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2020年8月 6日 (木)

【改正動物愛護法】どうしても「意見」「要望」を送るというなら…

「改正動物愛護法」、あるいは来年6月1日施行の環境省令の「飼養管理基準」に何か不都合や問題があるというのであれば、以下の点に着目すべきでしょう。

◆改正動物愛護法第二十一条第4項
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都道府県又は指定都市は、動物の健康及び安全を保持するとともに、生活環境の保全上の支障が 生ずることを防止するため、その自然的、社会的条件から判断して必要があると認めるときは、 条例で、第一項の基準に代えて第一種動物取扱業者が遵守すべき基準を定めることができる。
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1日の「オンラインミーティング」では環境省や超党派議連に対して意見を送ることばかりが話題になっていましたが、昨日までに述べたように「時既に遅し」です。

もし、本当に不都合や問題があり、TICA Asia East Region DirectorがRegion公式サイトで書いていたように「これらを考慮していただけないと、廃業を迫られる優良ブリーダーが出てしまう恐れがある」(※すでにRegion公式サイトから削除されています)のであれば、「都道府県又は指定都市」やそれぞれの議会に対して「第一項の基準に代えて第一種動物取扱業者が遵守すべき基準」を定めてほしいと働きかけるべきであり、それであれば今からでも間に合うかもしれません。

もちろん、陳情活動やロビー活動する必要はありますが、環境省や超党派議連といった国会議員を相手にするよりはTICAのブリーダーにとっても取り組みやすいはずです。

◆改正動物愛護法第二十一条第2項第一号
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一 飼養施設の管理、飼養施設に備える設備の構造及び規模並びに当該設備の管理に関する事項
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TICA Asia East Region DirectorがRegion公式サイトで書いていたように、「家庭で繁殖をしているブリーダーがケージを買い換える必要がある場合、短期間に簡単に買い換えることは困難である」(※これらもすでにRegion公式サイトから削除されています)というのであれば、下記に着目すべきでしょう。

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※個体に着目した基準とするため、体長と体高の比率を用いて規定するとともに、品種ごとの目安となるケージの大きさを解説書で示す。
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おそらく「解説書」づくりも同時並行で行われており、具体的に「解説書」にどのようなことを盛り込むべきかを「意見」「要望」することは可能と思われます。

当然、その際は想定される「解説書」を先取りした上で、「解説書」にそのまま記載しやすい項目立て、文言で「意見」「要望」する必要があります。

TICAのブリーダーにとってそれぞれが持つ専門知識を「解説書」に生かすことは可能であり、実現性も高いでしょう。

◆改正動物愛護法第二十一条第2項第二号
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二 動物の飼養又は保管に従事する従業者の員数に関する事項
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TICA Asia East Region DirectorがRegion公式サイトで書いていたように、「家庭飼育のブリーダーの多くが終身飼養を重んじる」「25頭の中にそれらをカウントされるとすぐ里親を探せる猫ばかりを抱えているわけではないので、時間の猶予をいただきたい」(※これらもすでにRegion公式サイトから削除されています)ということであれば、これまでも触れましたが下記に着目すべきです。

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※課題のある事業者の上限値強化と優良な事業者の上限値緩和を検討
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「時間の猶予をいただきたい」とするのではなく、TICAのブリーダーが「優良な事業者」と認められ、「上限値緩和を検討」してもらえるようにするとともに、正当な裏付け根拠を示しながら、あるべき「上限値」を提案することの方が現実的です。

「検討」としているわけですから、まだ「検討」段階にあるわけで、〝猶予〟なんかよりずっと「意見」や「要望」は通りやすいといえるでしょう。

◆Region Directorとしてすべきこと

1日の「オンラインミーティング」に関し、Region Directorが従来のセクレタリーと同じような役割しか果たしていなかったことはすでに指摘しました。

単に進行役を担って意見を聞いていただけであり、議論すべき視点を示しもしなければ、方向性も打ち出さず、あるべき方向に議論を導くこともしなかったわけです。

これでは同じところをグルグル回るだけで、実り多き議論もできなければ、有効かつ実効性のある結果も出ません。

少なくともAsia East Region Directorがしっかり勉強して調べていれば、1日のようなことはなかったはずです。

何をテーマに掲げるのもいいですが、自分で調べて勉強してよく理解した上で提案し、議論を導く役割を担っていただきたいと思います。

それが本来のRegion Directorの役割であり、それができないのであれば、いくら「オンラインミーティング」を開催してもただの「井戸端会議」で終わり、「会議は踊る、されど進まず」になってしまいます。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本国内で5日、新たに計1358人の感染が確認されました。1日当たりの感染者は2日連続で1000人を超えています。

東京都で5日、新たに263人の感染が確認されました。1日当たりの感染者は9日連続で200人を超えました。

東京都の入院患者は5日時点で1475人まで増え、比較できる記録が残る5月中旬以降で最多となりました。これまで最も多かったのは5月12日の1413人でした。

神奈川県で5日、新たに81人の感染が確認されました。

大阪府で5日、新たに196人の感染が確認されました。1日としては過去3番目に多く、2日連続で190人を超えました。

愛知県で5日、新たに147人の感染が確認されました。感染確認が100人を超えるのは9日連続です。

福岡県で5日、新たに123人の感染が確認されました。

沖縄県で5日、新たに77人の感染が確認されました。

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