TICA Winter Meetingルール改正案②出産回数の制限㊥
きのうの続きになりますが、TICA Registration Rulesにおいて出産回数を制限することを巡っては、TICA Asia East Regionにおいても賛否があるかと思いますし、昨日も触れましたが、〝キツンミル〟ブリーダーなどにおいては猛反発することは間違いないでしょう。
真の「動物愛護」派メンバーがどれだけいるか分かりませんが、もしいるなら、諸手を挙げて賛成するかと思います。
何が言いたいかというと、単純な賛否以上の大きな問題であるということです。
【Region Directorが一存で賛否の票を投じる是非】
TICAのルール的には何の問題もありません。
また、今回のTICA Boradで決まったからと言ってそれで導入ではなく、一般メンバー投票にかけられますから、一般メンバーの「民意」を表明する機会がないわけではありません。
そうだとしても、Region DIrectorがRegionメンバーの意見を幅広く聞くことなく(あるいはほんの一握りの属人的な関係におけるメンバーからだけの意見を聞いて)、賛否の投票をしていいのでしょうか…。
私は大きな疑問を感じています。
【「意識調査」はこういう時こそするものでは?】
TICA Asia時代には全ての日本のクラブ代表/Judgeを対象に「意識調査」なるものが大々的に行われましたが、それはアクトに対し「1年間の活動停止」を強いるためのものでした。
しかし、その目的がどうであれ、前例(あるいは実績)として全ての日本のクラブ代表/Judgeを対象に「意識調査」したわけですから、こうした大きな問題こそ実施したらいいでしょう。
もちろん日本のクラブ代表/Judgeに限って行うことを提唱しているのではありません。
TICA Asia East Region Directorのやる気次第ですが、幅広くRegionメンバーに聞くことも含めて実施してもいいでしょう。
【ネットアンケートでメンバーの賛否を探る手も】
昨年は独自にネットアンケートを実施するクラブもありましたが、今回のような問題こそ向いていると言えるでしょう。
質問もそれほど難しくなく、質問の数も多くなくて済みます。
TICA Asia East Region DirectorがRegionメンバーの声に一切、耳を傾けないというのであれば仕方ありませんが、逆にRegionメンバーの声を聞くことなく独自の判断で票を投じることは、私ならかなりの重荷に感じてしまいます。
Winter Board Meetingまで1週間を切りましたから、TICA Asia East Region Directorは自分の考えだけで1票を投じるのでしょう。
TICA Asia時代を含め、これまでもこうだったわけですが、私はこうした組織運営は真の民主主義とは言えず、相応しくないと思っています。
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