「出陳拒否」裁判、元アジアRD側が和解拒否
2014年10月のアジアリジョンショーでの「出陳拒否」を巡る控訴審が10日、東京高等裁判所(第424号法廷)で開かれ、裁判長(第21民事部)が「和解」を勧告しましたが、TICA Asia Region Directorを通算3期務めた元アジアディレクターらが「和解」を拒否しました。
これにより東京高裁での弁論は終結し、11月19日(木)に判決が言い渡されることが決まりました。
TICA Asia Region Directorを通算3期務めた元アジアディレクターがオーナーのクラブでは2014年2月、4月、6月と立て続けに3回のショーで「出陳拒否」を繰り返しました。
【〝謝罪〟はしないと一転して対決姿勢を鮮明に】
これに対し、クラブオーナーと当時のクラブ代表、エントリークラークは「出陳拒否」したことを「深謝する」とし、クラブオーナーと当時のクラブ代表が「解決金」を支払うことで東京高裁で「和解」が成立しましたが、アジアリジョンショーの「出陳拒否」に関しては一転して対決姿勢を鮮明にしました。
2014年2月、4月、6月のクラブによるショーの「出陳拒否」は〝謝罪〟したものの、アジアリジョンショーに限っては〝謝罪〟はしないということのようです。
【今後、再び「出陳拒否」してくる可能性も】
このクラブでは裁判を起こされたこともあり、2014年10月のアジアリジョンショーを最後に「出陳拒否」をしないようになりましたが、今回開き直って「和解」拒否に転じたことで、「出陳拒否」悪いことではないと考え、今後再び「出陳拒否」をしてくる可能性も出てきました。(※このクラブではコロナ下にもかかわらず12月5日に長野県上田市、来年1月に横浜市でショーを開催する予定です)
ちなみにこの裁判で私は原告でも控訴人でもありません。また、エントリークラークは2014年2月、4月、6月のクラブによるショーとは異なる人物であり、すでに別のクラブに移っています。
このほかの「出陳拒否」裁判では、既に閉会してしまった第3のクラブによる2014年6月のショーについても東京地裁で「和解」が成立し、エントリークラークが「出陳拒否」は不相当だったことを認め、解決金の支払いに応じました。
一方、前ディレクター(元セクレタリー)が主宰するクラブにおける2014年4月と11月のショーの「出陳拒否」に関しては最高裁において原告側の請求が棄却されています。
※「第7回動物の適正な飼養管理方法等に関する検討会」は休みました。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
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◆神奈川県で10日、新たに112人の感染が確認されました。2日連続で100人を超えました。
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