「自宅療養」10万人に迫る、〝自宅放置死〟「明日は我が身」の恐怖
ついに1日当たりの新規感染者が2万5000人を突破し、3日連続で過去最多を更新。大阪府や愛知県などで連日、過去最多を更新しています。
それに伴い、つい最近では「自宅療養」が急増し、8月11日時点で7万人を突破。18日時点では9万6709人と10万人に迫り、〝自宅放置死〟なる言葉も広がってきました。
【それでもショー再開の準備にいそしむ人々】
「自宅療養」と言うと聞こえはいいですが、新型コロナの「第5波」における「自宅療養」は死と向き合わせの恐怖がいっぱいです。
特に「デルタ株」の場合、「急変リスク」が高いとされ、これまでの延長線上で「感染防止対策を講じていればいい…」と能天気に考えているようでは痛い目に遭うことは間違いないでしょう。
ショーの再開に当たっては、「デルタ株」や「ラムダ株」の危険性をしっかり認識し、たとえワクチン接種を2回終えていたとしても、万が一、感染した場合、発症した場合にどうなるかを思い描いておく慎重さが欠かせません。
もちろん、ショーで感染して死んでも〝本望〟という考え方もあるかもしれませんが、残された猫や家族のことを思うと、まともな考えとは思えません。
【「自宅療養中の40代母死亡、夫と子どもも感染」…】
実は上記の記事の下の方に小さく載せてあった2段見出しの方が、私にとっては胸を締め付けられる思いがしました。
ワクチンの接種歴がなく、糖尿病の基礎疾患があったとは言え、「救急搬送してもらえない」「入院できない」という事態が日常化しつつある中で、「明日は我が身」との思いを強くします。
千葉県では軽症と診断された60代の男性が、その後、中等症となったものの、入院先が5日間も見つからず、酸素投与を受けながら自宅待機しているなかで命を落とした、との報道もありました。
19日には千葉県柏市の軽症の妊婦さん(30代で8カ月)が入院先が見つからないまま自宅で出産し、新生児が亡くなるという痛ましい出来事もありました。
【40℃の熱が出ても「軽症」、溺れるような苦しさの「中等症」】
猫界のブリーダーであれば猫の病気に関する知識も豊富でしょうから、ヒトの新型コロナの知識もそれなりに備えているかとは思いますが、「軽症」と言っても日常生活にはかなりの支障を来し、愛猫の世話もかなり大変です。
「中等症」は「Ⅰ」と「Ⅱ」の2つに分かれ、同じ「中等症」でも「Ⅱ」となると酸素投与が必要であり、高度医療が受けられる施設への入院が必要とされています。
私自身、「溺れた」経験はないですが、「溺れるような苦しさ」と言われれば、それなりに想像できます。
ワクチンを2回接種して「重症化」を免れても、溺れるような苦しさの「中等症」にも後遺症の心配がある軽症にも絶対になりたくはありません。
※「【ルール改正案】」「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」 は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で20日、新たに3日連続で過去最多を更新する2万5876人の感染が確認されました。15府県で過去最多となり、2万5000人を超えるのは2日連続です。また重症者は過去最多となる1816人で、1800人を超えるのは初めてです。
◆東京都で20日、新たに過去3番目に多い5405人の感染が確認されました。前週の金曜日に比べ6.4%減りましたが、5000人を超えるのは3日連続です。
◆埼玉県で20日、新たに過去2番目に多い最多となる1824人の感染が確認されました。
◆神奈川県で20日、新たに過去最多となる2907人の感染が確認されました。2000人を超えるのは8日連続です。
◆千葉県で20日、新たに過去最多となる1778人の感染が確認されました。1000人を超えるのは9日連続です。
◆大阪府で20日、新たに過去最多を更新する2586人の感染が確認されました。2000人を超えるのは3日連続、3回目です。
◆愛知県で20日、新たに過去最多となる1347人の感染が確認されました。1000人を超えるのは3日連続です。
◆福岡県で20日、新たに1195人(うち福岡市人、北九州市206人)の感染が確認されました。1000人を超えるのは3日連続です。
◆北海道で20日、新たに523人(うち札幌市297人)の感染が確認されました。500人を超えるのは3日連続です。
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