TICA Asia Eastで「率先して襟を正すべき」人は?
「政治家は率先して襟を正すべき」ーー。
「緊急事態宣言」中の深夜に銀座のクラブでハシゴ飲食が発覚し、自民党離党を余儀なくされた松本純元国家公安委員長、田野瀬太道文科副大臣、大塚高司衆院議運委理事について、菅義偉首相は2日の衆院議院運委でこう陳謝しました。
松本純元国家公安委員長に関しては、当初「1人で行った」などと嘘をついていたことが発覚し、ワイドショーなどでは「国民に嘘をついていたのと同じだ」などと取り上げられ、自民党総務会長が「国民の前で虚偽の報告をしたことは決して許されるべきことではない」と憤るという〝おまけ〟まで付いていました。
【TICA Asia East Regionで襟を正すべきは?】
私が言いたいのはもちろん政治の話ではなく、猫界においても同じであり、TICA Asia East Regionでも「襟を正すべき」人がしっかりと「襟」を正さなければならないということであり、それはTICA Asia East Region Directorであり、TICA公認クラブオーナー/代表であり、Judgeです。
自民党総務会長が「国民の前で虚偽の報告をしたことは決して許されるべきことではない」と言った言葉をTICA Asia East Regionに置き換えれば「TICAメンバーの前で虚偽の報告をすることは決して許されるべきことではない」であり、「TICA Boardの前で虚偽の報告をすることは決して許されるべきことではない」となるでしょう。
【TICA Asiaを振り返れば許されざる事だらけ】
3月3日には東京地裁で「パワハラ訴訟」の尋問があり、歴代のAsia Region Director2人が法廷において証言することになっていますが、裁かれる中にはDirectorとして「率先して襟を正すべき」だったのに正さなかったかどうか、「TICA Boardの前で虚偽の報告を」したかどうかということも含まれます。
【政治の世界は辞職や更迭などあったが…】
一連の騒動を公明党も含めた与党に広がれば、公明党議員は議員辞職に追い込まれました。(※銀座のクラブ通いだけでなく、自らの資金管理団体がキャバクラ店などに支出してことも明らかになりました)
しかし猫界はどうでしょうか。
どれだけ不当な「出陳拒否」を繰り返して裁判所で「深謝」しようが、ある意味〝お構いなし〟。
〝動物虐待〟紛いのショーを開いてTICAから1000ドルの罰金と1カ月のショー禁止処分を科されようが、反省するどころか非道なことはしていないと開き直る始末です。
歴代Asia Region Director2人が被告となっている「パワハラ訴訟」の判決はまだ先になりますが、Asia Region Directorが〝嘘〟を付いたか、TICA Boardに〝虚偽〟報告をしていたかが明らかになるでしょう。
【そもそもの心構えが問題を生み組織を腐らせる】
自らが「率先して襟を正すべき」地位や役職に就いているとの自覚のもと、常に「率先して襟を正すべき」と自らに言い聞かせていれば、そもそも起こるはずがありません。
裁判の判決にかかわらず、TICA Asia East Region Directorをはじめ、TICA公認クラブオーナー/代表、Judgeはそのことを忘れないようにしていただきたいと思います。(※もちろん自戒も込めてですが…)
なぜなら、それが健全な組織を形成し、常に自浄作用を働かせることにつながるからです。
※「ベンガルは本当に『確立された猫種』と言えるか?」は休みました。
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