TICA Asiaにおけるメンバーやショーの「倫理」とは??
きのうのある新聞の朝刊1面トップに「ソニー、AIの倫理を審査」という見出しの記事が載りました。
見出しだけでは何のことか分からないと思いますので、かいつまんで言うと、ソニーは人工知能(AI)を使う全ての製品について倫理面での安全性を審査し、不適切と判断した製品は基準に合うよう改善したり開発を止めたりする、ということです。
記事では「AIは利便性が高い半面、動作の判断基準が不透明で意図せぬ差別などの問題を引き起こす場合もある」と指摘しています。
【TICA Asiaでは「倫理に反する」ショーと糾弾】
猫界ではTICA Asia時代、アクトが2013年4月29日に開催したショーに対し、当時のAsia Region Directorが「倫理に反する」ショーだとして糾弾したことがありました。
しかし、このAsia Region Directorは何を以て「倫理に反する」と言うのか(あるいは言えるのか)何ひとつ根拠を示さず、アクトやショーコミッティメンバーを非難し続けました。
冒頭で紹介した記事に沿って考えると、当時のこのAsia Region Directorの言動は「判断基準が不透明で意図せぬ差別などの問題を引き起こす場合」に当たると言えるでしょう。
【〝動物虐待〟紛いのショーも「非道」でない?】
2015年4月25~26日の〝動物虐待〟紛いのショー(静岡市)では、TICAのBoardも重大性を認め、主催クラブに対し、前代未聞の厳罰(1000ドルの罰金と1カ月間のショー開催禁止)を科しました。
新しいメンバーは知らないかもしれませんが、そのショーでは20頭以上のベンガルが小さなキャリーに押し込められたまま、キャリーごと控ケージに入れられ、2日間のショーの間、ご飯も与えられていなかったのです。
しかし、TICAのBoardからこれだけの厳罰を科せられたにもかかわらず、今なおクラブオーナーは「(そのキャリーは)猫に苦痛を与えるほどに矮小なものではなかった」とか、「〝動物虐待〟紛いと指摘されるように非道な扱いは一切していない」と言い張り続けていると聞きます。
これこそまさに「倫理に反する」ことだと思いますが、アクトの2013年4月ショーを「倫理に反する」と糾弾したAsia Region Directorが問題視して「倫理に反する」と声を上げることはありませんでした。
【TICA Asia East も「倫理憲章」を設けては?】
米IT大手ではAIに対する倫理面での取り組みが進んでいて、グーグルでは社内に「AI倫理憲章」を設けているとのことです。
冒頭で紹介した記事によれば、「『不公平な偏向をもたらさない』などの指針が定められており、これに触れるソフト開発は進めることができない」そうです。
TICA Asiaではかねて歴代のRegion Directorにおける「不公平な偏向」があり、Regionの組織運営を歪めてきました。
その点から言えば、TICA Asia East Regionにおいても「倫理憲章」をつくり、Region Directorについても倫理的な判断を公平・公正・平等に行っているかどうか評価や審査する仕組みが必要なのかもしれません。
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