「誤った知識は些細なものであっても」…
TICAメンバーであっても獣医師の資格を持つ人以外はあまり気にしないかもしれませんが、日本感染症学会が新型コロナウイルスの「変異株」に関し、「変異種」ではなく、「変異株」と正しく表記してほしいとの要望を発表しました。
【「誤った知識は些細なものであっても」…】
実は私も正式には「変異株」ということは知ってはいたものの、大手メディアに倣い「変異種」と書いてきましたが、これを機に改めようと思います。
なぜ真剣にそう思ったかと言うと、日本感染症学会の発表に次の文章があったからに他なりません。
「誤った知識は、些細なものであってもしばしば誤解を生じ、差別や偏見につながっていくものもあります。ましてや科学的専門用語については、たとえ1文字の違いであっても、大きく意味がことなることがあり、より一層の注意が必要です」ーー。
これは猫の知識に関する〝プロ〟を自称するなら、TICAのJudge、TICA公認クラブのオーナー/代表、TICAメンバーも同じであり、「誤った知識」を持たないよう注意する必要があることを教えてくれています。
【「リテラシーを正しく引き上げるために」…】
日本感染症学会の発表にはこうも書いてありました。
「国民の科学リテラシーを正しく引き上げるためにも、正しく用語を用いていただければと存じます」ーー。
これを猫界に当て嵌めて言い換えれば、TICAのJudge、TICA公認クラブのオーナー/代表は、自らのクラブ員だけではなく、TICAメンバー全員、もっと広がれば愛猫家全体の猫に関する〝リテラシー〟を正しく引き上げる責務を負っているということになるのではないでしょうか。
※「リテラシー」=一番簡単に言えば「読み書き能力」で「与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力」を指します。別の言い方をすれば「物事を正確に理解し、活用できること」であり、やや難しく言うと「適切に理解・解釈・分析し、 改めて記述・表現すること」となります。
【口からデマカセの嘘八百の一掃に向けて】
TICA Asia時代を振り返ってもそうでしたが(現在でもそれは変わらないとも言えますが)、一部の心ないメンバーによる口からでまかせの嘘八百により、メンバーは誤って導かれ組織風土は毀損されてきました。
一部のメンバーはまさに、日本感染症学会が今回の発表で書いているような「些細なもの」や「1文字の違い」にこだわるメンバーに対して「重箱の隅をつつく」とか「枝葉末節に過ぎないことにうるさい」とか言って非難を浴びせ、排除しようとしてきました。
猫に関する〝プロ〟を自称するかどうかは別にして、正しい知識で正しく表記することの大切さを改めて認識する機会にしたいものです。
そうすれば独善的で自分に都合よくTICAのルールを解釈して意に沿わないメンバーを締め出し、村八分にするようなこともなくなるのではないでしょうか。
思考停止に陥り、自分で考えることなく誰かの指示に唯々諾々と従わないようにするためにも、日本感染症学会の発表を一読されることをお勧めします。
↓↓↓日本感染症学会の発表はこちら↓↓↓
https://www.kansensho.or.jp/modules/news/index.php?content_id=221
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◆日本全国で28日、新たに4128人の感染が確認されました。死者は過去最多の112人に上っています。
◆東京都で28日、新たに1064人の感染が確認されました。死者は過去最多の20人でした。
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◆大阪府で28日、新たに397人の感染が確認されました。
◆愛知県で28日、新たに244人の感染が確認されました。
◆福岡県で28日、新たに185人(うち福岡市55人、北九州市49人)の感染が確認されました。
◆北海道で28日、新たに115人(うち札幌市37人)の感染が確認されました。
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