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2021年7月14日 (水)

ルール的「根拠」があるかよく吟味を!

東京都に4回目の「緊急事態宣言」が12日発令されたことを受け、政府が酒の卸売業者に酒類提供を続ける飲食店との取引を自粛するよう要請したものの、撤回に追い込まれました。

指摘された問題点はいろいろありますが、その中の1つに「法的根拠がない」ということを忘れてはなりません。

【単なる「お願い」だから許されると思ったら大間違い】

猫界においても「提案だから…」とか「要請だから…」といった理屈で、TICA公認クラブに対する「活動停止」提案をし、ご丁寧に「意識調査」までするRegion Directorがいましたが、今回の政府の対応とそれに対する批判を見れば、いかに非常識であったかが分かるのではないでしょうか。

「お願い(要請)」をするにあたっても「提案」するにしても、相手方に不利益を強いるなら、それなりのルール的な根拠がなければなりません。

小さな趣味の世界とは言っても子供の遊びではないわけですから、常に社会常識に従って行動するのは当然です。

【優越的立場からの「要請」は単なる「お願い」ではない】

酒類の提供停止に応じない飲食店に取引金融機関から順守を働き掛けてもらうという、西村康稔経済再生担当相の発言を巡っても大騒動となり、撤回となりました。

なぜ問題になるかと言えば、金融機関が酒類提供禁止に応じない飲食店に順守を働きかけた場合、お金を貸しているという地位を利用して取引先に不利益となる行為を強要したことになり、独占禁止法で禁止する「優越的地位の乱用」に該当しかねないからに他なりません。

こうしたことは猫界でも同じであり、「優越的立場」にあるRegion Directorが、正当な理由も合理的根拠を説明することなく、オーナーに対し「猫のタイトルや称号」の辞退を打診したり、TICA公認クラブにルール的根拠なく「活動停止」を提案したりしたなら優越的立場を乱用した疑いが生じます。

相手方に不利益を強いるような場合は、よくよく慎重かつ謙抑的に対応しなければならず、小さな趣味の世界だからといって無視していいものでないことは、まともな社会経験を積んだ大人なら当然、理解して然るべきでしょう。

【自由と権利の制限は最低限に留めるべき】

今、新型コロナ感染拡大防止対策で問われているのは、「自由と権利の制限は最低限に留めるべき」であり、その一線を浅薄な判断で軽々しく越えてはならないということに他なりません。

このことは小さな趣味の世界も同じであり、クラブやメンバーの「自由と権利の制限」につながるようなことは「最低限に留めるべき」であるということを、全てのクラブオーナー/代表者、Judgeが共通認識として持っていなければならないのです。

こうした社会常識を欠いた人が集まり、自分たちとその懇意にしている仲間たちだけがEnjoyできればいいと思い込む組織風土が形成されると、不当な「出陳拒否」や〝魔女狩り〟さながらの「活動停止」提案などにつながっていくのです。

※「続・東京地裁『尋問』、〝セカンドハラスメント〟の場ではない」「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」 は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で13日、新たに2386人の感染が確認されました。

東京都で13日、新たに830人(うち178人はデルタ株)の感染が確認されました。前週の火曜日に比べ39.3%増え、24日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。

埼玉県で13日、新たに179人の感染が確認されました。

神奈川県で13日、新たに308人の感染が確認されました。

千葉県で13日、新たに180人の感染が確認されました。

大阪府で13日、新たに225人の感染が確認されました。

愛知県で13日、新たに70人の感染が確認されました。

福岡県で13日、新たに50人(うち福岡市24人、北九州市13人)の感染が確認されました。

北海道で13日、新たに60(うち札幌市39人)の感染が確認されました。

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