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2021年2月 2日 (火)

ベンガルは本当に「確立された猫種」と言えるか?②

きょうは問題の核心に迫っていきます。

【「Category Ⅰ」の交配規定を見ると…】

Registration Rulesを確認すると、「Category」ごとに交配規定が定められており、「Established Breeds」である「Category Ⅰ」は次のようになっています。

Only within breed group
No unknowns
No outside breeds

BGに関して言えば「ALC(Asian Leopard Cat」との交配は認められないことになります。

SVのブリーダーがどうしているか分かりませんが、サーバルキャットとの交配は認められません。

【BGは元来、外見は「ALC」であったはず…】

私の理解が正しければ、ひとくちで言うとBGは、「外見は山猫(ALC)、性格は家猫」だったはずです。

しかし、世代を重ねていくとどうしても野性味溢れる外見(特にヘッドタイプや顔つき)が失われる傾向が否めず、Standardに則った理想のBGを創出するためにはALCやALCに近い世代(EG=Early Bengal)と交配する必要がありました。

BGが「Established Breeds」である「Category Ⅰ」であるということは、もはやそうしたブリード(繁殖)をしてはいけないということを意味します。

TICAのBGブリーダーもTICAのJudgeも、そしてそれ以外のTICAメンバーも、「BGは今やEstablished Breedsですね」という共通認識が形成されていればいいですが、そうでないならTICA全体の問題でもあると言えるわけです。

【今のBGで交配していって理想のBGができる?】

抽象的な感覚で言ってもBGやSVがABやAS、BS、MC、PS、RD、RBと同じ「Established Breeds」であることに大いなる違和感があり、Judgeにおいても「まだ発展途上である」という認識が総じてあり、BGブリーダーにおいても(〝売り専〟は別にして)Standardに近付けるにはまだまだ改良の努力が必要と感じているなかで、果たして本当にBGが「Established Breeds」であっていいのかという疑問は当然かと思います。

もちろん、第一義的にはTICAのBGブリーダーにおいて「何の問題もありません」「ALCやEGを使わなくてもTICAのStandardにある通りの理想のBGを創出できます」ということであればいいかもしれませんが、果たしてそう言い切れるでしょうか。

私は非常に疑問に感じています。

(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で1日、新たに1792人の感染が確認されました。

東京都で1日、新たに363人の感染が確認されました。これにより東京都の累計感染者数は10万人を超えました。昨年12月18日に5万人を超えたあと、1カ月半で倍増したことになります。

埼玉県で1日、新たに159人の感染が確認されました。

神奈川県で1日、新たに221人の感染が確認されました。

千葉県で1日、新たに192人の感染が確認されました。

大阪府で1日、新たに178人の感染が確認されました。また死者は過去最多の23人でした。

愛知県で1日、新たに79人の感染が確認されました。

福岡県で1日、新たに63人(うち福岡市30人、北九州市3人)の感染が確認されました。

北海道で1日、新たに76人(うち札幌市40人)の感染が確認されました。

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