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2021年1月 6日 (水)

キャットショーは「不要不急」か否か?④

「キャットショーの目的は、猫愛好家同士の交流と各猫種の理想となる猫の創出であり、プロのブリーダーが商用目的で集まるわけではありません」--。

TICA Asia East Region最大のキャットクラブオーナーであり、Region Directorを通算3期務めたTICAのJudgeは、東京地裁での裁判において上記のように主張し、その主張は今も続いています。

もちろん、この主張が噓偽りない真実であり事実であるかどうか、異論のあるメンバーもいることでしょう。

私も違和感を持つひとりです。

【「猫愛好家同士の交流」は否定しないが…】

このブログではTICAのショーに限定して論じますが、キャットショーには様々な面や役割があり、「猫愛好家同士の交流」の側面を否定するものではありません。

「各猫種の理想となる猫の創出」という部分は、キャットショーが直接的にそうした役割を担っているわけではなく、「各猫種の理想となる猫の創出」ができているかどうか確認の場、そして何が欠けていて今後、どうすればいいかを考える場--として機能していると言えるでしょう。

しかし、あたかもこれら2つの役割しか担っていないかのような主張には大いなる違和感を抱かずにはいられません。

【「商用目的」が何を意味するか不明】

一方で、Region Directorを通算3期務めたこのTICAのJudgeは、「プロのブリーダーが商用目的で集まるわけではありません」と主張していますが、そもそも「商用目的」なる言葉が何を意味しているのか不明です。

キャットショーが子猫のオークションの場や売り買いの場ではないと言いたいのかもしれませんが、よく分かりません。

「商用目的」を「営利目的」と言い換えれば、「営利」の反対語は「非営利」ですから、Region Directorを通算3期務めたこのTICAのJudgeが言わんとするところは、キャットショーは営利目的の「ビジネス」でも「経済活動」でもないと言うことになるかと思います。

【口からデマカセでないなら開催は控えるべき】

Region Directorを通算3期務めたこのTICAのJudgeの主張が口からデマカセの嘘でないなら、キャットショーは「猫愛好家同士の交流と各猫種の理想となる猫の創出」の場であり、あくまで「趣味の世界」のイベントなわけですから、新型コロナの感染拡大の中で無理をして開催する必要性は全くないということになります。

参加者全員の「安全・安心」が最優先であり、どんな「感染防止対策」を講じても100%防げないことを考えれば、「感染防止対策」を講じれば開催してもいいということにはならないでしょう。

クラブ員もクラブオーナーの都合のいい〝ダブルスタンダード〟に左右されることなく、自分の頭でしっかり考え、判断してほしいと思います。

(続く)

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で5日、新たに過去最多となる4915人の感染が確認されました。神奈川、埼玉、千葉、栃木など10県で過去最多を更新重症者数は過去最多を更新し771人、死者も過去最多となる68人となっています。

東京都で5日、新たに過去2番目に多い1278人の感染が確認されました。1000人を超えるのは2回目で、都の基準による重症者数は「緊急事態宣言」解除後の最多を更新し111人となっています。

埼玉県で5日、新たに過去最多となる369人の感染が確認されました。

神奈川県で5日、新たに過去最多となる622人の感染が確認されました。

千葉県で5日、新たに過去最多となる261人の感染が確認されました。

大阪府で5日、新たに394人の感染が確認されました。

愛知県で5日、新たに過去2番目に多い273人の感染が確認されました。

福岡県で5日、新たに過去3番目に多い187人(うち福岡市71人、北九州市43人)の感染が確認されました。12日連続で100人を超えています。

北海道で5日、新たに79人(うち札幌市42人)の感染が確認されました。

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