〝爆発的感染〟を招いた責任は誰にあるか?
巷間言われているように、もはや〝爆発的感染〟と言っていいかと思います。
これを東京都に限るか、首都圏1都3県まで含めるか、あるいは「全国的」にとするかは人によって異なるかもしれませんが…
【「第5波」の増え方は尋常ではない】
グラフを見ても分かるように、「第5波」の新規感染者数の傾きはあまりに急峻です。
ほとんど垂直に近いと言っても過言ではないでしょう。
7月31日の新規感染者数の4割が首都圏1都3県で占めており、特に増え方が尋常ではありません。
【この1週間、東京都では前週比2倍のペース】
東京都の新規感染者数は7月24日(土)に、その前の週の土曜日(17日)に比べて20%ほど減りましたが、その後、30日までなんと日々、前週比2倍前後で増え続けているのです。
これまで曜日によって大きな波があったものの、ここに来てその傾向は小さくなり、昨日の日曜日はこれまで前週比2倍前後だったものが、一挙に3.6倍にまで拡大しました。
あっという間に4000人台に乗ったことよりも前週比3.6倍にまで膨らんだことの方が私には衝撃です。
【爆発的感染を招いた責任は誰にあるか誰の目にも明らか】
誰の責任かは衆目の一致するところでしょう。
情報発信力の弱さがかねて指摘され、何もしない、何もしようとせず、最低限のことすら後手後手に回っている印象を拭えません。
もちろん、本人的には多くのことをやっていると胸を張るのかもしれませんが、こうしたリーダーは日本において珍しくはなく、小さな趣味の世界も似たり寄ったりでしょう。
すべきことをしないリーダーが〝退場〟しない限り、組織全体にとってもひとりひとりのメンバーにとっても明るい未来と展望は拓けて来ないことを理解する必要があります。
※「東京地裁『尋問』、〝セカンドハラスメント〟の場ではない」「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」 は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で31日、新たに4日連続で過去最多を更新する1万2338人の感染が確認されました。
◆東京都で31日、新たに4058人の感染が確認されました。前週の土曜日に比べ259.8%増え(約3.6倍)、4000人台は初めてです。
◆埼玉県で31日、新たに過去最多となる1036人の感染が確認されました。1000人台は初めてです。
◆神奈川県で31日、新たに過去最多を更新する1580人の感染が確認されました。
◆千葉県で31日、新たに過去最多となる792人の感染が確認されました。
◆大阪府で31日、新たに1040人の感染が確認されました。1000人を超えるのは5月8日以来です。
◆愛知県で31日、新たに286人の感染が確認されました。200人を超えるのは4日連続です。
◆福岡県で31日、新たに504人(うち福岡市280人、北九州市35人)の感染が確認されました。500人を超えるのは約2カ月半ぶりです。
◆北海道で31日、新たに284人(うち札幌市203人)の感染が確認されました。