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2021年5月28日 (金)

東京地裁「尋問」、〝セカンドハラスメント〟の場ではない㉓

2013年4月29日のアクトショーの後のTICA Asia Regionの状況について、歴代アジアディレクターのT氏は東京地裁での「尋問」で、「日本のみんながもう本当に心配して、大変なことだということで、ショーに出てた方もそうですし、ジャッジもみんな心配したということです」と証言しました。

【「みんな」という言葉を使って追い詰める手法】

この証言には「みんな」という言葉が2回、出て来ますが、「みんな」という言い方も匿名性のひとつであり、いじめ・嫌がらせの常套句であることは異論のないところかと思います。

「みんながあなたを嫌っている」「みんなが悪いと言っている」「みんなが反対している」--。

一般のRegionメンバーが勝手に口にするのは仕方ないにしても(本来は誰であっても慎むべきですが…)、組織を束ねる立場のDirectorが不用意に口走っていいわけがありません。

【「大変なこと」という抽象性で過度な誇張表現】

「大変なこと」というのも普通に使う言葉かもしれませんが、時と場面、状況によっては〝問題発言〟になりかねません。

いじめや嫌がらせにおいて使われる場合、往々にして些細な出来事であるにもかかわらず、相手を責め立てるために敢えて「大変なこと」と過度な誇張表現として使い、周囲を印象操作することにつながります。

本当に「大変なこと」と言えるのか、何を以て「大変」と言うのか、組織のトップは常にメンバーに対して丁寧に説明できなければならないはずです。

それができなければ単に煽り立てているだけということになってしまいます。

【〝おためごかし〟の「心配」を正当化】

「心配している」というのも使い勝手のいい便利な言葉です。

しかし、不安を煽られれば「心配」するのは当たり前ですし、どこまで「心配」するかという温度差の問題もあり、これもまた時と場面、状況によっては〝問題発言〟になりかねないと言えます。

いかにもTICAのためやTICA Asia Regionを思っているかのように見せかけておきながら、その実は自分本位であるなら〝おためごかし〟です。

さらにこの「自分本位」が誰かを叩きつぶしてやろうという「自己本位」であるなら、いじめ・嫌がらせの格好の〝建前〟として独り歩きし始めます。

歴代アジアディレクターであったT氏のこの「証言」はいろいろな問題を孕んでいるものといえるでしょう。

※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で27日、新たに4139人の感染が確認されました。

東京都で27日、新たに684の感染が確認されました。前週の木曜日に比べ18.9%減り、14日連続で前の週の同じ曜日を下回っています。

埼玉県で27日、新たに130人の感染が確認されました。

神奈川県で27日、新たに227人の感染が確認されました。

千葉県で27日、新たに121人の感染が確認されました。

大阪府で27日、新たに309人の感染が確認されました。

愛知県で27日、新たに393人の感染が確認されました。

福岡県で27日、新たに179人(うち福岡市62人、北九州市43人)の感染が確認されました。

北海道で27日、新たに569(うち札幌市387人)の感染が確認されました。

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