TICA Asia East Regionのタイムリーな情報発信を考える
私やアクトクラブ員のもとに「Isolated」エリアの「タイトル」申請のメールが届いたのは8月9日でした。
この問題についてAsia East Region DirectorがRegion公式サイトで「お知らせ」として「TICA・オフィスからのタイトルに関するメールの件」を掲載したのは8月17日--。
1週間強の「沈黙」があったわけです。
◆TICA会長、世界のRDはメッセージを発信
この間、TICA会長をはじめ何の動きもなかったかというと、そんなことはありません。
私の知る限りですが、8月10日にはあるRegion DirectorがFBにメッセージを投稿、その翌日にはTICA会長もFBにメッセージを投稿、さらにその翌日にもTICA会長がFBにメッセージを投稿しています。
TICA Asia East Regionのメンバーの中には、メンバーの「知る権利」を尊重せず、「知りたい人だけ米TICA本部サイトに行って情報を入手すればいい」的な考えを持つ人もいるようですが、Asia East Region Directorも同じように見えます。
しかし、本当にそうでしょうか?
◆「知らない人」は置いてけぼりで構わない?
「知りたい人だけ米TICA本部サイトに行って情報を入手すればいい」という発想は、メンバー間における〝情報格差〟を生み出します。
今回の件に関して言えば、アクトのブログを読んでいる人は慌てることなく、冷静に事態の推移を見守ることができたと思いますが、そうでない人は米TICA本部からの「タイトル」申請のメールを受け取って戸惑ったであろうことは容易に想像できます。
「知りたい人だけ米TICA本部サイトに行って情報を入手すればいい」という発想は、一般メンバーが一般メンバーとしてそう考えるということであれば仕方ありませんが、Asia East Region Directorという立場に鑑みれば許されざる考えです。
なぜなら、メンバー間の〝情報格差〟をなくす、あるいは最小限にとどめることが責務のひとつであり、その責務の放棄につながるからです。
◆全RegionメンバーがFBを利用しているとは限らない
今、TICAではFBを利用するケースが多くなっていますが、Asia East Regionメンバー全員がFBを利用し、全メンバーがFBを通じてTICA情報を入手しているわけではないでしょう。
欧米、韓国に比べて日本はITリテラシーが相対的に低いことは否めません。
そうであるなら、Asia East Region Directorはそうした実情も踏まえて情報発信しなければならないはずですが、そうした配慮が全く見られません。
今回、Asia East Region DirectorがTICA会長や他のRDがFBでメッセージを発信しているからそれで構わないと思って昨日まで〝スルー〟し続けたのなら、それは間違っています。
◆物事の本質を見極める能力の重要性
TICAのBoard Memberとして、Region Directorとして、物事の本質を見極める能力が極めて重要です。
それはTICA会長が立て続けにメッセージを発信したことからも見て取れます。
対してAsia East Region Directorは1週間も「沈黙」を貫き、Board決議が出てそれがFBに投稿されて、さらにその投稿の翌日になってようやくRegionサイトで掲載するなど後手後手に回りました。
こうした経緯を辿ってみると、Asia East Region Directorは明らかに今回の問題の本質と重要性を早い段階で見極めきれなかったと言わざるを得ません。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆日本国内で17日に報告された新型コロナ感染後に死亡が確認された人が1日15人に達し、5月25日の「緊急事態宣言」全面解除後では最多となりました。
◆東京都で17日、新たに161人の感染が確認されました。
◆神奈川県で17日、新たに51人の感染が確認されました。
◆大阪府で17日、新たに71人の感染が確認されました。
◆愛知県で17日、新たに43人の感染が確認されました。
◆福岡県で17日、新たに50人の感染が確認されました。1日当たりの感染者が100人を下回るのは3日連続です。
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