実録:TICA Asia名誉毀損&嫌がらせ裁判~和解協議編②
裁判というと、みなさんはすぐに「勝った」「負けた」という結論だけに注目するかもしれませんが、「裁判」は「勝つ」ことが目的ではありません。
【相手方に「自分自身を見つめる機会」を与える】
「勝つ」以外にも多くの重要な目的があり、そのひとつに裁判を通じて相手側に「自分自身がしてきたことをじっくり見つめる機会」を与えるということがあります。
裁判を起こされて、「訴状」を受け取り、「答弁書」を書いたり、「準備書面」を書いたりする中で(※本人訴訟の場合であり、代理人弁護士を立てて争う場合、実際に書くのは弁護士になります)、自分自身がしてきたことをじっくり見つめることを強いられます。
裁判が1カ月や2カ月ほどで終わるならすぐ忘れてしまうかもしれませんが、何年にもわたるわけですから、人並みの良心と常識を持っていれば、否が応でも自分のしたことを見つめ直し、反省せざるを得ません。
【法廷という場で問われることで真実に辿り付く】
歴代アジアディレクターのT氏は2013年9月、アクトのセミナーの内容変更とアジアリジョン公式サイトへの掲載を拒否したわけですが、裁判所の法廷における2021年3月3日の「本人尋問」で、原告側代理人弁護士から「承認するべきだったと、今思っておられたんですか」と問われ、「そうです」と答えました。
裁判を起こさなければ、おそらく一生、自己弁護と自己保身から「承認するべきではなかった」と言い張り続けたであろうことは想像に難くありません。
このように相手方に「自分自身を見つめる機会」を与え、真実に辿り付いた証言を引き出すことができれば、裁判の意味があったということができます。
【小さな「趣味の世界」から引き摺り出してこそ】
小さな「趣味の世界」の中で、いわば「井の中の蛙」となっている限り、誰が何をどう言っても「自分自身がしてきたことをじっくり見つめ直す」なんてことはしないでしょう。
裁判を起こすことで、小さな「趣味の世界」から引き摺り出すことができ、司法の力を借りて半ば強制的に「自分自身がしてきたことをじっくり見つめ直させる」ことができるというわけです。
仮に私たちの訴えが裁判所に退けられたとしても、人並みの良心と常識を持つ人間であれば、どちらが悪いことをしたのか、あるいはしなければ良かったことをしたのはどちらであったのかを理解するだろうと私は思っています。
※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」 は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で8日、新たに827人の感染が確認されました。
◆東京都で8日、新たに138人の感染が確認されました。前週の金曜日に比べ31.0%減り、47日連続で前の週の同じ曜日を下回っています。200人を下回るのは7日連続です。
◆埼玉県で8日、新たに25人の感染が確認されました。30人を下回るのは昨年11月2日以来です。
◆神奈川県で8日、新たに65人の感染が確認されました。
◆千葉県で8日、新たに今年に入って最少となる35人の感染が確認されました。
◆大阪府で8日、新たに166人の感染が確認されました。きょうも東京都の新規感染者数を上回りました。
◆愛知県で8日、新たに42人の感染が確認されました。
◆福岡県で8日、新たに15人(うち福岡市7人、北九州市4人)の感染が確認されました。50人を下回るのは12日連続です。
◆北海道で8日、新たに21人(うち札幌市12人)の感染が確認されました。
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