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2021年11月27日 (土)

「第6波」「新たな変異株」--迫り来る脅威

日本の新型コロナの感染状況は落ち着いていますが、世界を見渡せば新たな脅威があちらこちらで見られます。

小さな趣味の団体と言えど、責任ある立場にいる人は、思考停止に陥って〝鈍感〟になったり気が緩んだりすることなく、警戒感を強めてほしいと思います。

【「第6波の予兆」といった報道も出始める日本】

ここのところ日本のメディアでは「第6波の予兆」といった報道も出始めていることに、みなさんはお気付きかと思います。

確かに日本全体の新規感染者数は低水準に推移しており、47都道府県のうち新規感染者が「ゼロ」のところも少なくありません。

しかし、日本においては北海道で増え始めてから全国に波及する傾向があり、それに倣えば今回も既に北海道で増え始めており、「第6波の予兆」といえるわけです。

【新たな変異株「オミクロン型」が出現!】

世界保健機関(WHO)は26日、南アフリカで新たに見つかった新型コロ変異型を「オミクロン型」と名付け、最も警戒レベルが高い「懸念される変異型(VOC)」に分類したと発表しました。

日本ではまだ確認されていないようですが、アフリカで感染拡大しており、ベルギーやイスラエル、香港でも感染者が見つかったと言われています。

水際対策を強化するといっても日本の対策は先進国でも緩いだけに、日本に上陸してくるのは時間の問題であるとの認識を持っておいた方がいいでしょう。

【変異箇所が多く、ワクチンの効果が弱まる可能性】

「オミクロン型」が脅威なのは、表面突起状の「スパイクたんぱく質」における変異箇所が30箇所以上と多く、既存のワクチンの効果を弱める可能性が指摘されていることです。

もし、TICA Asia East Regionで「3回目の追加接種をすれば安心」と思っているメンバーがいれば、そうではないということを押さえておく必要があります。

ワクチン接種をしていれば重症化率や死亡率を下げられるかもしれませんが、中等症でもかなりの苦痛と辛さを伴い、感染した場合、無症状でも後遺症の懸念があることを忘れてはなりません。

【韓国では「ブレイクスルー感染」が6割以上】

もうひとつ注目したいのは韓国の感染状況です。

韓国国民のワクチン接種率は26日時点で79.4%に上りますが、ここのところ新規感染者が急激に増え、韓国保健福祉相が26日明らかにしたところによると、最近の感染者の64%が「ブレイクスルー感染」だったそうです。

60歳以上の感染者ではその比率が85%に上るといいますから、ワクチン接種したからと言って安心できないことは明らかです。

こうした世界各国の状況を知った上で日常生活を送るのと、知らないままこれまでの延長線上の感染対策で過ごすのでは感染リスクが何倍も違うことは誰が見ても当然でしょう。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で26日、新たに121人の感染が確認されました。

東京都で26日、新たに19人の感染が確認されました。前週の金曜日に比べ18.8%増えました。

埼玉県で26日、新たに6人の感染が確認されました。

神奈川県で26日、新たに10人の感染が確認されました。

千葉県で26日新たに8人の感染が確認されました。

大阪府で26日、新たに14人の感染が確認されました。

愛知県で26日、新たに4人の感染が確認されました。

福岡県で26日、新たに3人(うち福岡市0人、北九州市0人)の感染が確認されました。

北海道で26日、新たに18(うち札幌市11人)の感染が確認されました。

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