AE Region公式サイト「議事録」に重要な翻訳漏れ
TICA Asia East Region公式サイトに掲載された「3月10日ミーティング議事録一部抜粋」の翻訳で、重要な部分が抜け落ちているようなので、指摘しておきます。
【重要部分を抜粋で落とすのは許されない】
米TICA本部のMinutes(議事録)を確認してもらえば分かりますが、この改正(追加)は309.9.2.1から始まっています。
しかし、Asia East Region Directorは309.9.2.1を翻訳せず、309.9.2に続けて309.9.2.1.1以降の翻訳を掲載しているのです。
Asia East Region Directorは309.9.2.1が重要でないと判断して翻訳を掲載しなかったのかもしれませんが、もしそうならその判断はあまりに杜撰でいい加減と言わざるを得ません。
【「In addition to」が意味する重要性】
米TICA本部に掲載されたMinutes(議事録)から転載すると、309.9.2.1は以下のようになっています。
309.9.2.1 In addition to the currently recognized registries, with effect from [effective date], the Executive Office shall accept pedigrees from other registries that meet one of the following criteria:
これを改めて和訳すると、次のようになります。
309.9.2.1 [発効日]より、現在認められている登録機関に加えて、TICA本部は以下のいずれかの基準を満たす他の登録機関の血統書を受け入れるものとする。
米TICA本部に掲載されたMinutes(議事録)には「This change goes into effect immediately」と書いてありますから、3月10日から発効したことになります。
【各クラブにおいては誤解なきよう】
Asia East Region各クラブにおいては誤解なきようお願いいたします。
TICA Asia East Region公式サイトを読むと、あたかも309.9.2.1.1~309.9.2.1.3の要件を満たしていないクラブは血統証を発行できないかのように読めてしまいますが、それは間違いです。
309.9.2.1に書いてあるように、「現在認められている登録機関に加えて…」ということですから、その点は誤解しないようにお願いします。
Asia East Region Directorはおそらく、この改正(追加)案が意味する核心部分について理解していないのでしょう。
理解していれば、309.9.2.1の翻訳を漏らしてしまうわけがないのです。
単純に読み飛ばしてしまったとか、翻訳し忘れたにしても、ケアレスミスでは済まされない失態と言われても仕方ないかもしれません。
※「東京地裁『尋問』、問題点〝すり替え〟は巧妙な戦略?」「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」「ベンガルは本当に『確立された猫種』と言えるか?」は休みました。
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