「嫌がらせ/パワハラ」裁判、9カ月ぶりに審理再開
元アジアディレクター2人に対する「名誉毀損」&「いじめ/嫌がらせ/パワハラ」裁判(私とアクトクラブ員が原告)と、このうちの1人の元アジアディレクターが私を相手取り起こした「名誉毀損」裁判(私が被告)の期日が9日(金)に開かれました。
【9カ月ぶりに弁論期日、東京地裁708号法廷で】
当初は4月15日に開かれるはずでしたが、新型コロナの感染拡大の影響を受けて延期となり、10月9日となったわけですが、前回の期日が1月9日でしたから、なんと9カ月ぶりということになります。
弁論期日の場合、通常はそれぞれの部の小部屋で行われ、これまでもそうだったのですが、今回はソーシャルディスタンスを確保するため、708号法廷で行われました。
裁判官が3人、こちら側の弁護士が2人と、私及びアクトクラブ員、そして相手方は弁護士1人の8人が期日に臨みました。
【次回期日までに双方が「陳述書」を提出へ】
次回期日は12月17日(木)で、それまでに原告側2人と被告側2人それぞれが「陳述書」を提出することになりました。
「陳述書」を受けて、本人尋問と証人尋問が行われる見通しであり、現在のところ、元アジアディレクター2人に対する「名誉毀損」&「いじめ/嫌がらせ/パワハラ」裁判では原告側2人と被告側2人の合計4人の尋問が行われ、私に対する「名誉毀損」裁判では元アジアディレクター1人と私が本人尋問、アクトクラブ員が被告側証人尋問となります。
【尋問は早くても来春の見通し】
ただ、新型コロナの感染がなかなか終息の気配を見せない中、年明け以降の裁判所の新型コロナ対応も未定であり、今の状態が続くようだと使える法廷が限られるため、尋問は早くても3月ぐらいになる見通しです。
2つの裁判を併合したため、同時並行で審理を進めており、2つの裁判の尋問を丸1日かけて通しで行うことになりそうです。
その後、判決になりますから、新型コロナの感染状況にもよりますが、判決言い渡しは夏から秋にかけてになるかと思います。
【この5~6年で世論の動向も大きく変化】
ネット上の言論のあり方についてはこの5~6年で大きく変わり、今ではSNSのコメントに「いいね!」をクリックしたことまで「名誉毀損」に当たるかどうかが争われるようになりました。
一方、「パワハラ」については、職場におけるパワハラ防止法が制定され、大企業は今年6月1日から施行され、中小企業は2022年4月1日から施行されます。
当然のことながら、「趣味の世界」でも「パワハラ」が存在していてもおかしくはなく、今回の裁判はおそらく「趣味の世界」の団体・組織における「パワハラ」が争われる初めてのケースになるかもしれません。
※「12月5日上田ショー『感染防止策』の疑問は休みました。
====================================
【注目ニュース】※随時更新しています。
◆東京都で12日、新たに78人の感染が確認されました。7日ぶりに100人を下回りました。
◆埼玉県で12日、新たに18人の感染が確認されました。
◆神奈川県で12日、新たに29人の感染が確認されました。
◆千葉県で12日、新たに11人の感染が確認されました。
◆大阪府で12日、新たに26人の感染が確認されました。
◆愛知県で12日、新たに18人の感染が確認されました。
◆福岡県で12日、新たに1人(福岡市)の感染が確認されました。
« 「飼養管理基準」、中央環境審議会動物愛護部会(第57回)が開催される | トップページ | 12月5日上田ショー「感染防止策」の疑問⑯ファクトチェックの重要性 »