TICA会長が新型コロナに関する指針・規制遵守呼びかけ
7月6日のSpecial Board MeetingにおいてTICA会長は、各Regional Directorに対し、各クラブが新型コロナに関する各国・地域のガイドライン(指針)や規制を遵守するよう注意を促しました。
【国・自治体のガイドラインや規制、要請等を常にフォロー】
Minutes(議事録)には以下のように記載されています。
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The President asked the Regional Directors to remind all Clubs hosting shows to follow all local guidelines and regulations for Covid-19.
会長は、ショーを主催する全てのクラブがCovid-19(新型コロナ)に関してそれそれの地域における全てのガイドラインと規制に従うよう、Regional Directorに注意を促した。
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ここしばらく日本でショーは開催されず、Asia East Region Directorからも特段の注意喚起はありませんが、国における「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」や「緊急対応策」は頻繁に変わるほか、それに伴って都道府県の対応も微妙に変わりますので、クラブオーナー/代表、Judgeはきめ細かくフォローしておいてもらえればと思います。
【感染防止対策は「変異株」を念頭に見直しも必要】
また、感染防止対策について言えば、ワクチンの有効性とも絡んできますが、様々な「変異株」への対応も念頭に、これまで以上に万全を期す必要があります。
ショーコミッティーメンバーは常にアンテナを高く広げ、「変異株」に対する情報収集に努めるとともに、、ショー再開に備え、新たにどのような対策が必要になりそうかなどを点検しておいてもらいたいと思います。
リスク管理に対する考え方は国・地域や人によってそれぞれかもしれませんが、クラブオーナー/代表、ショーコミッティーメンバーは参加者全員の「安全・安心」に対する責任があることを忘れてはならないと、私は考えています。
東京都の小池百合子知事は「ウイルスに隙を与えないような感染防止対策の徹底をお願いしたい」と話したことがありますが、「ウイルスに鋤を与えない」という感覚を共有したいものです。
【「後遺症」を軽くみることのないよう認識を新たに】
私は感染症の専門家でもなんでもありませんが、Regionメンバーのみなさんには「後遺症」を侮ることのないようにお願いしたいと思います。
ワクチン接種して重症化を免れるからと言って「後遺症」も避けられるというわけではないようです。
「後遺症」が出る/遺るメカニズムもまだ解明途上にあり、そうしたリスクも含めて参加者全員の「安全・安心」に思いを至らせることが必要でしょう。
※「続・東京地裁『尋問』、〝セカンドハラスメント〟の場ではない」「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」 は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で16日、新たに3430人の感染が確認されました。
◆東京都で16日、新たに1271人の感染が確認されました。前週の金曜日に比べ54.6%増え、27日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。1000人を超えるのは3日連続です。
◆埼玉県で16日、新たに290人の感染が確認されました。
◆神奈川県で16日、新たに446人の感染が確認されました。400人超えは2日連続です。
◆千葉県で16日、新たに277人の感染が確認されました。
◆大阪府で16日、新たに254人の感染が確認されました。
◆愛知県で16日、新たに66人の感染が確認されました。
◆福岡県で16日、新たに58人(うち福岡市21人、北九州市14人)の感染が確認されました。
◆北海道で16日、新たに73人(うち札幌市55人)の感染が確認されました。
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