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2021年7月 1日 (木)

「自負心」の暴走のなれの果てを見るよう…

麻生太郎財務相が小池百合子都知事の過労による休養(※小池氏は昨日退院されました)を、「自分でまいた種」と評した件はご存知かと思います。

しかし、きょう取り上げるのは「自分でまいた種」の後に続けて話したというもう1つの問題発言に関してです。

報道によると、次のように話したそうです。

都民ファーストの会に対し「代表の国会議員がいないから(国に)話が通じない」「従って知事が自分でやる。過労で倒れた。同情してる人もいるかもしれんけど、(小池氏が)そういう組織にしたんだから」と批判し、都議については「自民党とつながってる人がいなきゃ話がつながらない。一番上が国会であるならば…」と強調したとのこと。

【「自民党でなければ政治家ではない」?】

穿った見方かもしれませんが、この発言に対しては「自民党でなければ政治家ではない」という強烈な自負心があるような気がしてならない、という指摘も聞かれます。

これを「高圧的」と受け止めるか「傲慢」と見るか、人さまざまかもしれませんが、あながち的外れとは言えないように思います。

同じような現象は猫界という小さな趣味の世界でも目の当たりにしてきましたから、珍しさもありません。

【TICAアジアを背負う「自負心」はいいけれど…】

TICAアジア時代を振り返っても、麻生氏のような〝強烈な自負心〟を持つメンバーがいます。

しかし、その〝強烈な自負心〟が良い面で表れればいいですが、得てして「私利私欲」が「自負心」を蝕み、「高圧的」「傲慢」と受け止められる言動につながる場合があります。

アクトに対する「活動停止」提案に始まり、「出陳拒否」や〝動物虐待〟まがいのショー、当時のRegion公式サイトやクラブサイトへの書き込みは、あたかも自分自身こそがTICAを体現しており、自分の意に沿うことが正義である的な背景があったように思えます。

少なくともひとりひとりのTICAメンバーや出陳者の目線/立場で、寄り添うべく組織全体の奉仕者たらんとする姿は見られず、麻生氏が考えているだろうところの「自民党」しか念頭になく、猫界で言えば「自分のクラブや仲間のクラブ」「懇意にするJudgeやブリーダー」と言い換えることもできるでしょう。

【今、目の前にある「自負心」の暴走のなれの果て】

「平家物語」の冒頭部分とも重なります。

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祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。
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新型コロナウイルスの「パンデミック」という想定外の事態のさなかに居るわけですが、「諸行無常の響き」を一段と強いものにしているような気がしないでもありません。

※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」 は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で30日、新たに人の感染が確認されました。

東京都で30日、新たに714人の感染が確認されました。前週の水曜日に比べ15.3%増え、11日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。

埼玉県で30日、新たに109人の感染が確認されました。

神奈川県で30日、新たに209人の感染が確認されました。

千葉県で30日、新たに156人の感染が確認されました。

大阪府で30日、新たに108人の感染が確認されました。

愛知県で30日、新たに53人の感染が確認されました。

福岡県で30日、新たに43人(うち福岡市19人、北九州市9人)の感染が確認されました。

北海道で30日、新たに37(うち札幌市26人)の感染が確認されました。

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