「Our Silence is Complicity」…
明日から東京地裁での「尋問」証言の新シリーズ(これまでは主にO氏の証言を取り上げて来ましたが、〝新章〟では主にT氏の証言を検証していきます)を始める前に、もうひとつ時事ネタを記しておきたいと思います。
米国で起きているアジア系に対する「ヘイトクライム」を巡るバイデン大統領の発言です。
【あなたは「沈黙」していませんでしたか?】
バイデン大統領は3月19日の会見で次のように話しました。
“Hate and violence often hide in plain sight, It’s often met with silence. That’s been true throughout our history. But that has to change because our silence is complicity. We cannot be complicit. We have to speak out. We have to act."
日本語にすれば、「憎悪と暴力は目に見えないところに潜んでいて、沈黙に包まれている。それは私たちの歴史においてずっとそうだった。しかし私たちの沈黙が共犯であるということを変えなければならない。私たちは共謀してはならない。私たちは声を上げ、行動しなければならない」ーー。
【「沈黙しない」「傍観しない」ようになれますか?】
これを受ける形でカマラ・ハリス副大統領も次のように述べました。
"The president and I will not be silent. We will not stand by. We will always speak out against violence, hate crimes and discrimination wherever and whenever it occurs."
「大統領と私が沈黙することはありません。傍観することもありません。どこでいつ起きたとしても、『暴力』『ヘイトクライム』『差別』に対し反対の声を上げます」ーー。
【ひとりひとりが声を上げ行動すること】
TICA Asia時代を通じ今のTICA Asia Eastに至るまで、いじめや嫌がらせ、差別に対する「沈黙」と「傍観」があり、その「沈黙」と「傍観」によって一部の仲間内だけがENJOYする組織風土が根付いています。
これを変えていくには、ひとりひとりが「沈黙」と「傍観」から決別し、声を上げ、行動する必要があるのです。
米国ではその旗振り役を大統領と副大統領が担っていますが、TICA Asia East Regionで言えばRegion Directorが担わなければなりません。
【AE Region Directorの「沈黙」と「傍観」】
ところがAsia East Region Directorは「沈黙」「傍観」を貫くだけではなく、アクトのTICA公認取り消しと、私とアクトクラブ員の会員資格取り消しを求め、今も「プロテスト」の共同申立人になり続けており、極めて強固な信念に基づいていることが窺えます。
ですが、組織のトップがそうだからと言って、沈黙と傍観を決め込んで唯々諾々と従っていては、変わらないばかりか、泣き寝入りするメンバーは今後も後を絶たないでしょう。
コロナ禍で大変なコロナ下において、今こそ自分の頭で考え、調べ、判断し、「沈黙」と「傍観」の共犯関係から足を洗ってほしいと思います。
※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」「ベンガルは本当に『確立された猫種』と言えるか?」は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で11日、新たに2777人の感染が確認されました。
◆東京都で11日、新たに421人の感染が確認されました。前週日曜日より19%増え、11日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。
◆埼玉県で11日、新たに139人の感染が確認されました。
◆神奈川県で11日、新たに132人の感染が確認されました。
◆千葉県で11日、新たに98人の感染が確認されました。
◆大阪府で11日、新たに760人の感染が確認されました。日曜日としては過去最多です。
◆愛知県で11日、新たに129人の感染が確認されました。
◆福岡県で11日、新たに52人(うち福岡市23人、北九州市7人)の感染が確認されました。
◆北海道で11日、新たに69人(うち札幌市39人)の感染が確認されました。
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