東京地裁「尋問」、〝セカンドハラスメント〟の場ではない⑧
当時Asia Region DirectorであったT氏の東京地裁での宣誓「証言」に基づけば、〝ただ猫〟がいると「不正なショー」というレッテルを貼られることになるようです。
【ひとくちに〝ただ猫〟といっても…】
しかし、ひとくちに〝ただ猫〟と言っても、その形態は様々です。
よくあるケースが、そのクラスのエントリーが24頭で、あと1頭で25頭になるという場合--。
「あと1頭、お願いできないかしら…」といったケースは良くあります。
その場合、出陳料をいくらにするか交渉する場合もあれば、「あうん」の呼吸で「いいですよ」と二つ返事で受け入れることもあり、そうした場合、無料であることも往々にしてあります。
〝ただ猫〟がいると「不正なショー」というレッテルが貼られるなら、「あと1頭、お願いできないかしら…」といったケースも「不正なショー」という理屈になります。
【特定の出陳者/猫にだけ利益があってこそ「不正」】
T氏が東京地裁の法廷で宣誓証言した「不正なショー」の「不正」が具体的に何を意味しているか、今ひとつはっきりしませんが、もし単に「ただ猫」が居たということだけであるとするなら、「不正なショー」というのは過度な誇張表現であり、TICAのショールールやショー運営に疎い一般メンバーが言うならまだしも、TICAのJudge資格を持ち、TICAのDirectorという立場にいるT氏にあっては不適切極まりないと言えるでしょう。
なぜなら、「不正」は特定の出陳者/猫にだけ恩恵や利益をもたらす事を恣意的に行った場合に言うのであって、少なくとも「ただ猫」によるキャットカウントのアップ分は、ファイナル表彰された全ての猫にショールールに基づいて公平に付与されるからです。
もちろん、全てのクラスにおいてファイナル表彰される猫が予め決められていて、ファイナル表彰される猫の全てのオーナーが示し合わせて「ただ猫」でキャットカウントを増やしたというなら話は別ですが、事実上、そうしたことがあり得ないことはT氏を含め全てのRegionメンバーが同意することでしょう。
【杓子定規にルールを当て嵌め「重箱の隅」をつつく】
アクトや私に対してはかねて、「重箱の隅」をつつくとか、あら探しをしているだけだとか、容赦ない誹謗中傷を浴びせるメンバーが多くいますが、私にしてみればT氏の証言や言動こそ、杓子定規にルールを当て嵌め「重箱の隅」をつつくことに他なりません。
T氏がTICAのBoardで問題視し、東京地裁の法廷でアクト4月ショーに「不正なショー」であるとのレッテルを貼り、「証拠もあります」と証言したことで、今後、「あと1頭、お願いできないかしら…」といったケースも「不正なショー」として糾弾されることになります。
証拠として残らなければいい、証拠を押さえられなければいい…といった意見もあるかもしれませんが、これまで以上に慎重かつ用心深くやらないと、いつまた誰が「不正なショー」というレッテルを貼ろうとするか分かりません。
誰がギスギスしたRegionにしているのか、誰が世知辛い「趣味の世界」にしているのか--。
中立・公正・公平にルール違反を指摘することと、根底に差別やいじめ・嫌がらせをする意図があってルール違反を糾弾することは根本的に違うことをRegionメンバー全員が理解する必要があります。
※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」「ベンガルは本当に『確立された猫種』と言えるか?」は休みました。
====================================
【注目ニュース】※随時更新しています。
◆英国、南アフリカ、ブラジル由来の変異株に含まれる「N501Y」変異を持つ新型コロナウイルスの感染者が18~19日にかけて山形県で初めて確認されました。これにより全47都道府県で変異株が確認されたことになります。
◆日本全国で19日、新たに2907人の感染が確認されました。
◆東京都で19日、新たに405人の感染が確認されました。前週の日曜日に比べ32%増え、19日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。
◆埼玉県で19日、新たに118人の感染が確認されました。
◆神奈川県で19日、新たに142人の感染が確認されました。
◆千葉県で19日、新たに106人の感染が確認されました。100人を超えるのは5日連続です。
◆大阪府で19日、新たに719人の感染が確認されました。月曜日としては過去最多です。
◆愛知県で19日、新たに124人の感染が確認されました。
◆福岡県で19日、新たに118人(うち福岡市47人、北九州市3人)の感染が確認されました。
◆北海道で19日、新たに78人(うち札幌市75人)の感染が確認されました。
« 東京地裁「尋問」、〝セカンドハラスメント〟の場ではない⑦ | トップページ | 東京地裁「尋問」、〝セカンドハラスメント〟の場ではない⑨ »