「アクセル」と「ブレーキ」の両方ないと…
◆12月5日(土)に長野県上田市で計画されていたショーは、リミット一杯になってエントリー締め切った翌日、Judgeの不参加の申し出があり、あえなく「中止」となりました。
【「アクセル」を踏み続けたとしか思えない】
「中止」に至るまでの経緯を振り返るまでもなく、主催クラブ/ショーコミッティーはショーの強行開催に向け「アクセル」を踏み続けたとしか思えませんでした。
健全なクラブ、健全なショーコミッティーであれば、それぞれの組織内において「アクセル」と「ブレーキ」の機能を持たねばなりませんが、このクラブの場合は「ブレーキ」はなく(「ブレーキ」役を果たすクラブ員もおらず)、「アクセル」を目いっぱい踏み続けていたように映ります。
クラブ代表にしてみれば、エントリーがリミットまで集まったことでさらに気を良くして「アクセル」を踏み込んだ直後にタイヤを外されてしまったようなものだったかもしれません。
【団体内の「ブレーキ」の役目を担うのは】
TICA Asia East Regionという団体内において、クラブ内において自浄作用が働かず、自己制御能力を失ってしまい〝暴走〟した場合、「ブレーキ」の役割を担うのはRegion Directorでなければなりません。
しかし、現在のTICA Asia East Region Directorはセクレタリーの職務しか担おうとしませんから、団体内においてリーダーシップは働かず、「ブレーキ」のない危険な状態になっていると言えます。
たまたま今回の件はJudgeの不参加の申し出という想定外の事態が起こり、代わりのとなる他のJudgeも確保できなくなって「ここに極まれり」となってしまったようですが、こういう時こそTICA Asia East Region Directorが強いリーダーシップを発揮して〝暴走〟を食い止めなければなりませんでした。
【一線を超えさせてはならない】
「ブレーキ」とひとくちに言っても、なんでもかんでも「ブレーキ」をかけていたら、クラブの自主性は損なわれ、失われてしまいます。
しかし、ここぞと言うときに「ブレーキ」をかけないと、とんでもない事態を引き起こしかねません。
Region Directorに「ブレーキ」役を務める能力がなければ仕方ないのですが、TICA Asiaの「黒歴史」を振り返っても分かるように、不当な「出陳拒否」も〝動物虐待〟紛いのショーも、いわば一部の特定のクラブの〝暴走〟が引き起こしたものでした。
12月5日(土)に長野県上田市で計画されていたショーの「中止」から、私たちは多くのことを学ばなければならないでしょう。
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