切見直さずにアップしたとしか思えません。
それともAsia East Region Directorは、この文脈においても「臨界質量」と訳すことが適切であると思い込んでいるのでしょうか。
明らかに文脈の流れからかけ離れた訳であれば、別の意味があるのではないか…と疑うのが普通ですが、Asia East Region Directorは違うようです。(続く)
※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」 は休みました。
====================================
【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で16日、新たに153人の感染が確認されました。
◆東京都で16日、新たに15人の感染が確認されました。前週の火曜日に比べ50%減りました。
◆埼玉県で16日、新たに13人の感染が確認されました。
◆神奈川県で16日、新たに9人の感染が確認されました。
◆千葉県で16日、新たに7人の感染が確認されました。
◆大阪府で16日、新たに13人の感染が確認されました。
◆愛知県で16日、新たに8人の感染が確認されました。
◆福岡県で16日、新たに5人(うち福岡市0人、北九州市5人)の感染が確認されました。
◆北海道で16日、新たに35人(うち札幌市23人)の感染が確認されました。
« 【TICA投票】本日14時59分(日本時間)が投票の締切です!! | トップページ | 「メンバーシップ・バロット日本語版」の杜撰な翻訳は見過ごせない② »