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2020年9月14日 (月)

ショー「中止」と感染状況の判断の難しさ

下記の【注目ニュース】でも取り上げていますが、全世界での1日当たりの新規感染者数が過去最多となりました(WHOの13日の集計)。

一方、日本はというと、これも【注目ニュース】で紹介している通り、「第2波」が収束しつつあり、1日当たりの新規感染者数は減少傾向にあります。

【年内のTICAショーは長野県上田市の1つだけ】

TICA Asia East Region公式サイトによれば、12月20日の東京でのショーも「中止」が決まり、日本における年内のショーは12月5日の長野県上田市のショーだけになりました。

12月20日の東京でのショーについては、8月1日の「オンラインミーティング」で「中止」の意向が示されたものの、Region公式サイトでの発表(9月12日)まで1カ月以上の間が空きました。

どうしてこれだけ時間がかかったか詳細は分かりませんが、実際に「中止」にするかどうか感染状況を注視していたとしても不思議ではありませんし、むしろ当然かもしれません。

ショー「中止」と感染状況の判断の難しさが浮き彫りになったようにも映ります。

【福岡の感染状況はかなり落ち着いた?】

福岡では10月3~4日、11月28~29日の2つのショーが「中止」になっています。(※10月ショーはRegion公式サイトとクラブサイトで告知あり、11月ショーについてはRegion公式サイトのみの告知)

しかし、足元の感染状況を見るとショーを中止にしなくても大丈夫そうな雰囲気もあります。

なにしろ政府においても10月1日から「Go To キャンペーン」の対象として東京都も含めることを検討しているわけで、そうなれば胸を張って開催できた可能性もあります。(※もちろん感染状況は1日当たりの新規感染者数だけで測れるものではありません)

いつどのような状況において「中止/延期」の判断を下すのか、極めて難しいということを端的に示すケースと言えるかもしれません。

Region公式サイトでは11月ショーも「中止」となっていますが、クラブサイトでの告知はありませんから「中止」撤回という選択肢もあり得るということでしょうか。

【長野県上田市の感染状況も落ち着き見せる】

全国の傾向と同様に、長野県と同県上田市の感染状況も落ち着きを見せ始めたようです。

長野県は12日、上田市を含む上田圏域の「感染警戒レベル」を最も高い「レベル4」から「レベル3」に引き下げることを発表しています。

このまま「収束」に向かえば、ショー再開も可能になりそうですが、逆に12月上旬に「第3波」が来るようだと逆に厳しくなり、難しい判断を迫られることになるかもしれません。

12月20日の東京でのショーも「中止」にはなりましたが、一度「中止」にしたからと言って撤回してはならないというルールはありませんし、そうした事例も既にあるわけですから、もしかすると開催の可能性が全くないとは言い切れないといえます。

【Region Directorの存在意義が問われる】

こうして考えてくると、TICA Asia East Region Directorの意向や方針、方向性のメッセージとは一体、何なのかという疑問が出てきます。

8月1日の「オンラインミーティング」に参加していた日本のクラブ代表/Judgeもそのことをよくよく考えて頂きたいところです。

結局のところ、TICA Asia East Region Director自身が詳細な状況と分析力がなく、TICAのBoard Member/Region Directorとしての責任意識もなく、ショー中止/延期、再開の判断基準を示さず(あるいは示せず)、無為無策の成り行き任せにしているところに、全ての問題があるのではないでしょうか。

ショーを再開するにしても「中止」を撤回するにしても、このままではTICA Asia East Regionとしての万全の「感染防止対策」などないままに、なし崩し的に杜撰でいい加減な「対策」が取られ、TICAのショーにおいて「クラスター」が発生するリスクは拭いきれません。

TICA Asia East Region Directorからはショー再開に際して「参加者全員の安心・安全が第一」という強力なメッセージが今なお、明確な形で発信されていないのです。

このような状況ではRegion Directorがいてもいなくてもかわらず、Region運営の一番重要なところが機能不全のまま最悪の事態を招きかねないと心配です。

※「第7回動物の適正な飼養管理方法等に関する検討会」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

世界保健機関(WHO)の13日の集計によると、1日(24時間)当たりの新規感染者数が全世界合計で過去最多となる30万7930人を記録したとのことです。最も多いのはインド(約9万4000人)で、以下、米国(約4万6000人)、ブラジル(約4万4000人)、スペイン(約1万2000人)と続きます。

東京都で13日、新たに146人の感染が確認されました。

神奈川県で13日、新たに53人の感染が確認されました。

大阪府で13日、新たに77人の感染が確認されました。

愛知県で13日、新たに33人の感染が確認されました。

福岡県で13日、新たに9人の感染が確認されました。2カ月ぶりに10人を下回りました。

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