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2020年9月20日 (日)

第7回「動物の適正な飼養管理方法等に関する検討会」について(10)

「改正動物愛護法」の環境省の「飼養管理基準案」において、温度管理は現状、それほど厳しいものではありません。

•「動物の健康に支障が出るおそれがある状態(寒冷時や高温時に動物に発現する状態)の禁止、温度・湿度計の設置を義務付け」としており、その根拠として「温度・湿度は、季節や地域による差が大きいこと、寒冷地に適した品種等がいることを考慮し、一律に数値を定めるのではなく、禁止される動物の状態そのものを規定し、個体ごとの適正な管理を義務付ける」としています。

ただ、地球温暖化の影響により日本においても夏場の温度・湿度が異常に高い状態があることを考えると「飼養管理基準」としてそれなりの具体的数値が必要になるかもしれません。
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【各団体は具体的数値の必要性を求める】

TICA Asia East Regionの8月1日の「オンラインミーティング」では全く話題に上りませんでしたが、例えば公益財団法人動物環境・福祉協会Evaでは「要望」の中で「温度・湿度は一律に数値を定めないとありますが、中にはエアコンもない施設もあり夏は熱中症、冬は凍死する動物もいます。曖昧な表現ではなく最低温度と最高温度は定めていただきたいです」と求めています。

議連案は「(猫)寝床の温度18~29℃ 湿度30~70%」、共生連絡会は「(猫)温度20~28℃ 湿度50~60%」としており、環境省が示した「適正な飼養管理の基準の具体化について-飼養管理基準として定める事項(案)」では、「基準の解説書(仮称)」の中で「望ましい温度管理の方法」が例として挙げられています。

【自然光/日照サイクルの確保の義務付け】

温度・湿度とともに、自然光や照明による日照サイクルの確保を義務付けています。

この背景にある根拠は、「自然光や照明がない場所での飼養を禁止し、夜間における照明の制限等を規定する。また、これにより猫の繁殖の人為的なコントロールを防ぐ」というものですが、私はこれに加えて外気との通風性/通気性の確保も大切だと考えています。(※臭気の問題とは別です)

【通風性/通気性も重要な環境管理のひとつ】

人間が室内にいて、「外の風を吸いたい」と思うように、猫も自然の風を体で感じ、外の気配を含めて外気に触れたいだろうと思うからです。

各団体も「自然採光」という考え方はしているようですが、外気や風に関してはあまり指摘がないように感じます。

「~することが望ましい」という表現でも入れられないかと思っているところです。

TICA Asia East Region Directorが本気でこの問題に取り組むつもりがあって8月1日の「オンラインミーティング」で呼びかけたのであれば、単に自分たちにとって不都合や不満があるからというだけでなく、さらによりよいものにしていくためにどうできるかについても意見/要望を送るべきであり、そうしてこそ「TICA Asia East Regionとして」の意見/要望に相応しいものになるでしょう。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

東京都で19日、新たに218人の感染が確認されました。2日連続で200人を超えました。

神奈川県で19日、新たに69人の感染が確認されました。

大阪府で19日、新たに81人の感染が確認されました。これにより大阪府の累計感染者数は1万人を超えました。

愛知県で19日、新たに31人の感染が確認されました。

福岡県で19日、新たに9人の感染が確認されました。3日連続で10人以下です。

◆世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏は18日、「1週間当たりの死者数5万人は容認できない数字だ」と述べました。世界の累計死者数は100万人に近づいています。

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