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2021年6月10日 (木)

東京地裁「尋問」、〝セカンドハラスメント〟の場ではない㉝

開いた口が塞がらないとは、こういう時のことを言うのだろうと思いますが、私は自分の耳を疑い呆れ果てました。

【「メーリングリスト」の投稿が証拠???】

「尋問」のやり取りは次のようなものでした。

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原告代理人:「タダっていうことは、どういう証拠があるんですか」

T氏:「それはメーリングリストですね」

原告代理人:「何のメーリングリストですか」

T氏:「TICAのメーリングリスト。メンバーのメーリングリストです」
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T氏の「証言」には2つの重大な問題があります。

ひとつは「メーリングリスト」なるものが有効な「証拠」になり得るかという問題、もうひとつは、そもそも「TICAのメーリングリスト」なるものが本当に「TICAの・・・」と言えるかという問題です。

【「証拠」だと言える合理的裏付け根拠は何か?】

もちろんT氏において、「メーリングリストが証拠です」と主張すること自体は自由でしょう。

しかし、東京地裁の法廷の場で、しかも宣誓して証言台の前に座っているわけですから、合理的裏付け根拠なく言いたい放題に主張していいわけがありません。

当時のTICA Board MemberでRegion Directorであり、今もTICAのJudgeなわけですから、Judging Programの倫理規定に反した証言をしてはならないのは当然です。

つまり、T氏において「メーリングリスト」の投稿が有効な「証拠」になり得る正当な理由と合理的根拠はどこにあるか--が問われることになります。

ですがT氏は「メーリングリスト」なるものが「証拠」であると主張するだけで、有効な「証拠」になり得るとする合理的裏付け根拠を明らかにしていません。

【なぜ「TICAのメーリングリスト」と言える?】

T氏が「証拠」だと主張する唯一の根拠らしき事情は「TICAのメーリングリスト。メンバーのメーリングリストです」というわけです。

ですが、これは根拠に欠けると言われても仕方ないでしょう。

なぜなら米TICA本部はこの「メーリングリスト」なるものが米TICA本部とは全く関係なく、少なくとも「TICA公式のメーリングリストではない」と断言し、投稿内容についても一切関知していないと言い切っているからです。

というのも、米TICA本部のホームページ(HP)にはその「メーリングリスト」の情報は掲載されておらず、「どうも胡散臭くて怪しい…」と感じたアクトクラブ員が米TICA本部に照会し、米TICA本部から回答をもらって明らかになりました。

ちょっとした社会経験があり、わずかでも良識と常識があれば、怪しげな「メーリングリスト」の邪推や臆測を書き連ねた投稿など、いくら民事事件とはいえ、有効な「証拠」になり得ないことは分かるはずです。

それに投稿の中身を読めば読むほど、邪推や臆測しか書いておらず、邪推や臆測に基づく疑問や疑惑を書き連ねていることが分かり、逆立ちしても有効な「証拠」になどなり得ないだろうことは確信に変わるはずなのです。

※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」 は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で9日、新たに2241人の感染が確認されました。

東京都で9日、新たに440人の感染が確認されました。前週の水曜日に比べ9.7%減り、27日連続で前の週の同じ曜日を下回っています。

埼玉県で9日、新たに121人の感染が確認されました。

神奈川県で9日、新たに202人の感染が確認されました。

千葉県で9日、新たに106人の感染が確認されました。

大阪府で9日、新たに153人の感染が確認されました。

愛知県で9日、新たに246人の感染が確認されました。

福岡県で9日、新たに66人(うち福岡市24人、北九州市14人)の感染が確認されました。

北海道で9日、新たに179(うち札幌市124人)の感染が確認されました。

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