上田ショー、〝本末転倒〟だった「中止」判断理由
よくよく考えてみれば、12月5日(土)に長野県上田市で計画されていたショーの中止(延期)の判断理由は〝本末転倒〟であったと言わざるを得ません。
なぜなら、本来は主催クラブがJudgeを含めた参加者全員の安全・安心を考えて中止(延期)にすべきでしたが、今回はJudgeが不参加を決め、主催クラブは開催しようにも出来ずに中止せざるを得なくなったからです。
【Judgeが不参加を申し出た理由は?】
今ひとつよく分からないのは、Judgeが不参加を申し出た理由です。
「残念なお知らせ」には「各地でコロナの第3波発生の報道があり…」と書いてあり、「第3波」との関連が示唆されますが、Judgeから具体的にどのような理由で不参加を申し出たかは書いてありません。
Judgeが参加者全員の安全・安心を考え、敢えて中止(延期)を促すために不参加を申し出たのであれば高く評価すべきですが、単に自身とその家族らの身の安全や世間体を考えただけかもしれません。
【想定外だったJudgeの不参加申し出?】
主催クラブにしてみればエントリーもリミットを達成し、順調に運んでいただけにJudgeの不参加は想定外だった可能性もあります。
「残念なお知らせ」はその意味で、出陳者にというよりも自らの悔しい思いが詰まっていたとも感じられます。
「上田地区」で顕著に「第3波」が襲って来ない限り、ショーを強行開催したい思いが強かったのではないでしょうか。
【自前のJudgeが十分にいれば…の思い】
他のクラブからJudgeを招く限り、今回のようなリスクが付いて回ることを考えれば、自前のJudgeを十分に抱えていれば…の無念があったことは想像に難くありません。
その意味でもクラブ自前のお抱えJudgeを増やそうとこれまで以上に躍起になることは間違いなく、事実、その道を邁進しています。
====================================
【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本全国の重症者数が22日時点で過去最多の331人になりました。第1波の時は328人(4月30日)、第2波の時は259人(8月23日)でした。
◆日本全国で23日、新たに1521人の感染者が確認されました。
◆静岡県内の医療体制は23日正午時点で新型コロナ患者に対応できる確保病床330床のうち過去最高となる約47%(157床)が埋まっています。
◆東京都で23日、新たに314人の感染が確認されました。6日連続で300人を超え、月曜日としては初の300人台です。
◆埼玉県で23日、新たに90人の感染が確認されました。
◆神奈川県で23日、新たに70人の感染が確認されました。
◆千葉県で23日、新たに59人の感染が確認されました。
◆大阪府で23日、新たに282人の感染が確認されました。
◆愛知県で23日、新たに95人の感染が確認されました。
◆福岡県で23日、新たに9人(うち福岡市6人、北九州市1人)の感染が確認されました。
◆北海道で23日、新たに206人(うち札幌市140人)の感染が確認されました。6日連続で200人を超えました。
« 【TICAルール改正】ポイント解説②Proposal 12~15 | トップページ | Judgeから不参加の申し出がなかったら… »