東京地裁「尋問」、〝セカンドハラスメント〟の場ではない㊴
重要な部分になりますので、きのう紹介したT氏の「尋問」のやり取りを再掲しながら、その続きをご紹介します。
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原告代理人:「そうすると、タダだったという噂があるということを、あなたはそのボードに言ったんですか」
T氏:「噂ではありません」
原告代理人:「だから、そこはうわさでないのは、なぜですかということを聞いているんです」
T氏:「それは、そのメーリングリストに書いた人が、屋和田さんからはっきり聞いたと言っておりましたから」
原告代理人:「屋和田さんから聞いたんですか」
T氏:「そうです」
原告代理人:「どなたですか」
T氏:「□□□、オーストリアのジャッジです」
原告代理人:「□□□さんがそう言ったってことですか」
T氏:「はい。それもメーリングリストに載っております」
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【どうしてここまで平然と〝噓〟の証言が出来る?】
私とオーストリアのジャッジである□□□氏がこの当時、全く音信不通だったことはきのうも書きました。
T氏は,原告代理人から「□□□さんがそう言ったってことですか」と聞かれ、「はい。それもメーリングリストに載っております」と証言しましたが、被告側が提出した証拠の「メーリングリスト」なる投稿に、「屋和田さんからはっきり聞いた」なんてひと言も書いてないのです。
仮に「メーリングリストに載って」いた(=投稿で書いていた)としても、T氏はその投稿を東京地裁に「証拠」として提出してはいません。
「そのメーリングリストに書いた人」が東京地裁に出廷できないと高を括り、裁判官を容易に〝騙せる〟と思ったのかどうか分かりませんが、事実と異なることをこれだけ平然と宣誓した上で「証言」されると、こう勘繰ってしまっても、そう勘繰るに足る相当の根拠はあると言えるのではないでしょうか。
【人から聞いた「伝聞」や「噂」しか載っていない事実】
「メーリングリスト」の投稿は被告側が「証拠」として提出していますが、誰のどの投稿を読んでも、□□□氏が「屋和田さんからはっきり聞いたと言って」いた、などと書いた箇所は見当たらず、□□□氏自身の投稿もそうですが、書いてあることは□□□氏が他の人から聞いた「伝聞」や「噂」の類いだけでした。
きのうのブログの冒頭に戻れば、これでは正しく推論し、正しい論証をすることなど無理というものであり、東京地裁の法廷という公の場で間違った推論や間違った論証をしているだけで、私にしてみれば〝セカンドハラスメント〟されているのと同然なのです。
TICAの歴代アジアディレクターがこうした〝メンバー虐め〟をしていいはずがなく、TICAのJudgeとしても恥ずべき行為と批判されても仕方ないように私には思えてなりません。
【「言った」「言わない」の水掛け論になったとしても…】
よくある「言った」「言わない」「聞いた」「聞いてない」といった水掛け論になったとしても、T氏のこの「証言」は私の尊厳を毀損するかどうか、社会的評価を下げるかどうかの重要なものですので、裁判でどのような事実認定がされようが、あるいは判決がどう出ようが、私としてはうやむやにはできません。
東京地裁でのT氏の「証言」が「調書」として永遠に残る以上、白黒はっきりさせなければ、今回の〝ハラスメント(嫌がらせ)〟問題が決着することはあり得ないのです。
※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」 は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で16日、新たに1707人の感染が確認されました。
◆東京都で16日、新たに501人の感染が確認されました。前週の水曜日に比べ13.9%増えました。
◆埼玉県で16日、新たに87人の感染が確認されました。
◆神奈川県で16日、新たに210人の感染が確認されました。
◆千葉県で16日、新たに113人の感染が確認されました。
◆大阪府で16日、新たに108人の感染が確認されました。
◆愛知県で16日、新たに109人の感染が確認されました。
◆福岡県で16日、新たに40人(うち福岡市9人、北九州市20人)の感染が確認されました。
◆北海道で16日、新たに88人(うち札幌市56人)の感染が確認されました。
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