「100年に1度」の災害に対する備え
大型で非常に強い台風10号が北上を続け、九州に近づきつつあります。
今朝の気象庁の会見によると、鹿児島県に「台風を要因とする特別警報」を発表する可能性は低くなったとしたものの、記録的な暴風や豪雨、高波・高潮になる危険性があり、警戒を呼びかけています。
【「100年に1度」の大型台風が珍しくなくなる?】
今回は九州北部に最接近する状況ですが、今後、「100年に1度」と言われるような被害をもたらす超大型台風が日本本土に上陸しないとは言い切れません。
そうした事態に対してTICAメンバー、TICAブリーダーはどのような備えをすべきであり、TICA Asia East Region Directorはどのようなメッセージを発信し、Region Officeは何をすべきでしょうか。
【Directorは無関心であってはならない】
TICA Asia East Region公式サイトを見ても分かりますが、まるで何事もないかのようであり、台風10号に対するRegion Directorからのメッセージは皆無です。
九州北部をかすめるように通過すると思っているからか、そもそも「趣味の世界」であるTICA Asia East Regionとは全く無関係であると思っているのか分かりませんが、Region公式サイトを見る限り無関心であるように映ります。
しかし、もしこの台風が関東直撃するとなったらどうでしょうか。
それでも Region Directorは無関心を装っていられるでしょうか。
【備えのためのルール化の重要性と必要性】
1日のブログで紹介しましたが、そんなことではダメだと思っています。
米TICA本部においても、TICA Asia East Regionをはじめとする各Regionにおいても、組織としての対応のあり方をあらかじめルールとして決めておき、それに沿って日ごろから備えておく必要があります。
今回、TICA Annual Board Meetingに提出した私のルール改正案は、そうした視点のもとで常日ごろからの備えを促したものですが、全て否決されました。(※正確には「Take No Action(何の措置も取らない)」という動議が出され、その動議が可決されました)
Asia East Region Directorが賛成票を投じたか、反対票を投じたか分かりませんが、Region公式サイトでの台風10号に対する無関心ぶりを見る限り、備えの重要性もメッセージを発信する必要性もないと思っているようです。
自分が深刻な被害に遭わないと、メンバーの痛みが分からないというようでは、TICAのDirector失格と言われても仕方ないでしょう。
なんと言ってもTICAメンバー、TICAブリーダーにとっては、自分だけの問題ではなく、猫たちの問題もあるわけですから…
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