新型コロナ「第3波」の山は高く、裾野は広く?
日本全土の新規感染者数の動きを見ると、素人ながらにも「第3波」の兆しが見え始めているような気がします。
【「第3波」は緩やかに時間をかけて増える?】
グラフを見ても分かるように、仮に「第3波」に向かっているとすると、その増え方は「第1波」「第2波」に比べて緩やかであり、時間をかけて増えていることが分かります。
山が高くなることを考え合わせると、兆しが見え始めてから山のピークを迎えるまでの期間も「第1波」「第2波」に比べて長くなるでしょう。
TICA Asia East Regionの日本の各クラブはショー再開を検討するのであれば、こうした推移も慎重に見極める必要があります。
【「第3波」のピークはいつ? 山の高さは?】
「第3波」が「第2波」の山を凌駕するほど大きなものになるのかどうか誰にも分かりませんが、あるいは「第2波」ほどではないにしても小高い丘のように長い期間にわたって増えたり、高止まりしたりすることは想定できるのではないでしょうか。
本当に「第3波」が襲ってきて、その「山」も「第2波」以上に高く険しい形状になるなら、当然、ショーなど再開できる状況にないと言えますが、問題は小高い山の状態が長期にわたり続く場合です。
11月の「感染防止対策」の効果次第ですが、経済を回す方に重点が置かれ、対策が国民任せになっている現状に鑑みると、12月~年明け1月にかけて減少傾向になるというよりは、増加傾向が続くと見る方が自然でしょう。
【ショー再開、中止/延期の判断はより難しく】
主催クラブ/ショーコミッティーにとって、ショーを再開するにしても、再開を決めてもその後、中止/延期にするかどうかの判断はより複雑に、そして難しくなるかと思います。
いずれにしても、いい加減な「感染防止対策」や杜撰な判断で再開を決めて、感染者を出したりクラスターの発生源となったりすることのないようにしなければなりません。
当然ながらTICA Asia East Region Directorがしっかり監視の目を光らせられるかどうかも問われていると言えます。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆英国のジョンソン首相は日本時間1日未明、イングランド全土に一斉外出制限措置を発令すると発表しました。生活必需品を扱う商店以外は営業停止となり、不要不急の外出が認められない事実上のロックダウン(都市封鎖)で、5日から12月2日までを予定しています。
◆東京都で1日、新たに116人の感染が確認されました。13日連続で100人を超えました。
◆埼玉県で1日、新たに33人の感染が確認されました。
◆神奈川県で1日、新たに66人の感染が確認されました。
◆千葉県で1日、新たに24人の感染が確認されました。
◆大阪府で1日、新たに123人の感染が確認されました。6日連続で100人を超えました。
◆愛知県で1日、新たに48人の感染が確認されました。
◆福岡県で1日、新たに5人(うち福岡市人、北九州市人)の感染が確認されました。
◆北海道で1日、新たに69人の感染が確認されました。札幌市は59人で2日連続で最多を更新しました。
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