東京地裁「尋問」、問題点〝すり替え〟は巧妙な戦略?③
2015年4月25~26日にツインメッセ静岡で開かれた〝動物虐待〟まがいの行為があったショーに、アクトクラブ員は2日間とも参加していなかった、とする当時のAsia Directorでもあった主催クラブオーナーの「証言」--。
【「マスターカタログ」で確認すれば分かること】
クラブオーナーが今後、自らの「証言」を訂正するかどうか分かりませんが、こちらも立証する必要がある場合に備えて準備をしておかねばなりません。
その一番の客観的証拠はやはり「マスターカタログ」でしょう。
主催クラブ員からは2015年5月2日に「マスターカタログ」が私のところに送られてきており、確認すると「出陳者一覧表」にはアクトクラブ員の名前があり、カタログのKittenのページにアクトクラブ員の猫が記載され、エージェントもいないことになっています。
まさに、アクトクラブ員自らが参加して猫出ししていたことを示しています。
【25日(土)にアクトクラブ員だけ参加していた理由】
4月25日(土)はアクトクラブ員だけが参加していたのは、この日は私がCFAのショーの手伝いに行っており、参加できなかったからです。
その日の夜に、ショーから帰ってきたアクトクラブ員が「大変な問題が起きている」とのことで、携帯で写メしたショー会場内の画像を見て、私も衝撃を受け震撼しました。
その場で問題するにしても、後で問題にするにしても、証拠がなければ話にならないので、26日(日)は一緒に行って画像と動画で証拠を押さえたというわけです。
【アクトクラブ員の携帯電話には25日撮影の画像】
アクトクラブ員の携帯電話には2015年4月25日の日付と時間が記録された写真が保存されています。
このショーは2 Day Alternative Showであり、25日(土)は午前の部と午後の部に分かれてショーが開催されており、午後の部だけ審査するJudgeは午前の部のショー会場に居てはならないわけですが、そのJudgeが午前の部で会場に入り、しかも午前の部のJudgeのリングに行って話しかけることまでしており、こうした現場を押さえた画像も含まれています。
これらはいずれも、アクトクラブ員が2日間とも参加していたという直接的な証拠とは言えませんが、有力な状況証拠であり、総合的に見ればアクトクラブ員が参加していたことは疑う余地がないでしょう。
東京地裁での「尋問」は冒頭、宣誓したうえで行ったものであり、事実に基づき嘘偽りなく「証言」しなければなりません。
アクトクラブ員が2日間とも参加していたにもかかわらず、「2日間とも参加していなかった」旨を法廷で「証言」したわけですから、そのことを立証する必要性が生じた場合、主催クラブオーナーがどのように立証するのか注目したいと思います。
※「Asia East Region公式サイトの議事録『和訳』で理解できる?」「ベンガルは本当に『確立された猫種』と言えるか?」は休みました。
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