東京地裁「尋問」、問題点〝すり替え〟は巧妙な戦略?⑰
2014年度ショーシーズン(2014年5月~2015年4月)のTICA Asia Regionの「アワードパーティの案内」などの送付を巡る問題--。
当時Asia Region Directorであったクラブオーナーは、Asia Regionの封筒で「アワードパーティの案内」と共に、自らのクラブの「ショーフライヤー」を入れていたわけですが、郵送料は「クラブ会計で費用計上した」旨を東京地裁の法廷で宣誓証言したわけです。
【リジョン会計で「postage」として23,090円を計上】
しかし、2016年June/Julyの「TICA TREND」には2015年のAsia Regionの会計報告が掲載されており、Asiaawardの項目のところに「postage」として23,090円が計上されているのです。
ここで新たな新たに重大な疑惑が出てきます。
これこそ「アワードパーティの案内」などを送った際の郵送料ではなかったのでしょうか?
そうなると、郵送料は「クラブ会計で費用計上した」という宣誓証言がにわかに疑わしく思えてきます。
【2重に経費を計上したなら新たな疑惑発覚?】
疑惑を分類すると次のようになるでしょう。
①3日の「証言」は事実と異なり、「TICA TREND」に掲載した通り郵送料はAsia Region会計で計上した
②3日の「証言」は事実であり、「TICA TREND」に事実と異なる掲載をした
③3日の「証言」も「TICA TREND」の記載も事実だった
一番問題が大きいのは③のケースです。いわば経費を2重計上したことになり、どちらか一方の郵送料はどこに消えたのか?ということになります。
【クラブ会計で郵送料をいくら計上したのか】
3日に東京地裁626号法廷で行われた「尋問」で、郵送料としていくらクラブ会計で計上したのかまでは明らかになりませんでした。
しかし、当時Asia Region Directorであったクラブオーナーは、税務署が来たときに備えて記録はある旨を証言していましたから、明らかにしようと思えばできるはずです。
クラブ会計でも23,090円が郵送料として支出されていたならば、③のケースの疑惑が極めて濃厚になるといえるでしょう。
※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」「ベンガルは本当に『確立された猫種』と言えるか?」は休みました。
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