東京地裁「尋問」、〝セカンドハラスメント〟の場ではない⑯
当時のAsia Region DirectorであったT氏が、アクトの勉強会の内容変更を認めず、Asia Region公式サイトへの掲載を拒否した理由と根拠はきのう掲載したメールに書いてあるように、①意識調査の結果、②降格措置と云う結果、③今日に至る迄貴方のあらゆる言動ーーであると考えられます。
これが正当な理由となり得るかどうか、そして合理的根拠となり得るかどうか検証しましょう。
【「意識調査の結果」をセミナー自粛の圧力に濫用】
日本のクラブ代表/Judgeに対する「意識調査」は2013年4月29日のアクトショーを巡るものであり、アクトの勉強会と関係はありません。
「活動停止(自粛)」の対象にセミナーや勉強会は含まれていませんでしたし、例示列挙もされていませんでした。
ここで書かれていた「意見」を隅から隅まで読んでも、アクトにセミナーや勉強会を開かせてはならないといったコメントはありませんでした。
したがって、「意識調査の結果」がアクトの勉強会の内容変更を認めず、Asia Region公式サイトへの掲載を拒否した理由にはなり得ないのです。
T氏は「意識調査の結果」をセミナー自粛の圧力に濫用したに過ぎないことが分かります。
【「降格措置」とセミナー開催の可否判断の関係は?】
②の「降格措置と云う結果」なるものも、結論から言えば、アクトの勉強会の内容変更を認めず、Asia Region公式サイトへの掲載を拒否した理由にはなり得ません。
もちろん、「降格措置」なるものがセミナー開催を巡るものであり、私がセミナー等で間違ったことを教えたというのであれば合理的根拠になり得たでしょう。
ですが、「降格措置」の理由は今なお明らかになっておらず、誰も正確に説明することができないわけです。
T氏が私に送り付けたメールの文章が論理的にいかに杜撰でいい加減であったかが分かるというものです。
【「今日に至る迄貴方のあらゆる言動」という抽象性】
③の「今日に至る迄貴方のあらゆる言動」も、アクトの勉強会の内容変更を認めず、Asia Region公式サイトへの掲載を拒否した理由にはなり得ないことは当然でしょう。
「あらゆる言動」はあまりに抽象的で漠然としており、それとアクトの勉強会の内容変更を認めず、Asia Region公式サイトへの掲載を拒否することの間にどのような関係が見いだせるというのでしょうか。
具体的に事実を摘示せず、論拠も全く示さず、「今日に至る迄貴方のあらゆる言動」と決め付けることはいじめや嫌がらせの常套手段であり、①~③のどれを取っても正当性も合理性もありません。
【TICA AE Regionで同じ〝悲劇〟を生まないために】
今後、TICA Asia East Region Directorに誰が就き、どのようなRegion運営をしていくのか分かりませんが、特定のクラブに対し2度と同じような〝嫌がらせ〟や〝差別〟をしてはなりません。
裁判を起こされ、法廷の証言台に立たなければ過去の過ちを認めることができないようであってはならないのです。
常識と倫理に反することのない判断が常にできれば、勉強会やセミナーを開催させないような言動など取れるはずがありません。
〝公私混同〟せず〝依怙贔屓〟せず、常に中立・公正・公平・平等を体現できるメンバーをDirectorにしなければならないというわけです。
※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」 は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で27日、新たに過去3番目に多い7626人の感染が確認されました。
◆東京都で27日、新たに過去最多となる2848人の感染が確認されました。前週の火曜日に比べ105.3%(約2倍)増えています。これまでは1月7日の2520人が最多でした。
◆埼玉県で27日、新たに過去最多となる593人の感染が確認されました。これまでの最多は1月16日の582人でした。
◆神奈川県で27日、新たに758人の感染が確認されました。
◆千葉県で27日、新たに405人の感染が確認されました。
◆大阪府で27日、新たに741人の感染が確認されました700人を超えるのは5月15日以来です。
◆愛知県で27日、新たに172人の感染が確認されました。150人を超えるのは6月10日以来です。
◆福岡県で27日、新たに236人(うち福岡市124人、北九州市33人)の感染が確認されました。200人を超えるのは5月26日以来、約2カ月ぶりです。
◆北海道で27日、新たに138人(うち札幌市75人)の感染が確認されました。
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