フォローアップ「ルール改正」②「出陳者」の責任一段と重く
TICAの「ルール改正」の一般メンバー投票で、Proposal 10 - Amend Show Rule 210.1(Responsibilities of Exhibitors)において「出陳者」の責任に関するルールが賛成954票/反対174票で可決されたことは極めて重要であり、TICA Asia East Regionメンバーは知っておく必要があります。
【Srtanding Rulesも理解を深めておく必要】
この改正案も2つから成り立っていて、ひとつは210.1の改正です。
210.1 An exhibitor is expected to be familiar with and comply with all TICA Show Rules, Standing Rules, Registration Rules and By-Laws.
従来は「Standing Rules」が含まれていませんでしたが、改正案で明記されることになりました。
これまで「Standing Rules」が入っていないんだから学ぶ必要がないと考えていたメンバーがいるなら、考えを改め理解を深めてほしいと思います。
「出陳者の責任」のところに明記されたわけですから、その重みを理解する必要があります。
【懲戒処分対象がShow Rulesに限定されず】
もうひとつが210.1.1の改正です。
210.1.1 If an any exhibitor violates these Show Rules, he they will be subject to disciplinary action in accordance with the By-Laws, Article Twenty-Two.
いくつか細かな文言の修正がありますが、重要なのは「these Show Rules」となっていた部分を「these Rules」と改めた点です。
これまではあたかも「Show Rules」に違反すると懲戒処分を受ける対象になるかのような記載になっていましたが(※実際にはそういうことはないのですが…)、今後は「these Rules」となり、「Show Rules, Standing Rules, Registration Rules and By-Laws」が対象になります。
【be expected to の意味合いに要注意】
210.1に戻ると、「is expected to」の意味合いを誤解してはなりません。
直訳すれば「期待されている」となり、「出陳者」は「全てのTICA Show Rules, Standing Rules, Registration Rules and By-Laws」に精通(熟知)し、遵守することが「期待されている」と思うかもしれませんが、日本語の「期待されている」より、英語の方が重い意味合いを持ちます。
意味を補うと「(当然すると)期待されている」となり、言外に「求められている」「要求されている」という意味合いも含まれます。
TICAのショーに出陳する限り、「出陳者」としてTICAのShow Rules, Standing Rules, Registration Rules and By-Lawsを読みこなしておかねばならないということになります。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国の重症者数が3日時点で最多更新の497人になりました。
◆日本全国で3日、新たに2513人の感染者が確認されました。
◆東京都で3日、新たに533人の感染が確認されました。木曜日としては過去最多に並ぶ人数で、65歳以上の高齢者が過去最多の89人でした。2日連続で500人以上となっています。
◆埼玉県で3日、新たに過去3番目に多い151人の感染が確認されました。
◆神奈川県で3日、新たに197人の感染が確認されました。
◆千葉県で3日、新たに82人の感染が確認されました。
◆大阪府で3日、新たに386人の感染が確認されました。
これを受け、大阪府は独自の判断基準「大阪モデル」で最も深刻な「赤信号」を初めて点灯し、15日まで不要不急の外出自粛を要請しました。
◆愛知県で3日、新たに195人の感染が確認されました。
◆福岡県で3日、新たに31人(うち福岡市13人、北九州市2人)の感染が確認されました。
◆北海道で3日、新たに206人(うち札幌市135人)の感染が確認されました。
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