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2020年9月15日 (火)

第7回「動物の適正な飼養管理方法等に関する検討会」について(5)

「動物の適正な飼養管理方法等に関する検討会」の動きに対し、動物愛護団体などはどのように受け止め、新たに対応しようとしているでしょうか。

8月1日の「オンラインミーティング」に参加していた日本のTICAクラブ代表やJudge、そして改正動物愛護法への関与を呼びかけたTICA Asia East Region Directorにおいてはフォローしていると思いますが、一般メンバーのみなさんにも関心を持って頂くためにいくつかご紹介したいと思います。

【Evaでは「要望書」や「嘆願書」】

公益財団法人動物環境・福祉協会Evaは、第6回検討会を前に「要望書」を提出したほか、「嘆願書」を作成し、署名集めをしています。

EvaのHPでは、「秋には中央環境審議会動物愛護部会にて審議、その後パブリックコメントが実施されます。パブコメまで諦めず、環境省に訴えていきたいと思いますので、どうかみなさま、お力添えいただけないでしょうか」と呼びかけているところです。

TICA Asia East Region Directorも8月1日の「オンラインミーティング」で、TICA Asia East Regionとしての何らかの関与を呼びかけていましたから、ただの気まぐれや思い付きでないなら、秋の中央環境審議会動物愛護部会にて審議、その後のパブコメに向け、準備していく必要があります。

このブログでは既にご紹介しましたが、Eva代表の杉本彩さんが解説するYouTubeの動画のリンクを貼っておきます。それぞれ10分前後ですのでご覧いただければと思います。

※Evaによる「2020年8月数値規制の要望」はこちら
http://www.eva.or.jp/suchi_youbou

※YouTubeでの杉本彩さんの解説動画
■The数値規制 #2 数値規制って何?
https://m.youtube.com/watch?v=EQ2nmHmg8_U

■The数値規制 #3 従業員の員数について
https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=6CN4N0cs-8I

■The数値規制 #4 飼養スペースについて
https://m.youtube.com/watch?v=rKHuVOBGoT4

■The数値規制 #5 Evaの要望について
https://m.youtube.com/watch?v=L1pm1DtlQok

■The数値規制 #6 ペット業界の反論
https://m.youtube.com/watch?v=N54rew8tDs4

【改正動物愛護法と〝命の商品化〟の問題】

REANIMALというサイトでは今回の「改正動物愛護法」についての課題や問題点などを論じる「“命の商品化”を考える」という連載が掲載されています。

■“命の商品化”を考える
https://reanimal.jp/article/2020/04/28/202.html

4月にスタートし、8月24日まで12回分がアップされています。

【朝日新聞記者が指摘する「環境省案に残る二つの問題」】

朝日新聞購読者であれば良くご存知かと思いますが、太田匡彦専門記者によるコラムも勉強になるかと思います。

■犬猫の繁殖・販売業者への「数値規制」 環境省案に残る二つの問題
https://news.yahoo.co.jp/byline/ohtamasahiko/20200814-00193056/

【TICAメンバーとして意見/要望するのなら】

猫愛好家として、ブリーダーとして、子猫の卸売業者として、あるいは最近、TICAでも増えているペット業者として、今回の「改正動物愛護法」に関して何をどう主張しようが、誰にどのような意見/要望を送ろうが自由です。

しかし、TICAのメンバーとして、TICAのブリーダーとして、あるいはTICAのRegion Directorとして主張し、意見/要望を送るのであれば、自ずと制約がかかります。

しかし、8月1日の「オンラインミーティング」を聞いていて感じたのは、単なる猫愛好家、ブリーダー、子猫卸売業者、ペット業者の域を出ていない発言が目立ったということです。

TICAの理念と使命を理解し、それに恥じない主張をしなければならないはずなのに、そもそもの「改正動物愛護法」をろくに勉強もせず、動物愛護団体の苦労を思い描くこともなく、単純に自分たちの不都合や不満だけから意見/要望を送ろうとしているように私には映りました。

右の意見があるならその意見にもよく耳を傾け、それと正反対の左の意見があればそれもよく理解しようと努めることを通じて、本当に必要で、かつ実効性のある法律とはどうあるべきかを真剣に考えなければならないはずです。

しかし、残念なことに8月1日の「オンラインミーティング」ではそうした理念的な背景を読み取ることはできませんでした。

TICA Asia East Region Directorは自らテーマに掲げ、日本のクラブ代表/Judgeに呼びかけたわけですから、自らの発言に責任を持つつもりがあるのであれば、今後、どういう方向でどういうふうにしていきたいのか、明確なメッセージを出すべきでしょう。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

東京都で14日、新たに80人の感染が確認されました。1週間ぶりに100人を下回りました。

神奈川県で14日、新たに16人の感染が確認されました。

大阪府で14日、新たに32人の感染が確認されました。50人を下回るのは7日ぶりです。

愛知県で14日、新たに23人の感染が確認されました。

福岡県で14日、新たに7人の感染が確認されました。2日連続で10人以下です。

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