東京地裁「尋問」、〝セカンドハラスメント〟の場ではない⑯
歴代アジアディレクターT氏からの「辞退」をアクトクラブ員が「いいですよ。辞退します」とあっさり受け入れていたら、どうなっていたかを考えることは実に興味深いことです。
みなさんも一緒に考えを巡らせていただければと思います。
【「ベストベンガル辞退」だと何がどう変わる?】
T氏は「辞退」としか法廷で証言せず、具体的に何がどう変わるかを言いませんでしたが、アクトクラブ員が根掘り葉掘り尋ねればひとつひとつ丁寧に説明したでしょうか。
私はしなかったであろうと思いますし、そもそも何ひとつ納得いく説明など出来なかったであろうと思っています。
「辞退」自体は過去にもあったかと思いますが、今回に限っては正当な理由も合理的根拠もなく、そうであるにも拘らず「辞退」することなど、常識的にはあり得ないからです。
【「辞退」するとポイントはどうなる?】
ポイントはそのままで「ベストベンガル」というベストブリードの栄誉だけ「辞退」するのでしょうか。
「ベストベンガル」を「辞退」すると、自動的に2nd Bestになるのでしょうか。
その時、ポイントはどうなるのでしょうか。
ポイントは変わらずに順位だけ、1位と2位が入れ替わるのでしょうか。
【ポイント0なら「ベストベンガル辞退」に留まらない】
しかし、もしポイントをゼロにするなら、それは「ベストベンガル辞退」に留まりません。
「IW」も辞退、「RW」も辞退ということになり、7月を過ぎてからランキングが大きく変動することになります。
もしそうなら、T氏は「ベストベンガル辞退」を打診する際に、「ポイントもゼロになり、IWとRWも辞退していただくことになります」と付け加えなければならなかったはずです。
T氏の提案自体、実現可能なものであったかどうか、大いなる疑問を抱かざるを得ません。
【米国のBGブリーダーを満足させる為だけなら】
T氏の提案が、単に米国のBGブリーダーの不満を解消し、「ベストベンガル」の栄誉に欲する満足を得させるためだけのものであったなら、アジアリジョンもアクトクラブ員もよくぞここまでバカにされたものだと嘆いてもいいぐらいです。
アクトクラブ員がT氏の提案を受け入れ、「ご提案通り、ベストベンガルを辞退します。後はお任せします」と言っていたらどうなっていたか、見てみたかった気がします。
当時の米TICA本部やTICA Boardがどれだけ絡んでいたか分かりませんが、もしかするとランキングや称号授与にかかわる〝闇〟の深淵を垣間見られたかもしれません。
※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」「ベンガルは本当に『確立された猫種』と言えるか?」は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で8日、新たに7244人の感染が確認されました。7000人を超えるのは1月16日以来で、2度目の「緊急事態宣言」解除後で最多。13道県で過去最多となっています。
◆東京都で8日、新たに1121人の感染が確認されました。前週の曜日に比べ6.8%増え、1100人を超えるのは1月22日以来です。
◆埼玉県で8日、新たに285人の感染が確認されました。
◆神奈川県で8日、新たに303人の感染が確認されました。
◆千葉県で8日、新たに162人の感染が確認されました。
◆大阪府で8日、新たに1021人の感染が確認されました。1000人を超えるのは2日連続です。
◆愛知県で8日、新たに2日連続で過去最多を更新する575人の感染が確認されました。500人を超えるのは初めてです。
◆福岡県で8日、新たに2日連続で過去最多を更新する519人(うち福岡市254人、北九州市62人)の感染が確認されました。500人をこえるのは初めてです。
◆北海道で8日、新たに403人(うち札幌市は過去最多の277人)の感染が確認されました。
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