東京地裁「尋問」、〝セカンドハラスメント〟の場ではない㉖
被告代理人による再尋問の後、改めて原告代理人による反対尋問がありました。
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原告代理人:「先ほどから4月ショーが不正だったというふうにおしゃってるんですけれども、どこのルールに違反したということなんですか。ショールールの何に違反したから不正なんですか」
T氏:「だから、そういう4月のショーは・・・、ノークションでした。ルールは・・・、その倫理規定ですよね、ショールール、不正、40頭が無料だった。そういうショーをジャッジは行ってはいけない。思いやりを持って・・・、メンバーたちの見本にならなければいけないというジャッジプログラムの規程がございます」
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【T氏の証言は支離滅裂で趣旨を理解しづらい】
T氏の証言はところどころ途切れており、どれがどの主張の根拠として証言されたものであるか、正直言ってよく分かりません。
裁判官がこの証言で真実を見抜き、この問題の本質を理解したかどうか判然としませんが、おそらくTICAの日本のJudgeでさえ、よく理解できないのではないでしょうか。
原告代理人は、T氏の証言で飛び出してきた「不正」とは一体何を指すのか、それはどのルールに違反したことを言うのか質しましたが、T氏の証言からはっきり「これ」という証言は得られませんでした。
【最後の最後に「40頭以上」が「40頭」に修正される】
いわゆる〝ただ猫〟について、T氏はこれまで「40頭以上」と証言してきましたが、最後の最後になって「40頭」であると言明しました。
しかし、なぜ「40頭以上」としてきた証言を変えたのか、そして「40頭」が無料であったとする証拠はどこにどのような形であるのかについて明らかにすることはありませんでした。
当然、「不正」の具体的内容も明らかにすることなく、最後の最後まで私に「不正」の嫌疑をかける証言に終始したわけです。
【〝セカンドハラスメント〟以外の何ものでもない】
T氏の証言はなにひとつ合理的な裏付け根拠を示すことなく、あたかもアクトが「倫理規定」や「ショールール」に反したショーを開き、そこには「不正」があり、「40頭が無料だった」としたと決め付けたものであり、これでもかというほどに嫌疑をかけ続けたものでした。
新たな証拠を突き付けるならまだしも、(それならそれでこちらも反論はできますが…)、根拠を示さないで一方的に言い張るだけでは議論にならないばかりか、議論にすることさ拒んでいるかのようです。
「Judging Program」にどのような規定があり、T氏がどの規定を念頭に証言したのか不明ですが、仮に何らかの規定があったとしても、その規定を人によって甘く適用したり、極点に厳しく適用したりしたのであれば、それもまたいじめ・嫌がらせあることをT氏は自覚すべきであり、自覚した上で証言すべきだったと言えます。
※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」 は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で13日、新たに過去最多を更新する2万355人(前週金曜日比30.2%増)の感染が確認されました。2万人を超えるのは初めてで、長野県、茨城県、静岡県など17都府県で過去最多となりました。
◆東京都で13日、新たに過去最多となる5773人の感染が確認されました。前週の金曜日に比べ27.9%増え、5000人を超えるのは2回目です。
また重症者数も過去最多を更新する227人になっています。
◆埼玉県で13日、新たに過去最多を更新する1696人の感染が確認されました。1500人を超えるのは2日連続です。
◆神奈川県で13日、新たに過去最多を更新する2278人の感染が確認されました。2000人を超えるのは3回目です。
◆千葉県で13日、新たに過去最多を更新する1089人の感染が確認されました。
◆大阪府で13日、新たに過去2番目に多い1561人の感染が確認されました。1500人を超えるのは2日連続です。
◆愛知県で13日、新たに638人の感染が確認されました。600人を超えるのは2日連続です。
◆福岡県で13日、新たに過去2番目に多い951人(うち福岡市448人、北九州市158人)の感染が確認されました。
◆北海道で13日、新たに452人(うち札幌市246人)の感染が確認されました。450人を超えるのは2日連続です。
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