「ドラゴン桜2」第3話から~「知ること」の重要性を知る
阿部寛主演のTBS系日曜劇場「ドラゴン桜2」を観ているTICA Asia East Regionメンバーと、フジテレビの月9「イチケイのカラス」を観ているメンバーとどちらが多いか分かりませんが(もしかすると両方とも観ていないメンバーが一番多いかも…)、「ドラゴン桜2」第3話のひとつのテーマは「知ること」の重要性だったかと思います。
「東大」はあくまでドラマにおける目標の〝象徴〟であって、「東大嫌い」であっても随所に役に立つ示唆に富むのが人気の秘密かもしれません。
【「被告」と「被告人」の違いを知ること】
知っておけば赤っ恥を晒さなくて済むようなことは世の中、枚挙に暇がありません。
民事事件で使う「被告」と、刑事事件において使う「被告人」という言葉もその一例です。
自らを「被告人」と称したら世間がどう思うかを考えれば、恥ずかしいを通り越し、怖ろしくて使えるはずがありません。
「人」を付けるか付けないかだけなので、メンバーによっては「重箱の隅をつつく」とか「揚げ足を取っている」とか「枝葉末節にこだわっている」とか後ろ指を指すメンバーがいるかもしれませんが、「ドラゴン桜」の主人公、桜木建二なら「本質は細部に宿る」などと言っていたかもしれないと思います。
【「恣意的」を知り、普段から使っていれば…】
「恣意的」という言葉もそうです。
新聞でも雑誌でもかなり頻繁に使われ、通常は振り仮名もルビも振られることはありません。
私であれば「『恣意的』なんて言葉は見たことも聞いたこともない」なんて公の場で恥ずかしくて言えませんが、これも「知ること」の重要性を知ればこそのこと。
本当に難しい言葉(難読字)であるか、漢字であるかを知った上で口にすべきであって、社会通念上の常識の範囲で普通に使われていることを「知ること」は大切なことです。
【「炎上」も受け売りで使うべきではない】
「炎上」という言葉も同様です。
インターネットやSNSが普及期に入って登場し、今も使われることが多いですが、背後にある状況や語感も含めて理解して使っているでしょうか。
「炎上」はネガティブに使うケースが多く、それを理解しているか理解していないかでトラブルを招くか避けるかの分岐点になります。
今なら「バズる」という便利な言葉も登場しており、例えば2013年4月29日のアクトショーに関しても、今なら「非公式なメーリングリストでバズっていた」とでも発言しておけば、アクトクラブ員の神経を逆撫でして激怒させることもなかたでしょう。
それを今なお、東京地裁の「尋問」の法廷で、昔ながらの「炎上」と証言したところに「知ること」の重要性を知らないことまでさらけ出すことになりました。
私なら、仮に当時において「炎上」という表現をしてしまったとしても、「今でいうところのバズっていたということです」とでも軌道修正していたことでしょう。
「知ること」は斯くも重要だということが、猫界で起きている様々な事象からも明らかであり、「ドラゴン桜2」が東大合格を目指すだけのドラマでないことが良く分かっていただけるかと思います。
※「東京地裁『尋問』、〝セカンドハラスメント〟の場ではない」「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」「ベンガルは本当に『確立された猫種』と言えるか?」は休みました。
====================================
【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で10日、新たに5074人の感染が確認されました。
◆東京都で10日、新たに573人の感染が確認されました。
◆埼玉県で10日、新たに155人の感染が確認されました。
◆神奈川県で10日、新たに237人の感染が確認されました。
◆千葉県で10日、新たに172人の感染が確認されました。
◆大阪府で10日、新たに668人の感染が確認されました。
◆愛知県で10日、新たに月曜日としては過去最多となる426人の感染が確認されました。
◆福岡県で10日、新たに372人(うち福岡市150人、北九州市34人)の感染が確認されました。
◆北海道で10日、新たに過去2番目に多い409人(うち札幌市266人)の感染が確認されました。
« 東京地裁「尋問」、〝セカンドハラスメント〟の場ではない⑰ | トップページ | 東京地裁「尋問」、〝セカンドハラスメント〟の場ではない⑱ »