続・12月5日上田ショーの疑問③本当に「憩いの場」になる?
12月5日に長野県上田市でショーを開くクラブサイトに、クラブ代表の「ごあいさつ」が載っており、その中に以下のようなくだりがあります。
「CAT SHOWは愛猫家同士の友好の場であり、憩いの場でありたいと私は思っています」--。
しかし、新型コロナの感染状況に不安を覚えながら、果たして本当に「友好の場」「憩いの場」にできるのかどうか、疑問に思わずにはいられません。
【「友好の場」「憩いの場」にするための工夫】
私は、キャットショーを「愛猫家同士の友好の場であり、憩いの場」とすることを否定するつもりはありません。
むしろ私も賛同する立場ですが、より正確に言うならキャットショーの機能/役割のひとつとして…であって、恰もそれが主目的であり、それだけであるかのように主張するつもりはありません。
今回のショーは新型コロナの感染という特殊な状況下で開催されることから、もし本当に「CAT SHOWは愛猫家同士の友好の場であり、憩いの場」であり、あるいは「ありたい」と願うのであれば、そうできる状態になってから再開すべきでしょう。
一方、新型コロナの感染状況の中でも敢えて開催するというのであれば、「愛猫家同士の友好の場であり、憩いの場」とする工夫が欠かせないといえます。
【「開催に向け努力したい」への疑問】
主催クラブのHPには「現在の状況のお知らせ」も載っており、そこには「今後世間一般の諸事情で中止になることはあるかも知れませんが、開催に向け努力したいと思います」とも書いてあります。
とにかく「開催」したいとの一心であるかのような書き方ですが、本当に心の底から「CAT SHOWは愛猫家同士の友好の場であり、憩いの場でありたい」と願う気持ちがあるなら、「開催に向け努力したい」ではなく、「友好の場、憩いの場となるよう努力したい」と書くべきではないでしょうか。
本音と建前が違うことが手に取るように分かるというものです。
【「誰にために」「何のために」の大義名分は?】
「CAT SHOWは愛猫家同士の友好の場であり、憩いの場でありたい」ということが平常時におけるショーの「大義名分」であるなら、コロナ下(あるいはコロナ禍)におけるショーの「大義名分」はどこにあるかを主催クラブ/ショーコミッティーは真剣に考える必要があるでしょう。
なぜなら、ひとつ間違えば感染者を出し「クラスター」の発生源になるリスクもあるからです。
特定のペットショップやブリーダーのためだけに危険を冒してまで開催するのは本末転倒、愚の骨頂であり、万が一の事態を招いたらどうなるか、思い描いておく必要があるでしょう。
「愛猫家同士の友好の場」「憩いの場」であるはずのキャットショーで感染し、万が一の事態を免れたとしても長期にわたって後遺症に悩まされることになったらどうするか--。
自分は感染して無症状であったとしても家族に感染させたらどうするのか--。
ブリーダーであったなら感染した後の猫の世話を誰がしてくれるのか--。
難しい言葉で言えば「比較衡量」と言いますが、プラス面とマイナス面をよくよく深く考えて、どうすべきかを真剣に考えるべきでしょう。
TICA Asia East Region DirecorはRegion内のクラブ/ショーコミッティーに対し真剣に考えさせるべきであり、出陳者や一般メンバーにも注意喚起すべきであると言えます。
====================================
【注目ニュース】※随時更新しています。
◆東京都で26日、新たに102人の感染が確認されました。7日連続で100人を超え、検査態勢の影響で感染者数が少なくなる傾向にある月曜日としては8月31日(100人)以来の100人超えとなりました。
◆埼玉県で26日、新たに34人の感染が確認されました。
◆神奈川県で26日、新たに22人の感染が確認されました。
◆千葉県で26日、新たに25人の感染が確認されました。
◆大阪府で26日、新たに43人の感染が確認されました。
◆愛知県で26日、新たに37人の感染が確認されました。
◆福岡県で26日、新たに4人(全員福岡市)の感染が確認されました。
◆北海道で26日、新たに50人の感染が確認されました。
« 続・12月5日上田ショーの疑問②「世間一般の諸事情で中止」とは? | トップページ | 続・12月5日上田ショーの疑問④「グレードの高いショー」? »