東京地裁「尋問」、〝セカンドハラスメント〟の場ではない㉕
日本のRegionメンバーがみんな心配したとしても、その心配を解消する手段が「活動停止」提案で本当に正しかったかどうか--。
これはTICA Asia時代の〝黒歴史〟を黒いままで放置しないためにも、面倒てもメンバーひとりひとりが振り返り、真剣に考えなければならないことでしょう。
【Directorが「対応しなきゃいけない」と言っても…】
きのうのブログの冒頭でご紹介した歴代アジアディレクターT氏の証言がどういう「尋問」の流れで出てきたかというと…
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被告代理人:「これをアジアクラブ代表に配ったのは誰なんですか」(※「これ」とは2013年7月7日のショー会場で配布されたA4版1枚の文書であり、アクトに対し「活動停止」提案が書いてありました)
T氏:「私です」
被告代理人:「どうしてあなたが配ることになったんですか」
T氏:「アジアディレクターとして、まとめてくれという依頼を受けたということです」
被告代理人:「アジアディレクターが対応しなきゃいけない内容だったってことなんですかね」
T氏:「そうです」
被告代理人:「それはどうしてですか」
T氏:「日本のみんながもう本当に心配して、大変なことだということで、ショーに出てた方もそうですし、ジャッジもみんな心配したということです」
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しかし、私ならそのような依頼を受けたとしても、その主張を真に受けて右から左に鵜呑みにしたり軽はずみに尻馬に乗ったりはしません。
【「提案」に合理的根拠を見いだすことができるか?】
提案するのはある意味、メンバーの自由であり、Directorはメンバーから「提案」があれば無碍に受け取りを拒否するわけにはいきません。
しかし、「提案」をよく読み、そこに合理的根拠が見いだせるかどうか、仮に合理的根拠があったとしても次に手段や手続きとして問題ないかどうかよく吟味する必要があります。
メンバーやクラブからの「提案」を受けて「まとめる」「対応しなきゃいけない」というところまではいいとして、Region Directorであるならその立場と職責に応じて「どうまとめるか」「どう対応しなきゃいけないか」を考えなければなりません。
当時のT氏の言動、そして法廷での「証言」を聞く限り、何も考えずパーっと飛び付いたとしか思えないのです。
【「心配」の中身は?その「心配」は純粋な気持ちから?】
「日本のみんな」の「心配」なるもの、「ショーに出てた方」「ジャッジ」の「心配」なるものが具体的に何であったのか、私には今も良く分かりません。
アクトを叩き潰し、私やアクトクラブ員を〝村八分〟にして徹底排除しようというメンバーは「日本全体がグルになっている」とか「日本のクラブの存亡の危機」だとか煽り立てましたが、その他の「日本のみんな」「ショーに出てた方」「ジャッジ」の「心配」とは何だったのでしょうか。
私がT氏の立場であれば事実確認の一環として「心配」なるものの具体的中身を調べ、特定することにまずは集中したでしょう。
実は「大変なこと」でもなんでもなく、粛々と対応していれば「大変なこと」になどならなかったものを「大変なこと」にしてしまったのはRegion Directorの無策や拙速による誤導だったとしか私には思えません。
※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」 は休みました。
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◆北海道で29日、新たに441人(うち札幌市239人)の感染が確認されました。
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