ポイント解説:栃木県除き「緊急事態宣言」延長
政府は2日、2月7日までとしていた「緊急事態宣言」を栃木県を除く10都府県で3月7日まで延長することを決めました。
TICA Asia East Regionのクラブオーナー/代表、幹部クラブ員、Judgeとして押さえておきたいポイントをまとめてみました。
【状況次第で期限を待たずに解除】
期間に関しては、但し書きで「緊急事態措置を実施する必要がなくなったと認められるときは、新型インフルエンザ等対策特別措置法第32条第5項の規定に基づき、速やかに緊急事態を解除することとする」となっています。
【外出自粛は「日中」も強調する内容に】
外出自粛に関しては「職場への出勤等」を除き、「特定都道府県は、法第45条第1項に基づき、日中も含めた不要不急の外出・移動の自粛について協力 の要請を行うものとする」と記載されました。
キャットショーが「職場への出勤等」に該当する団体においては日中を含めショーへの参加等への外出・移動は許容されることになりますが、少なくともTICA Asia East Regionは該当しません。
【不要不急の都道府県間の移動は極力控える】
新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針変更では、「なお、その際、不要不急の都道府県間の移動や、感染が拡大している地域への不要不急の移動は、極力控えるように促す」となっています。
「その際」が何を指すかと言えば、それより前の全ての文章であり、「特に、20 時以降の不要不急の外出自粛について、住民に徹底する」の部分だけを指すわけではないので、各クラブオーナー/代表にあっては自分勝手に都合よく解釈しないようにしてください。
【ガイドライン遵守の徹底を強調する内容に】
イベントに限ってのことではありませんが、「事業者に対して、業種別ガイドラインの遵守を働きかける」「業種別 ガイドライン等を実践するよう働きかけること。その際には、特に留意すべき事項の確認を促し、遵守している事業者には対策実施を宣言させる等、感染防止のための取組を強く勧奨すること」など、ガイドライン遵守の徹底を求める記載となっています。
TICA Asia East Region Directorは頑なにガイドライン策定を拒み続けてきたので仕方ありませんが、不幸中の幸いにもショーもありませんでしたから、この問題を巡る責任問題は発生していません。
ただ、「宣言」解除後、4月にもショーを再開しようというクラブが出て来れば、「ガイドライン」の問題が再燃する可能性は否定できないでしょう。
※「ベンガルは本当に『確立された猫種』と言えるか?」は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国で2日、新たに2324人の感染が確認されました。死者は過去最多の119人で、都道府県別では東京都(23人)と千葉県(14人)で過去最多となりました。
◆東京都で2日、新たに556人の感染が確認されました。
◆埼玉県で2日、新たに247人の感染が確認されました。
◆神奈川県で2日、新たに187人の感染が確認されました。
◆千葉県で2日、新たに222人の感染が確認されました。
◆大阪府で2日、新たに211人の感染が確認されました。
◆愛知県で2日、新たに101人の感染が確認されました。
◆福岡県で2日、新たに77人(うち福岡市31人、北九州市9人)の感染が確認されました。
◆北海道で2日、新たに105人(うち札幌市65人)の感染が確認されました。
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