東京地裁「尋問」、〝セカンドハラスメント〟の場ではない⑬
歴代アジアディレクターのT氏が、アクトクラブ員に「ベストベンガルを辞退しないか」と提案したことが〝パワハラ〟や〝強要〟に当たるかどうかは措くとして、私とT氏の間には別の大きな問題が生じることになりました。
【口外しないと軽々しく約束し、平然と破る】
T氏の証言で出てきた「話し合い」の内容は当事者4人(私とアクトクラブ員、T氏、T氏の通訳としてBoardに参加したTICAメンバー)以外は誰にも漏らさないという約束でした。
しかし、話し合いから数日経って、TICA会長(当時)からメールが来たのです。
そこにはT氏から話し合いの内容は聞いた…ということで、それに対する見解等が書かれていました。
T氏が当事者4人以外には口外しないという「約束」を破り、TICA会長(当時)に報告したことは間違いない事実だったといえます。
【最後の信頼の〝糸〟を断ち切ったのはT氏】
私は、TICA会長(当時)からメールが来たことを受け、2013年7月17日、T氏にメールを送りました。
その内容は以下の通りです。(※印はこのブログを書くに当たって私が付記したものです)
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こんにちは、屋和田です。
7月5日のミーティングについてですが、少なくとも二人の方から△△さん(T氏)から聞いた、としてミーティングが開催されたこと、
話し合われた内容について確認されました。(※二人のうちの1人がTICA会長(当時)でした)
このミーティングを設定する条件は他言無用とすることであり、ミーティングを終えた際に、再度こちらから△△さん(T氏)にこのミーティングのことは内密でお願いしたいと確認いたしました。
その際、△△(T氏)さんは「もちろん。ボードにも誰にも言えない」とおっしゃっていたはずです。
この件は、私から△△(T氏)への最後の信頼でしたがいとも簡単にこの信頼が裏切られたことは非常に残念です。
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【ベストベンガル「辞退」を目論んだ首謀者は誰か?】
今なお、明らかになっていないのは、ベストベンガル「辞退」を目論んだ首謀者は誰か?ということです。
T氏が独断で動いたとは考えられません。
TICA会長(当時)が首謀者だったのか、TICAのBoard Memeberの誰かだったのか、あるいはT氏も含めた複数であったのか--。
2013年4月29日のアクトショーを巡る問題は、単にルール違反がなかった、不正がなかったというだけではなく、TICAの一般メンバー(アクトクラブ員)に対して、誰がどのように〝パワハラ〟や〝強要〟紛いの人権侵害を首謀したのかも白日の下にさらされなければ、TICA Asia及びTICA Asia East Regionがその〝暗黒史〟から本当の意味で抜け出すことはできないと言わざるを得ません。
※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」「ベンガルは本当に『確立された猫種』と言えるか?」は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
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◆日本全国で5日、新たに4071人の感染が確認されました。4000人を超えるのは9日連続です。
◆東京都で5日、新たに621人の感染が確認されました。
◆埼玉県で5日、新たに165人の感染が確認されました。
◆神奈川県で5日、新たに152人の感染が確認されました。
◆千葉県で5日、新たに121人の感染が確認されました。
◆大阪府で5日、新たに668人の感染が確認されました。
◆愛知県で5日、新たに224人の感染が確認されました。
◆福岡県で5日、新たに337人(うち福岡市171人、北九州市13人)の感染が確認されました。
◆北海道で5日、新たに179人(うち札幌市126人)の感染が確認されました。
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